JOGMEC

串木野国家石油備蓄基地における総合防災訓練の実施について

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 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:髙原 一郎)は、2023年10月20日、国から委託を受けて管理している串木野国家石油備蓄基地(鹿児島県いちき串木野市、以下「串木野基地」)において、鹿児島県石油コンビナート等総合防災訓練を実施しました。

 本訓練は、令和5年度鹿児島県石油コンビナート等防災計画に基づき、特別防災区域串木野地区に所在する串木野基地における災害発生を想定して実施しているもので、串木野基地および防災関係機関が一体となって総合防災訓練を実施することにより、防災計画に習熟するとともに、関係機関等相互の協力体制を緊密にし、災害の防止と     防災活動の円滑な実施を図ることを目的としています。

 本年度の訓練は、鹿児島県で震度6弱の地震発生を想定した訓練を行いました。訓練の概要は以下のとおりです。


■訓練の概要

 鹿児島県甑島列島東方沖を震源とする震度6弱の地震発生により、総合管理事務所屋上に取り残された所員2名(内1名足を負傷)と地下タンク竪坑上部室内で所員1名が、足を負傷したことを想定した救出、救護訓練や構内設備から漏洩した原油による火災発生を想定した消火延焼防止、海上消火延焼防止など、各種訓練を実施しました。


 当日は、鹿児島県、いちき串木野市、いちき串木野市消防本部、串木野海上保安部、いちき串木野警察署、串木野市漁協、日本地下石油備蓄(株)串木野事業所など防災関係機関(9機関)が連携し、悪天候の中、計画どおりの訓練を無事に終了しました。(参加人員:約110名、訓練車両9台、船舶5隻)


【串木野国家石油備蓄基地の概要】

 串木野基地は平成6(1994)年5月に完成。地下岩盤内に空洞を設け、地下水圧等により貯蔵原油を封じ込める地下岩盤タンク方式が採用されています。

この方式は土地の有効利用、環境保全、安全性、経済性等に優れています。


串木野国家石油備蓄基地(JOGMECウェブサイト)

(URL)https://www.jogmec.go.jp/about/domestic_007-10.html


自衛救助隊の酸素呼吸器装着自衛救助隊の酸素呼吸器装着

消防車による一斉放水消防車による一斉放水

防災船「くろしお」と海上保安部の巡視船「るりかぜ」防災船「くろしお」と海上保安部の巡視船「るりかぜ」


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会社概要

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング
電話番号
03-6758-8106
代表者名
髙原 一郎
上場
未上場
資本金
1兆3484億円
設立
2004年02月