企業向けワーキングマザー支援サービス「PeerCross」のサービスがスタートします~価値観・境遇の近しいユーザーとのタイムリーな出会いでキャリア形成を前向きに~
〇JR東日本は、2023年7月よりワーキングマザー向けキャリア形成支援サービス「PeerCross」のトライアルを進めてきました。高い効果が確認されたため、2024年1月から本サービスとしてスタートします。 〇トライアル期間中、多くの企業にご利用いただき、累計約1,200組2,400名のマッチングが成立、約40回の座談会・セミナーを実施しました。 〇2024年1月以降、利用者の声を踏まえ、「更に気軽にマッチング・座談会に参加できる」体験となるよう、サービスをブラッシュアップしたうえで提供をしていきます。 〇引き続き企業や業界の枠を超えたネットワーキングを通じて、個人の状況に応じた中長期的なキャリアを前向きに考えられるよう、利用者に行動変容を促します。 |
1.本サービスの概要・ねらい
企業に所属する価値観・境遇の近しいワーキングマザーが、会いたい人をタイムリーに探してマッチングし、1対1で面会できるキャリア形成支援サービスです。また、話したいテーマを設定して座談会の企画をすることもできます。
2.トライアル期間の実績・効果
(1)面会
面会後のアンケートでは、前向きになった(図1)と回答していることから、双方にメリットのある面会が多く成立しました。また、大半の方が「相手が社外の方であったことが良かった」と回答しており、利害関係がないため心理的安全性を確保することができています。さらに、半数以上が仕事への自信が高まった(図2)と回答しており、キャリアに対する気持ちの変化が見られました。実際に面会された方のうち約7割がすでに「前向きなアクションを起こした」(図3)という結果も出ています。具体的には「副業にチャレンジした」「社内インターンに参加した」「社内新規事業プログラムに応募した」などが挙げられています。
(2)座談会
キャリアやライフのテーマに沿って複数人で気軽に交流できる座談会では、下記の通り様々な気付きを得ることができています。
3.トライアルを踏まえブラッシュアップしたサービス
半年間のトライアル期間に、利用者の皆様からいただいた様々なご意見を踏まえ、会いたい方を選択する際の画面表示を「会いたい」から、「Let‘s Cross♡」へと変更します。また、プロフィールのどの部分に興味を持っているかを事前にお伝えし、マッチングのハードルを下げるため、一言「アピールメッセージ」を送信できるようにしました。メッセージはテンプレートを用意し、具体的な面会日の調整をスムーズに進められるよう、アップデートします。
4.本サービス参画企業(全30社、ロゴは公表可能な企業の一部)
様々な業界の企業に参画頂き、多様なネットワーキングを提供します。引き続き参画企業を募集中です。
【参考】PeerCrossについて
WEBサイト https://www.peercross.jp
社外のワーキングマザーとの出会いの中で、強い共感により前向きな行動変容を促します。
本事業は当社グループにおける公募制の新事業創造プログラム「ON1000(オンセン)」で社員が提案し採択されたものです。
【新事業創造プログラム「ON1000(オンセン)」について】
「ON1000」は、JR 東⽇本グループの社員⼀⼈ひとりが、未来への想いを事業化していくプログラムです。2017 年度に開始したオープンイノベーション型のビジネス創造活動「JR 東⽇本スタートアッププログラム」と並⾏し、JR 東⽇本グループ内からも新事業創出を実現する「ON1000」の実施により、イノベーションが継続的に⽣まれる仕組みをつくり、「変⾰2027」の達成を⽬指します。
数多くの新事業(1000のアイデア、100の新事業)が次々と生み出されるようにという想いを込めて、「ON1000(オンセン)」と名付けました。URL:https://www.jre-on1000.jp
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