凸版印刷、感染症情報管理アプリ「PASS-CODE™」を開発
ワクチン接種履歴、PCR検査結果、抗原検査結果等をアプリで一元管理 社内のワクチン職域接種会場での実証を開始
凸版印刷株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：麿 秀晴、以下 凸版印刷）は、新型コロナウイルスワクチンの接種履歴をはじめ、PCR検査/抗原検査/抗体検査の結果などの情報を一元管理できるアプリ「PASS-CODE™（パスコード）」を開発。2021年8月2日より社内実証を開始しました。
現在、新型コロナウイルス感染拡大により飲食業、観光業、イベント等に大きな制限が生じており、ワクチン接種が進んだ後も、安全・安心を維持しながら経済を回すための施策が求められています。
今回開発した「PASS-CODE™」では、アプリで接種履歴などを一元管理すると同時に、証明用QRコードを発行することができます。これにより、来店・来場者管理が必要な事業者は、専用アプリをインストールしたスマートフォンで証明用QRコードを読み取ることで、来店・来場者の感染症に関する情報を即座に確認することが可能になります。
なお、今回の社内実証では、トッパン小石川本社ビル（東京都文京区）の職域接種会場でのワクチン接種者を対象に、ワクチン接種履歴の登録から接種済み証明用QRコードの発行、証明の二次活用までを検証し、アプリの機能性や有用性を検証します。
凸版印刷では、医療機関やコロナ禍における事業活動に大きな影響を受けている飲食業、観光業、イベント業等の事業者の課題解決に向けて「PASS-CODE™」の開発を進めてきました。2021年4月には、医療機関の検査負荷軽減を目的に、検査工程デジタル化の実証を実施。実証では東京大学医科学研究所 真下知士教授が開発した「CRISPR-Cas3」（※1）の検出メカニズムと、凸版印刷が開発したユニークQRコードを利用した検査管理アプリを組み合わせることの有用性を確認しました。
この検査工程デジタル化の実証結果を踏まえ、感染症情報管理アプリ「PASS-CODE™」を開発。今回の社内実証を基に、検査結果管理機能や、ワクチン接種履歴の管理機能の拡充を図ります。
■ 「PASS-CODE™」の特長
① 新型コロナウイルス感染症情報を一元管理
ワクチン接種記録に加え、抗原検査、PCR検査、抗体検査の履歴・結果を一元管理し、ワクチン接種済み証明や陰性証明を発行することができます。また、OCR（Optical Character Recognition、光学的文字認識）による発行済みの紙のワクチン接種済み証明書のデジタル化機能も追加予定です。
② 事業者向け読取アプリを開発
各種証明を飲食店やイベント会場等で利用することを想定し、事業者向けの来場者管理アプリも開発。飲食店やイベント事業者はアプリでQRコードを読み取るだけで来場者情報の管理ができます。
③ 抗原検査キット×アプリサービスの提供（開発中）
「PASS-CODE™」と連動する抗原検査キットを開発中。ワクチン接種済み証明と抗原検査結果の併用を可能にします。
④ 各社の会員アプリとの連携可能（開発中）
「PASS-CODE™」と連携するAPIを準備中。各社はAPI経由で「PASS-CODE™」と連携することで、他のアプリの利用者に対して「PASS-CODE™」の機能を提供することができます。
■ 実証実験の概要
・名称： 職域接種における「PASS-CODE™」活用の社内実証実験
・実施期間： 2021年8月2日～9月30日（予定）
・目的： アプリの機能性や有用性を検証
■ 今後の目標
本実証を踏まえ「PASS-CODE™」の開発を進め、2021年12月の本格提供を目指します。来店・来場管理が必要な企業、団体を対象に、安全・安心に経済を回すためのツールとして本アプリを提供することで、ウィズ／アフターコロナ時代の社会経済の活性化に貢献していきます。
※1 「CRISPR-Cas3」
細菌、古細菌が持つCRISPRシステムの中でClass1に属するCRISPRシステム。複数タンパク質の複合体でDNAを人工的に切断する国産ゲノム編集ツールとして、2019年に開発されました。
＊ 「PASS-CODE™」の関連技術については、凸版印刷が特許出願中です。
＊ 「QR コード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。
＊ 「ユニーク QR」は凸版印刷の登録商標です。
＊ 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
今回開発した「PASS-CODE™」では、アプリで接種履歴などを一元管理すると同時に、証明用QRコードを発行することができます。これにより、来店・来場者管理が必要な事業者は、専用アプリをインストールしたスマートフォンで証明用QRコードを読み取ることで、来店・来場者の感染症に関する情報を即座に確認することが可能になります。
なお、今回の社内実証では、トッパン小石川本社ビル（東京都文京区）の職域接種会場でのワクチン接種者を対象に、ワクチン接種履歴の登録から接種済み証明用QRコードの発行、証明の二次活用までを検証し、アプリの機能性や有用性を検証します。
感染症情報管理アプリ「PASS-CODE™」 © Toppan Inc.
凸版印刷では、医療機関やコロナ禍における事業活動に大きな影響を受けている飲食業、観光業、イベント業等の事業者の課題解決に向けて「PASS-CODE™」の開発を進めてきました。2021年4月には、医療機関の検査負荷軽減を目的に、検査工程デジタル化の実証を実施。実証では東京大学医科学研究所 真下知士教授が開発した「CRISPR-Cas3」（※1）の検出メカニズムと、凸版印刷が開発したユニークQRコードを利用した検査管理アプリを組み合わせることの有用性を確認しました。
この検査工程デジタル化の実証結果を踏まえ、感染症情報管理アプリ「PASS-CODE™」を開発。今回の社内実証を基に、検査結果管理機能や、ワクチン接種履歴の管理機能の拡充を図ります。
■ 「PASS-CODE™」の特長
① 新型コロナウイルス感染症情報を一元管理
ワクチン接種記録に加え、抗原検査、PCR検査、抗体検査の履歴・結果を一元管理し、ワクチン接種済み証明や陰性証明を発行することができます。また、OCR（Optical Character Recognition、光学的文字認識）による発行済みの紙のワクチン接種済み証明書のデジタル化機能も追加予定です。
② 事業者向け読取アプリを開発
各種証明を飲食店やイベント会場等で利用することを想定し、事業者向けの来場者管理アプリも開発。飲食店やイベント事業者はアプリでQRコードを読み取るだけで来場者情報の管理ができます。
③ 抗原検査キット×アプリサービスの提供（開発中）
「PASS-CODE™」と連動する抗原検査キットを開発中。ワクチン接種済み証明と抗原検査結果の併用を可能にします。
④ 各社の会員アプリとの連携可能（開発中）
「PASS-CODE™」と連携するAPIを準備中。各社はAPI経由で「PASS-CODE™」と連携することで、他のアプリの利用者に対して「PASS-CODE™」の機能を提供することができます。
■ 実証実験の概要
社内実証のイメージ © Toppan Inc.
・名称： 職域接種における「PASS-CODE™」活用の社内実証実験
・実施期間： 2021年8月2日～9月30日（予定）
・目的： アプリの機能性や有用性を検証
■ 今後の目標
本実証を踏まえ「PASS-CODE™」の開発を進め、2021年12月の本格提供を目指します。来店・来場管理が必要な企業、団体を対象に、安全・安心に経済を回すためのツールとして本アプリを提供することで、ウィズ／アフターコロナ時代の社会経済の活性化に貢献していきます。
※1 「CRISPR-Cas3」
細菌、古細菌が持つCRISPRシステムの中でClass1に属するCRISPRシステム。複数タンパク質の複合体でDNAを人工的に切断する国産ゲノム編集ツールとして、2019年に開発されました。
＊ 「PASS-CODE™」の関連技術については、凸版印刷が特許出願中です。
＊ 「QR コード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。
＊ 「ユニーク QR」は凸版印刷の登録商標です。
＊ 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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