直木賞作家・澤田瞳子氏の受賞第一作『輝山』、巨匠・門田泰明氏の大河シリーズ最新作『汝 戟とせば 三』など、徳間文庫9月新刊、傑作・話題作がそろって発売!

2024年9月10日(火)全国の書店・ネット書店で発売!

徳間書店

徳間文庫9月新刊

株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、徳間文庫の今月の新刊を9月10日(火)に発売することをお知らせ致します。

■澤田瞳子『輝山』

カバーイラスト=村田涼平

タイトル:輝山(きざん)

著者:澤田瞳子

定価:1100円(税込)

判型:徳間文庫

ページ数:544P

発売:2024年9月10日(火)

ISBN:978-4-19-894967-9

商品ページ:

【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b652025.html

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198949670

読書メーターで感動の声多数!
単行本刊行時、新聞・雑誌で書評掲載多数、
話題の直木賞受賞第一作、待望の文庫化!

俺たち掘子は四十までは生きられねえ――

短い命を燃やし懸命に生きる人々

世界遺産・石見銀山を舞台に直木賞作家が描く

名もなき者たちの美しき生き様

江戸後期、弘化年間。石見国大森銀山に赴き、大森代官所の中間として働く金吾は、代官・岩田鍬三郎の身辺を探る密命を帯びていた。間歩で鉱石を採掘し、気絶に罹り若くして命を落とす掘子、重い荷を運び母と妹を養う手子の少年、石を選別するユリ女――銀山で懸命に働く人びとの姿に心動かされる金吾。さらに彼らを慈悲深く見守る岩田を見て、金吾は己の命に疑問を抱く……。

○解説より抜粋

銀山町の飯屋の賑わい、間歩と吹屋、山師と銀吹師、掘子たちの手間賃、女・子供たちの働き場などが描かれていくのだが、その多くは飯屋に集まってくる男たちの会話を通して説明されている。地の文に男たちの猥雑なセリフを絡ませることで、説明調の硬さを避けるしなやかな味わいを表出することができている。これは澤田作品に共通していえる大きな特色で、本書からもその魅力がよく分かる。

 ――清原康正

■門田泰明『拵屋銀次郎半畳記 汝 戟とせば 三』

カバーイラスト=加藤孝雄

タイトル:拵屋銀次郎半畳記 汝 戟とせば 三

著者:門田泰明

定価:946円(税込)

判型:徳間文庫

ページ数:322P

発売:2024年9月10日(火)

ISBN:978-4-19-894961-7

商品ページ:

【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b652023.html

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198949611

剣戟文学の大いなる地平を疾駆する

〈門田泰明時代劇場〉大河シリーズ最新作!

朝廷、激震!最愛の妻・黒兵が天之御方様として宮中に!

入京を果たした銀次郎に襲いかかる暗殺剣…

宮中に異変あり! 黒鍬から情報を得た銀次郎は、折りしも新将軍・吉宗から左近衛権中将・本丸参謀総長に任じられ、二条城代をも兼務することになった。入京するや銀次郎に襲い掛かる凶悪な賊徒の群れ! 天之御方様として既に宮中に居住する黒兵は無事なのか? そんな中、紀州藩京屋敷に不穏な動きが……。娯楽文学の大荒野を席捲する「門田泰明時代劇場」の大河シリーズ最新作!

有馬美季子『清少納言なぞとき草紙』

カバーイラスト=槇えびし

タイトル:清少納言なぞとき草紙

著者:有馬美季子

定価:880円(税込)

判型:徳間文庫

ページ数:288P

発売:2024年9月10日(火)

ISBN:978-4-19-894966-2

商品ページ:

【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b652028.html

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198949662

謎解きは清少納言におまかせ!
「お葉の医心帖」の著者が贈る
渾身の平安ミステリー!

宮中にいたころから「勘働き」に定評のあった清少納言。今は宮仕えを辞し、東山月輪の小さな邸で暮らしている。ある日、陰陽師の安倍吉平が訪ねてきた。怪事件の謎を解くために知恵を貸してほしいという。青い目の生首の正体、女房が遺した真似歌の真意……。調べを進めるうちに、話題の「源氏物語」と事件が呼応していることが判明する。名探偵、清少納言が難題に挑む平安ミステリー!(書下し)

鳴神響一『警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 城崎-嵐山連続殺人事件』

カバーイラスト=爽々

タイトル:警察庁ノマド調査官 朝倉真冬

     城崎-嵐山連続殺人事件

著者:鳴神響一

定価:869円(税込)

判型:徳間文庫

ページ数:288P

発売:2024年9月10日(火)

ISBN:978-4-19-894964-8

商品ページ:

【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b652027.html

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198949646

大人気旅情警察ミステリー、衝撃の最終巻!
謎の集団「レコンキスタ」の正体とは!?

私は許さない、父を殉職させた巨悪を――

四ヶ月前捜査に関わった丹後半島詐欺事件。その黒幕とみられる男が、城崎温泉の高級旅館に逗留中──。京都府警から連絡を受けたノマド調査官、朝倉真冬は逮捕に立ち会うべく府警捜査二課に合流する。父が殉職した事件の謎を解く鍵を握っているはず。勢い込んで部屋に踏み込むが、男は胸を刺されて死亡していた。さらには第二の殺人事件が発生し……。真冬の前に真の巨悪が立ちはだかる!(書下し)

下村敦史『情熱の砂を踏む女』

カバーイラスト=提供:アフロ

タイトル:情熱の砂を踏む女

著者:下村敦史

定価:902円(税込)

判型:徳間文庫

ページ数:384P

発売:2024年9月10日(火)

ISBN:978-4-19-894965-5

商品ページ:

【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b652029.html

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198949654

これが闘牛の現実(リアル)だ!

女性闘牛士の成長物語

闘牛中の事故で亡くなった兄を悼むためにスペインへ向かった怜奈は疑念を持つ。兄は殺されたのではないか。だが決定的な証拠も証言もない。調べるうちに闘牛に魅せられた怜奈は、女性闘牛士になるという夢を持つ。古いしきたりに翻弄されながら修業に挑む怜奈だったが、兄を貶めた魔手は忍び寄っていた──。女性闘牛士の成長とスペイン闘牛界の光と影を、ミステリー界の気鋭が描く。

○解説より抜粋

闘牛が持つ文化的な側面や、闘牛に関わる者たちの闘牛に対する真摯で敬虔な思いなどを、闘牛シーンの描写や会話によってストーリー進行に溶け込ませて、巧みに読者の眼前に提出されるのである。本書を読んだ読者がスペイン旅行をしたら、必ずやオプショナルツアーで闘牛を選ぶのではないか。そんな気にさせる筆力が、本書の闘牛シーンに漲っているのである。

 ――西上心太

赤川次郎『半分の過去』

カバーイラスト=タカヤママキコ

タイトル:半分の過去

著者:赤川次郎

定価:880円(税込)

判型:徳間文庫

ページ数:320P

発売:2024年9月10日(火)

ISBN:978-4-19-894969-3

商品ページ:

【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b652024.html

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198949697

妻の秘密は犯罪級!? 指名手配犯を守り抜け!

夫の旧友をかくまった祐子。

彼はある陰謀に巻き込まれているようで――

夫の秘密を知ってしまった祐子。警察に追われている旧友・成田の逃亡を手助けしているというのだ! 成田は元活動家の指名手配犯で、妻とともに身を隠していた。共犯者として夫も捕まってしまうのではないか──危惧した祐子は夫に内緒で彼らを匿うことに。初めは自分の家庭を守りたい一心だった祐子。しかし成田たちがある陰謀によって陥れられたのだと悟り、二人を守ることを決意する!

陳舜臣『桃源亭へようこそ 中国料理店店主・陶展文の事件簿』

カバーイラスト=YOUCHAN

タイトル:桃源亭へようこそ

     中国料理店店主・陶展文の事件簿

著者:陳舜臣

定価:990円(税込)

判型:徳間文庫

ページ数:320P

発売:2024年9月10日(火)

ISBN:978-4-19-894968-6

商品ページ:

【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b652026.html

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198949689

巨匠・陳舜臣の生誕100年を記念し、傑作推理「陶展文シリーズ」全短編を初めて1冊に集約。
大沢在昌氏、東山彰良氏推薦!


神戸で中国料理店「桃源亭」を経営する陶展文。拳法の達人であり、漢方医としての顔も持つ。ある日、貿易会社の神戸支店長ハミルトンが自宅で開いたパーティーの最中に絞殺された。だが首に巻き付けられていた縄は、すぐにちぎれてしまいそうな古いものだった。パーティー料理を依頼され、偶然現場に居合わせた陶展文は皆の話を聞き、あることに気づく(くたびれた縄)。傑作ミステリー集。

○推薦コメント

昭和の神戸を舞台に、名探偵陶展文が活躍する本書は、
まるでモノクロの名画を観ているかのように懐かしい。
――大沢在昌

古き良き本格ミステリは死せず。
こんな華僑探偵が神戸にいたのか。
――東山彰良

○解説より抜粋

陶展文シリーズには、推理趣味や歴史趣味といった著者のすべてが萌芽していたといって過言ではない。(中略)陶展文のキャラクターに魅せられた読者は、出来不出来よりも、その活躍にたくさん接したいと思うのにちがいない。

――新保博久

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【徳間書店PR窓口】
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東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア
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代表者名
小宮英行
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1954年03月