ブラザー、「スポーツエールカンパニー2025」初のシルバー認定

ブラザー工業株式会社が従業員の健康増進のために積極的な取り組みを行っている企業として、スポーツ庁から「スポーツエールカンパニー2025」に認定され、通算7回以上認定された企業に与えられるシルバー認定を初めて付与された。

スポーツエールカンパニーは、仕事や家事・育児によりスポーツを楽しむ時間がなく運動不足になりがちな「働き盛り世代」が1日の大半を過ごす職場において、従業員の健康増進のための取り組みを積極的に行っている企業が認定される。

ブラザー工業は、従業員が長期にわたり活躍するためには一人一人の健康管理が重要であると考え、従業員の健康の保持・増進に取り組んでいる。担当者は「今後も従業員が運動に興味を持つきっかけや運動する機会を積極的に作っていきます」と語った。

主な取り組み

アクティブエイジング

オフィスや自宅での勤務中に短時間で実施可能な筋トレやヨガなどの講座の開設、「疲れにくい身体づくり」をテーマとした健康教室の開催など、軽い負荷でも心身のリフレッシュや運動の効果があることを感じてもらい、気軽に運動習慣を身につけてもらうことを目指している。その他、e-learningを実施し、従業員へ向けたアクティブエイジングへの理解を促すなどしている。

健康教室の様子

オリジナル体操の考案と従業員への普及

2021年に、在宅勤務や外出自粛の継続による運動不足を解消するために、休憩時間などに気軽に行えるオリジナルの体操を考案。この体操には、ブラザーらしさを意識してミシンをかける、プリンターのふたを開けるなどの動作などが取り入れて制作された。この映像を、日本語に加え英語・中国語・ベトナム語にも展開して海外も含めた各拠点に配信し、体操の活用を促進するためのコンテストを実施している。

Brother体操コンテストの応募動画

チームDEウォーク（ウオーキング機会の提供）

従業員の健康を促進するために春と秋に設けている健康生活月間で、「チームDEウォーク」と名付けたウオーキングを促進する活動を実施。この活動は、同僚や家族とチームを作り、チーム間やチーム内で歩数を競い、楽しみながら運動習慣を定着させることを目指している。また、歩く機会を増やすために、健康生活月間以外にもウオーキングイベントを開催している。