従来型EDIの早期切替えを支援する"EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT接続サービス"を提供開始

~企業の金融機関とのファームバンキングにおける安全なデータ交換を実現~

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データが提供する金融機関向けファイル伝送サービスAnserDATAPORTと接続する新サービス“EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT接続サービス”を2023年5月15日より提供開始します。

“EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT“接続サービスの概要図“EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT“接続サービスの概要図

■背景
2024 年のINSネット(ディジタル通信モード)提供終了に伴い、固定電話網からIP網への移行が必要になる中、銀行と企業間で行われるファームバンキングにおいてもINSネットを使用した従来型EDIからの切替えが進められています。AnserDATAPORTは、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」に準拠したファイル伝送サービスであり、閉域ネットワークサービスConnecureを利用することで、企業が銀行ごとに個別のネットワークを引くことなくデータ交換が可能なサービスです。閉域ネットワークならではの安全性や、広域IP網対応の手軽さから多数の金融機関・団体で従来型EDI方式の後継として採用されており、ファームバンキングを利用する一般企業においても、接続先銀行の切替え方針に合わせてAnserDATAPORTへの移行が検討されています。

このような状況を踏まえ、キヤノンITSは、ファームバンキングにおける従来型EDIの早期切替えを支援する"EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT接続サービス"の提供を開始します。


■特長

“EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT接続サービス”は、企業が個別にConnecure回線を敷設することなくAnserDATAPORTへの接続ができるサービスです。「EDI-Master Cloud」契約企業との間をインターネット回線によりSFTP接続し、「EDI-Master Cloud」とAnserDATAPORTとの間は、キヤノンITSが用意した開通済みのConnecure回線を利用することで、銀行とのセキュアなデータ交換を早期に実現します。


1.  お客さまは、自社でConnecure回線を用意することなくAnserDATAPORTの利用を開始できます。

2.  Connecure回線は、EDI-Master Cloudを利用しているお客さまと共用で利用するため個別に回線を敷設するよりも安価に利用できます。

3.  Connecure回線の敷設・運用はキヤノンITSが行うため、AnserDATAPORTの利用におけるお客さまの運用負荷を軽減します。


■展望

キヤノンITSは、「EDI-Master」シリーズを中核とするEDIソリューション事業で、2025年までに年間売上高35億円をめざします。今後も継続的にお客さまの声を製品・サービスに反映した機能強化を図り、お客さまのEDI業務の効率化を強力に支援していきます。


サービス名

価格(税別)

発売日

EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT接続サービス

¥100,000/月

2023年5月15日

※  別途、「EDI-Master Cloud」の契約が必要です。


〈ウェビナーの開催について〉

“EDI-Master Cloud for AnserDATAPORT接続サービス”の提供開始にあわせ、金融機関との取引における従来型EDIからの切り替え対策を解説するセミナーを開催します。

タイトル

EDI-Master Cloud 金融機関取引におけるINS終了対策セミナー

開催日

2023年5月17日(水)10:00~11:00/13:30~14:30(同内容を2回配信)

形式

ZOOMによるWeb配信

参加費

無料(事前申込制)

申し込み

https://reg.canon-its.co.jp/public/seminar/view/23328


〈EDI-Master Cloudの特長〉

●  マイクロサービスアーキテクチャやオートスケーリング、コンテナ技術など、クラウドに最適な技術を活用し、高い可用性・耐障害性・スケーラビリティを備えたクラウドネイティブなEDIサービスです。

●  OpenAPI(Web API)で機能を提供しており、基幹システムや運用管理ソフト、EAI/ETLなど様々な製品・サービスとの連携が可能です。

●サービス基盤はアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)を採用しています。キヤノンITS はAWSアドバンストティアサービスパートナーであり、豊富なEDIシステムの設計・構築・運用経験と共に、基盤からアプリケーション、EDI運用業務まで高品質なサービスをワンストップで提供します。

※  「AnserDATAPORT」と「Connecure」は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データにおける登録商標です。

※  「INSネット」は東日本電信電話株式会社および西日本電信電話株式会社の登録商標です。

※   全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)(制定:平成29年5月)https://www.zenginkyo.or.jp/abstract/efforts/system/protocol/


●一般の方のお問合せ先:ビジネスソリューション営業本部 東日本営業部 03-6701-3456(直通)

●EDI-Master Cloudホームページ:https://www.canon-its.co.jp/products/edi_mastercloud/

●ニュースリリースホームページ:https://canon.jp/newsrelease

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会社概要

URL
http://www.canon-its.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー
電話番号
03-6701-3300
代表者名
金澤 明
上場
未上場
資本金
36億1700万円
設立
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