世界最大級のプレシード投資家アクセラレーターTechstars 「Techstars Tokyo」 第2回プログラムの募集開始
～第1回プログラムの集大成『デモ・デイ』を11月に実施、国内外約450名の投資家、企業関係者が参加し12社の採択スタートアップが将来の投資家にアピール～
三井不動産株式会社（所在地：東京都中央区 代表取締役社長：植田俊、以下「三井不動産」）と、日本貿易振興機構（ジェトロ）、経済産業省、内閣府、東京都がTechstars（テックスターズ、本社：米国）とパートナーシップを締結して「Techstars Tokyo」を推進しています。
「Techstars Tokyo」では、日本発で世界を目指す日系スタートアップならびに世界各国のスタートアップを対象として、12社のシード期スタートアップを選抜し、Techstarsの組成するファンドから１社あたり120,000ドルを出資した上でアクセラレーションプログラムに参加いただき、事業の加速を目指します。第1回プログラムでは、世界79ヵ国・地域からの応募の中から日系6社を含む全12社のシード期スタートアップを採択し、2024年8月より約3か月間、アクセラレータープログラムを実施しました。
11月12日には第１回プログラムの集大成である「デモ・デイ」を実施し、国内外の投資家を含む約450人が会場の室町三井ホールに集まり、全12社が自社事業の紹介に加え、資金調達や企業との業務提携等、プログラム中に得た成果を観客にアピールいたしました。
この度、第１回プログラムの成功を受け、第2回プログラムの参加スタートアップの募集を12月17日より開始しました。Techstarsのグローバルなメンターネットワークに加え、第1回プログラムの実施を経て構築された「Techstars Tokyo」独自のメンターネットワークや、三井不動産、JETROのスタートアップ支援のノウハウやネットワークを通じて、参加スタートアップを支援します。
第1回プログラム デモ・デイの様子（2024年11月12日）
第1回プログラムは、世界79ヵ国・地域からの応募の中から、日系6社を含む全12社のシード期スタートアップ（創業して間もないスタートアップ）を採択、2024年8月より約3か月間、東京ミッドタウン八重洲イノベーション・フィールドを舞台にアクセラレータープログラムを実施しました。
プログラム集大成であるデモ・デイ当日は、国内外の投資家を含む約450人が会場の室町三井ホールに集まり、全12社が自社事業の紹介に加え、資金調達や企業との業務提携等、プログラム中に得た成果を観客にアピール。Techstarsのプログラムはグローバルのメンターネットワークによるメンタリングが特徴で、「Techstars Tokyo」を起点に新たに加わったメンターも含め、総勢80人を超えるメンター（連続起業やユニコーン企業の創業等の経歴を持つビジネスプロフェッショナル等）が各スタートアップへ充実したメンタリングを実施しました。
デモ・デイでも各スタートアップを担当したメンターが登壇し、創業者の熱意やプロダクトの優位性をプレゼン、会場を盛り上げました。またデモ・デイに合わせて来日したTechstarsの創業者兼CEOのDavid Cohen氏も登壇し、東京、日本のスタートアップエコシステムへの強い期待とTechstarsの貢献について語り、イベントは大盛況の下終了しました。
第2回プログラムの募集ご案内
「Techstars Tokyo」では、日本発で世界を目指す日系スタートアップならびに世界各国のスタートアップを対象として、12社のシード期スタートアップを選抜し、Techstarsの組成するファンドから１社あたり120,000ドルを出資した上でアクセラレーションプログラムに参加いただき、事業の加速を目指します。Techstarsのグローバルなメンターネットワークに加え、第1回プログラムの実施を経て構築された「Techstars Tokyo」独自のメンターネットワークや、三井不動産、JETROのスタートアップ支援のノウハウやネットワークを通じて、参加スタートアップを支援します。
＜「Techstars Tokyo」第2回プログラム募集要項＞
スケジュール 2024年12月17日募集開始
2025年5月14日 （米国時間）募集締切
2025年8月18日（予定） アクセラレーション開始
2025年11月11日（予定） デモ・デイ
募集対象 日本発で世界を目指す日系スタートアップならびに世界各国のスタートアップ
（※本社所在地は問わない）
募集社数 12社（予定）
募集分野 全領域
出資額 Techstarsが運営するファンドから1社あたり約120,000ドル
場所 東京ミッドタウン八重洲「イノベーションフィールド八重洲」
内容 Techstarsのメンターネットワークを活用したビジネスモデルの検証・改善、
ピッチトレーニング、デモ・デイなど
応募方法 Techstarsウェブサイト（https://www.techstars.com/accelerators/tokyo）より申込み
■「Techstars Tokyo」について
Techstars は、世界12か国33 都市で活動する世界最大級のプレシード投資家です。2006 年に設立され、これまでに4,400 以上の企業に投資し、21 のユニコーンを輩出、合計時価総額は約1,500 億ドルに及びます。Techstars がエクイティ方式のアクセラレーションプログラムを開催するのは日本初であり、運営する33 都市・45のアクセラレーションプログラムのうち、アジア圏で唯一となります。
三井不動産は、ワークスペース、コーポレートベンチャーキャピタル（CVC）、コミュニティの3つの切り口でスタートアップの事業成長を支援する「31VENTURES」を推進しており、日本及び東京におけるスタートアップ・エコシステムの活性化に取り組んでいます。ジェトロは、内閣府が策定した「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」、東京都が策定した「Global Innovation with STARTUPS」において謳われている海外VC・アクセラレーターの誘致に向けた取り組みを、内閣府・経済産業省及び東京都の協力のもと推進してきました。
三井不動産は、ジェトロの活動を受けて東京進出を検討していたTechstarsとパートナーシップを締結し、「Techstars Tokyo」の東京開催を決定しました。出資や場の提供、「31VENTURES」において培ったノウハウやネットワーク等を通じて参加スタートアップを支援します。
「Techstars Tokyo」におけるTechstarsとのパートナーシップやサポートを通じて、三井不動産は、世界から起業家を呼び込むとともに日本からグローバル志向の起業家が巣立つことを支援し、スタートアップ・エコシステムの活性化、そして日本及び東京の国際競争力向上に貢献して参ります。
■「東京ミッドタウン八重洲」「イノベーションフィールド八重洲」について
東京ミッドタウン八重洲は、施設コンセプトに「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド ～日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街～」を掲げ、世界中・日本中から人や情報、モノ・コトが集まり、交わり、新しい価値を生み出し、世界に向けて発信していく街づくりを目指すオフィス・商業・ホテル・バスターミナル・小学校・ビジネス交流施設・エネルギーセンター・こども園等の多彩な要素で構成されたミクストユース型再開発です。
4階と5階には、都市と地域のイノベーションの起点として、企業・アカデミア・スタートアップなどが集う、交流と創発の拠点「イノベーションフィールド八重洲」があり、ライフサイエンス分野をはじめとした産業創造や、東京大学との連携による共同研究等で培った当社のノウハウやネットワークを活用し、イノベーションに必要な「場」と、地域や産業分野を超えた共創の「機会」を提供しています。
【三井不動産グループのサステナビリティについて】
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「＆マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
また、2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY（重点的に取り組む課題）」として、「1．産業競争力への貢献」、「2．環境との共生」、「3．健やか・活力」、「4．安全・安心」、「5．ダイバーシティ＆インクルージョン」、「6．コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取り組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
・「グループ長期経営方針策定」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
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