トラステッド・コンピューティングの普及を加速させる先進的なセキュリティ・モジュールの新製品を発表
・最新のTrusted Platform Module(TPM)で拡張されたSTSAFEファミリで、ハードウェア・ベースの最先端オンライン・セキュリティへの対応を強化
・市場で最大容量の内蔵セキュアメモリが重要なデータを大量に保存
・業界最高クラスのセキュリティ認証を取得し、独立系の認証局(CA)がサポート
・市場で最大容量の内蔵セキュアメモリが重要なデータを大量に保存
・業界最高クラスのセキュリティ認証を取得し、独立系の認証局(CA)がサポート
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、10年以上にわたってTrusted Computing Group(TCG)のメンバーであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、コンピュータやスマートなコネクテッド・デバイスをサイバー攻撃から保護するためのシールド機能を持った2種類の最先端セキュリティ・モジュールを発表しました。
新しいSTSAFE Trusted Platform Module(TPM)は、暗号鍵やソフトウェア測定値などのシステム認証用データを、アクセスや改変のできないハードウェアに記録します。これにより、PCおよびサーバだけでなく、プリンタ、コピー機、ホーム・ゲートウェイ、ルータ、スイッチなど、家庭やオフィスで使用する電子機器を、業界標準のセキュリティで保護します。この保護されたストレージは、攻撃者による機器の完全性の侵害、個人情報の窃盗、システムの乗っ取りなどを防止し、システムやデータ、ネットワークを不正なアクセスや権限取得から守ります。
STのセキュア・マイクロコントローラ事業部のジェネラル・マネージャであるMarie-France Florentinは、次のようにコメントしています。「私たちの仕事や生活をサポートするスマートなコネクテッド・デバイスが急速に普及しつつある中、信頼の維持には堅牢なセキュリティが最も重要です。当社の最先端セキュリティ・モジュールは、最新のトラステッド・コンピューティング技術と付加価値の高い機能を兼ね備え、エンド・ユーザのプライバシーと安全性を強固に保護することができます。」
Trusted Computing Groupの最新仕様であるTPM 2.0は、前バージョンのTPM 1.2(1)に、暗号化アルゴリズムやユーザの階層化への対応などの機能を追加しています。STの新しいSTSAFE-TPMの最初の製品であるST33TPHF2ESPIは、TPM 1.2およびTPM 2.0の両方に対応し、2つの異なる仕様を容易に切り替えることができるため、機器メーカーは最新の製品をTPM 1.2もしくはTPM 2.0のどちらにも対応させることが可能です。また、もう1つの新製品であるST33TPHF20SPIは、TPM 2.0に対応し、市場最大の不揮発性メモリを内蔵しているため、重要なデータを最大110キロバイトまで保存することができます。
これらのSTSAFE-TPMモジュールには、ARM(R) SecurCore(R) SC300(TM)プロセッサと共に、STの専門性が生かされており、耐タンパ性、データ監視、メモリ保護といった特徴があります。両製品とも、該当するTPM 1.2および2.0のプロテクション・プロファイルに関し、Common Criteria(CC)とTrusted Computing Group(TCG)の認証を取得済みであり、米連邦情報処理基準(FIPS)140-2の認証取得作業が進行中です。認証処理に対応するRSAとECC(2)のEndorsement Key(3)(EK)を搭載しており、独立系の認証局であるGlobalsign社が発行する鍵証明書によって正当性の保証を受けることができます。
ST33HTPH2ESPIおよびST33HTPH20SPIは現在量産中で、TSSOP28またはQFN32パッケージで提供されます。価格およびサンプル提供については、STのセールス・オフィスまでお問い合わせください。
STSAFEは、ターンキー・ソリューションを提供する認証機能を搭載した製品ファミリです。STSAFEのすべての製品は、独立系の研究機関の評価に基づき、トップレベルに値するCommon Criteria EAL5+の認証を取得した高度なセキュア・マイコンです。STSAFEは、トラステッド・コンピューティング、ブランド保護およびIoTで増加するセキュリティ課題に対応するための最適なソリューションを目指しています。
(1) TPM 1.2およびTPM 2.0は、いずれもISO/IEC(国際標準化機構および国際電気標準会議)の国際標準規格として正式に承認されています。
(2) RSAとECC:TPM 1.2(RSA)および2.0(RSAとECC)の仕様に対応した暗号化アルゴリズム
(3) Endorsement Key:処理の権限を与え、既知の装置構成の改変を識別するために使用される暗号鍵のペア
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2015年の売上は69.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st.com )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
TEL : 03-5783-8240 FAX : 03-5783-8216
新しいSTSAFE Trusted Platform Module(TPM)は、暗号鍵やソフトウェア測定値などのシステム認証用データを、アクセスや改変のできないハードウェアに記録します。これにより、PCおよびサーバだけでなく、プリンタ、コピー機、ホーム・ゲートウェイ、ルータ、スイッチなど、家庭やオフィスで使用する電子機器を、業界標準のセキュリティで保護します。この保護されたストレージは、攻撃者による機器の完全性の侵害、個人情報の窃盗、システムの乗っ取りなどを防止し、システムやデータ、ネットワークを不正なアクセスや権限取得から守ります。
STのセキュア・マイクロコントローラ事業部のジェネラル・マネージャであるMarie-France Florentinは、次のようにコメントしています。「私たちの仕事や生活をサポートするスマートなコネクテッド・デバイスが急速に普及しつつある中、信頼の維持には堅牢なセキュリティが最も重要です。当社の最先端セキュリティ・モジュールは、最新のトラステッド・コンピューティング技術と付加価値の高い機能を兼ね備え、エンド・ユーザのプライバシーと安全性を強固に保護することができます。」
Trusted Computing Groupの最新仕様であるTPM 2.0は、前バージョンのTPM 1.2(1)に、暗号化アルゴリズムやユーザの階層化への対応などの機能を追加しています。STの新しいSTSAFE-TPMの最初の製品であるST33TPHF2ESPIは、TPM 1.2およびTPM 2.0の両方に対応し、2つの異なる仕様を容易に切り替えることができるため、機器メーカーは最新の製品をTPM 1.2もしくはTPM 2.0のどちらにも対応させることが可能です。また、もう1つの新製品であるST33TPHF20SPIは、TPM 2.0に対応し、市場最大の不揮発性メモリを内蔵しているため、重要なデータを最大110キロバイトまで保存することができます。
これらのSTSAFE-TPMモジュールには、ARM(R) SecurCore(R) SC300(TM)プロセッサと共に、STの専門性が生かされており、耐タンパ性、データ監視、メモリ保護といった特徴があります。両製品とも、該当するTPM 1.2および2.0のプロテクション・プロファイルに関し、Common Criteria(CC)とTrusted Computing Group(TCG)の認証を取得済みであり、米連邦情報処理基準(FIPS)140-2の認証取得作業が進行中です。認証処理に対応するRSAとECC(2)のEndorsement Key(3)(EK)を搭載しており、独立系の認証局であるGlobalsign社が発行する鍵証明書によって正当性の保証を受けることができます。
ST33HTPH2ESPIおよびST33HTPH20SPIは現在量産中で、TSSOP28またはQFN32パッケージで提供されます。価格およびサンプル提供については、STのセールス・オフィスまでお問い合わせください。
STSAFEは、ターンキー・ソリューションを提供する認証機能を搭載した製品ファミリです。STSAFEのすべての製品は、独立系の研究機関の評価に基づき、トップレベルに値するCommon Criteria EAL5+の認証を取得した高度なセキュア・マイコンです。STSAFEは、トラステッド・コンピューティング、ブランド保護およびIoTで増加するセキュリティ課題に対応するための最適なソリューションを目指しています。
(1) TPM 1.2およびTPM 2.0は、いずれもISO/IEC(国際標準化機構および国際電気標準会議)の国際標準規格として正式に承認されています。
(2) RSAとECC:TPM 1.2(RSA)および2.0(RSAとECC)の仕様に対応した暗号化アルゴリズム
(3) Endorsement Key:処理の権限を与え、既知の装置構成の改変を識別するために使用される暗号鍵のペア
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STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2015年の売上は69.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st.com )をご覧ください。
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