シェフが食材との出会いを一皿で表現する新企画「OT SPiCE」1月13日より始動、第一弾は福岡・宮若市コラボ

福岡・中洲「GRANADA SUITE on À TABLE」

株式会社ポジティブドリームパーソンズ

2025年12月18日 14時00分

　全国でホスピタリティビジネスを展開する株式会社ポジティブドリームパーソンズ(本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：西村輝夫) は、初となる“食材との出会い“にフォーカスしたレストラン企画を立ち上げました。

　当社が運営する福岡・中洲のレストラン「GRANADA SUITE on À TABLE」のシェフ・古庄真和が、現地での食材との出会いを”最高の一皿”として表現し、生産者と顧客をつなぐことを目的にした企画。九州各地で出会った自然・食材・人を“SPICE＝料理を面白くする刺激”として捉え、料理で表現する新プロジェクトを『OT SPiCE』として始動します。第一弾では、古庄が惚れ込んだ宮若市と協同し、里山レモンを使用したコラボメニューを2026年1月16日（金）から1月31日（土）限定で提供します。

＜OT SPiCE とは＞

on A TABLEのシェフ・古庄真和が、自らの足でその土地に足を運び、九州のあらゆる土地で体験したものを料理として表現し、生産者や土地へフォーカスする企画。

on A TABLE=OTと、出会う自然・食材・人とのつながりを“SPICE＝料理を面白くする刺激”と捉え、古庄が現地で受けた刺激やインスピレーションを料理として表現することで、福岡のレストランから九州の食材・生産者に光を当て、料理を通じて顧客に繋げることを目的としています。

GRANADA SUITE on À TABLE　シェフ・古庄真和

1986年、熊本県生まれ。2013年に当社に入社。ザマーカススクエア福岡のグランドオープン時にキッチンに配属。当社初のレストラン特化店2店舗の立ち上げを経て、2021年にon À TABLEへ異動。現在はゼネラルマネージャーとキッチンを兼務しながら、自らの足で生産者を訪ね、その土地の風土や空気を感じ、メニューへ落とし込むスタイルを大事にしているシェフ。

里山レモンとの出会いから始まった宮若市との協業

古庄が宮若市を訪れた際に出会った食材や刺激を受けた生産者、廃校をリブランディングした地域施設「みやわかの郷」で触れた地域の取り組み・理念に共感したことから、今回のコラボレーションが実現しました。
その中でも、地元で作られたパンに使用されていた “里山レモン” の香り高さと、耕作放棄地の再生から生まれたという背景に深く感銘を受け、古庄は夏のかき氷企画で初めて里山レモンを採用。

料理を通して魅力を伝えたいという想いからも、本企画のメイン食材として採用しています。

＜里山レモンの会＞

近年米農家の高齢化が進んだことや害獣の増加で耕作放棄地が増え、害獣が手を付けないレモンを育て、緑豊かな宮若の景観を取り戻そうと生産者が協力し、立ち上がった会。

里山レモンは秋から春にかけて旬を迎え、日向夏を交配した大ぶりな実と、皮が薄く実が多いのが特徴。温暖な海ではなく標高の高い里山で育つことから「里山レモン」と命名。