女子中学生のサッカーチーム創設支援を通し、女子スポーツの未来を変える|「HER TEAM」プロジェクト 2021

昨年度の反響を踏まえ、2021年版プロジェクトが幕を開ける

アディダス ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ステイン・ヴァンデヴォースト)は、今年も国際女性デーでありJFA女子サッカーデーにも位置付けられている2021年3月8日(日)に、公益財団法人日本サッカー協会(所在地:東京都文京区本郷、会長:田嶋 幸三、以下 JFA)とともに、より多くの女性がサッカーを続けていける環境をサポートすることを発表いたします。

アディダスは「スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力がある」という理念のもと、女性を含む全ての人々が安心してスポーツに取り組むことができるよう様々な活動を行っております。その一環として、日本では昨年度より女子中高生のスポーツ継続率の向上を目指した活動を行っています。一方でJFAも、なでしこvisionに掲げる「サッカーを女性の身近なスポーツに」「女性が輝く社会の実現」を目指した様々な活動を行っており、昨年度に両者が女子サッカーの普及・発展に対する互いの強い想いに共感し合い、また同時に課題についての共通認識を持ったことにより、本プロジェクトの立ち上げが実現しました。

2020年度のHER TEAMプロジェクトでは、全国29都道府県・計67チームからご応募を頂き、これまで女子中学生年代に特化したチームの無かった都道府県に属する3チームを含む、総計10チームに対して創設のためのサポートを行いました。各チームから応募の際に頂戴したコメントや応募動機を読むと、「常にチーム創設の検討はしていたが本プロジェクトで背中を押された」「チーム立ち上げの際にかかるコストは大きく、選手とその家族に負担の大きいユニフォームを提供してもらえることはメリットが大きかった」「指導をしたいと思っている人は一定数いる。だけど、そもそも選手がどこまで集まるのかがわからないが、サポート内容が具体的で有効だと思った」などのポジティブな反応を頂きました。それらの反応を踏まえ、来年度に立ち上げを考えているチームを対象に、今秋に新たに募集を再開することを決定し、今年も国際女性デー・JFA女子サッカーデーを控えるこのタイミングで、本プロジェクトの継続の発表をさせて頂く次第です。

昨年当選10チーム(順不同、敬称略)
1. トルベリーノ (和歌山県)
2. SET STAR WAKAYAMA Ladies (和歌山県)
3. Hata meisje (高知県)
4. FC徳島Bonita  (徳島県)
5. 四日市Synapse GLs FC (三重県)
6. ボラミーゴ新潟 (新潟県)
7. FC Re:star Maria (岐阜県)
8. FC Kuruli girls (長崎県)
9. さいたま市立常盤中学校(埼玉県)
10. キャメリア L&Gアカデミー (山梨県)

しかしながら、JFAが2019年度に集計した競技者登録データでは、13歳(中学1年生)を迎えると約1,000人もの選手(22%)がサッカーから離れているという現状は昨年度より改善はしておりません。女子中学生年代に特化したチームは全国に187チームとなり、7,000以上を数える男子主体のチームに比すると約3%に留まったままです。

女子中学生に特化したチームが無いという理由から、中学生男子主体のチームや一般女子のチームにてプレーをしている選手が過半数いるというのが現状です。一方、この年代は、男子との身体的能力に開きが出てくる年代でもあり、プレーする環境に対してより多くの選択肢を持てることは大きなサポートとなるに違いありません。そして、この問題の解決には忍耐と継続性が不可欠であることは明白です。
 


本プロジェクトでは、中学生年代(U-15年代)の女子チームであり、かつ条件期間内に新規で創設を考えているチームを対象に選定をし、立ち上げに有益であろう各種サポートを提供して参ります。

応募は今秋に改めてご案内をする予定です。2021年も引き続き本プロジェクトを通してより多くの女子中学生がサッカーを継続できるエリアを増やし、女性スポーツの発展に努めます。

2年目にあたる今回のプロジェクト始動に際し、JFA今井純子女子委員長は「女子サッカーの発展は、JFAにとっても重点の一つです。女子初のプロリーグであるWEリーグをスタートさせる今年、女子サッカーの価値を高め、大きく発展させる契機としたいと考えています。今回のプロジェクトは、私達の最大の課題であるU-15年代の普及に直接的に向き合ったものであり、多くの応募があった1年目の実績から、ポテンシャルはとても高いと感じています。さらに連携を深めてこの成果をさらに大きなものとし、女子サッカーの発展につなげていきたいと思います。」と継続活動に対しても大きな期待を寄せています。
また、アディダス ジャパン副社長のトーマス・サイラーは「すべての人が様々な困難や障壁を乗り越えて同じスタートラインに立ち、スポーツに打ち込む環境を整えるサポートをすることはアディダスのブランド理念に沿った活動となります。本プロジェクト1年目の反響は予想以上であり、このプロジェクトによるサポートがチームや指導者の皆様にとって有益であると手ごたえを感じております。今年も日本サッカー協会との協力の下で2年目も継続することとなり、全国からのご応募を楽しみにしております。秋の発表を楽しみにお待ちください。」とコメントしています。



【募集概要】
■創設サポート内容…   詳細は応募開始時に改めて告知をさせて頂きます。下記の条件に関して、変更の可能性もございます。
■サポート期間…   チーム創設初年度
■募集エリア…    全国 (日本国内で活動するチームに限ります)
■募集数…      未定
■募集期間…     2021年秋頃
■募集対象…以下すべてに当てはまることが条件となります。今年の秋頃にアディダスホームページ(https://shop.adidas.jp/createthechange/girlsfootball/)にてご案内をする予定です。
(現在は募集を停止しております)

・中学生年代(U-15年代)の女子がプレー可能で、2021年度に新規創設されるチーム
※既に「女子」以外の種別でJFA登録をされているチームが、新たに「女子」の種別でJFA登録をされる場合も対象とします。
・2021年度(2021年4月から2022年3月の期間)で、チームが創設され、「女子」の種別でJFA登録を完了すること。               
・継続的なチーム運営を前提とします。

■その他…
・中学生年代(U-15年代)の女子に特化したチームを優先してサポート致しますが、幅広い年代が入会可能な女子チームの創設も対象となります。(中学生/U-15年代もプレーが出来ることが必須となります)
・「チーム」には、部活動も含みます。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

アディダス ジャパン株式会社

270フォロワー

RSS
URL
http://www.adidas.com/jp/homepage.asp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区六本木1丁目9番10号 アークヒルズ 仙石山森タワー
電話番号
03-6872-3000
代表者名
ステイン・ヴァンデヴォースト
上場
未上場
資本金
-
設立
-