KDDIとサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始
10月より、高輪ゲートウェイシティのKDDI新本社を対象にペットボトル「資源」の循環を促進

サントリー食品インターナショナル(株)は、KDDI株式会社(以下、KDDI)と協働し、高輪ゲートウェイシティのKDDI新本社ビル「THE LINKPILLAR 1 NORTH」で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を10月1日(水)より開始します。
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと
●本取り組み実施の背景
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をわたしたちの目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。
KDDIは、事業と社会の持続的成長を実現していく上で、豊かな自然環境を守ることが必要不可欠であると考え、その実現のため中長期の環境保全計画「KDDI GREEN PLAN」を掲げています。
今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。
サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。
また、家庭の外ではペットボトルの分別が十分に進んでいないという課題に対して、「外でもきれいな分別」を行っていただけるよう啓発コミュニケーションに注力しており、あえてペットボトル飲料を飲み終える場面から始まり、外でもキャップとラベルをきれいに分別するTV-CM・WEB動画の制作や、小中学校・商業施設等での出張授業などの取り組みを行ってきました。
2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材等を使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。
※2 メカニカルリサイクルとして
※3 協栄産業(株)など4社で共同開発
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリーお客様センター https://www.suntory.co.jp/customer/
以上
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