アスエネ、北海道マラソン2026のCO2排出量を事前算定
日本唯一の夏の大規模フルマラソン。暑熱対策とCO2排出量削減を両立し、持続可能な大会運営を支援
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、2026年8月30日(日)に札幌市で開催される「北海道マラソン2026」の大会運営に伴うCO2排出量を事前算定しました。北海道マラソンとして、Scope1-3を対象にCO2排出量を算定するのは初めてです。
事前算定は、大会開催前にCO2排出量とその発生源を把握し、具体的な削減アクションを検討するための第一歩です。事前算定による総排出量は3,536t-CO2で、参加者・関係者の移動が全体の65%を占めているとわかりました。大会終了後には実績データを基に事後算定を行い、暑熱対策と環境負荷の低減を両立した持続可能な大会運営につなげます。

「北海道マラソン2026」におけるCO2排出量の算定結果

北海道マラソン2026の大会計画に基づくCO2排出量の事前算定値は、3,536t-CO2です。
<CO2排出量と主な活動項目における割合>
総排出量:3,536t-CO2
・Scope1(主催者が直接排出するもの):2t-CO2
・Scope2(大会運営で使う電力による排出):1t-CO2
・Scope3(参加者・観客を含む大会全体に関わる排出):3,533t-CO2
主な内訳は以下の通りです。
・参加者・関係者の移動:2,307t-CO2(65.2%)
・参加者・関係者の宿泊:372t-CO2(10.5%)
・物品・飲食:267t-CO2(7.6%)
・廃棄物:17t-CO2(0.5%)
・会場設営:570t-CO2(16.1%)
・エネルギーの使用:3t-CO2(0.1%)
* 排出量はすべて四捨五入
特に大きな割合を占めたのが、参加者・関係者の移動です。移動に伴うCO2排出量は2,323t-CO2で、総排出量の65.2%となりました。北海道マラソン2026では、参加者の半数以上に当たる約55%が北海道内から参加する一方、日本全国から多くのランナーが札幌に集まります。Scope1・2だけでなく、移動・宿泊、会場設営、物品・飲食などを含むScope3まで算定することで、大会全体のどこでCO2が排出されているのかを見える化しました。排出量の大きい領域を事前に把握することで、大会の安全性や参加体験を維持しながら、今後優先して取り組む削減アクションの検討につなげます。
北海道マラソン2026が事前算定した背景
北海道マラソンは、日本国内で唯一、夏に行われる大規模なフルマラソン大会です。2026大会も約20,000人が参加します。
一方、北海道では夏の気温が長期的に上昇しています。気象庁によると、2025年夏の北海道地方の平均気温は平年を3.7℃上回り、1946年の統計開始以降で最も高くなりました。特に2025年7月は平年を4.8℃上回り、7月として過去最高を記録しました。札幌の年平均気温も100年当たり2.1℃上昇しています。
夏の暑さは、大会運営やランナーの健康にも関わる重要な課題です。2023大会では、スタート時の気温が29.2℃、湿度が78%となり、その後は気温が30℃を超えました。完走率は81.0%となり、前回大会から10%近く低下しました。
北海道マラソンでは、こうした暑さからランナーの健康と安全を守るため、給水所、ミストシャワー、放水・水かぶりポイント、沼田町から提供される約10トンの天然雪の配布などの暑熱対策を強化しています。
これからも北海道マラソンを夏の大会として未来につないでいくため、大会運営に伴うCO2排出量を包括的に算定しました。北海道新聞社は2025大会で、ランナーの移動に伴うCO2排出量を算出しました。2026大会は、当社と取り組みを通じて算定対象をScope1-3へ広げ、エネルギー使用、参加者や関係者の移動・宿泊、会場設営、物品・飲食、廃棄物など、大会運営に伴うCO2排出量を包括的に見える化しました。暑さに対応する「気候変動への適応」と、CO2排出量の低減を進める「気候変動の緩和」の両面から、持続可能な大会運営に向けた取り組みを進めます。
今後の展望
北海道マラソン2026組織委員会と当社は、まず今回の算定結果と大会が進める環境対策を、参加者や来場者に分かりやすく伝えます。大会開催に伴うCO2排出量がどのような活動から生じているのかを共有し、移動手段や会場での資源利用など、一人ひとりが自らの行動について考えるきっかけをつくります。
大会終了後には、エネルギー使用量、関係者の移動、会場設営、輸送、飲食、廃棄物などの実績データを収集し、CO2排出量を事後算定します。事前算定値と実績値を比較し、排出量の大きい活動や改善余地を検証し、事後算定結果を2027年以降の大会運営に生かします。
ランナーの健康と安全を最優先にしながら、北海道の地域特性を生かした環境対策を継続し、夏の北海道マラソンを持続可能な形で未来につなげることを目指します。
当社は、スポーツ大会やイベントに伴うCO2排出量の見える化を具体的な削減アクションにつなげ、それぞれの大会や地域の特性に応じた取り組みを促進し、スポーツを通じた気候変動対策に貢献します。
北海道マラソン2026 概要
大会名称:北海道マラソン2026
主催:北海道マラソン2026組織委員会
開催日時:2026年8月30日(日)8:30-14:45
開催地:北海道札幌市
主管:北海道陸上競技協会、札幌陸上競技協会
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
資本金:151億円(資本剰余金含む)
代表者:Founder 代表取締役CEO 西和田 浩平
事業内容:
・AIサステナビリティ統合プラットフォーム「ASUENE」
・サプライチェーンマネジメントAIプラットフォーム「ASUENE SUPPLY CHAIN」
・AIエネルギー削減プラットフォーム「NZero」
など、AIサステナビリティプロダクトをグローバルで展開
住所:東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア 6階
拠点:日本、米国、英国、シンガポール、タイ、フィリピン
サービスページ:https://asuene.com/onestop-ai
コーポレートページ:https://corp.asuene.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
