ベトナムでの住宅開発参画10周年を迎え、新たな住宅ブランド「LEGACY COLLECTION」を発表

にしてつグループ

2025年6月9日 17時01分

　西日本鉄道㈱（福岡市中央区、代表取締役社長執行役員：林田浩一、以下西鉄）と阪急阪神不動産㈱（大阪市北区、代表取締役社長:福井康樹、以下 HHP）は、ベトナムの大手デベロッパーであるナムロンインベストメントコーポレーション（ホーチミン市、会長：グエン・スアン・クアン、以下ナムロン社）とパートナーシップを締結し、ベトナムにおける住宅開発の参画より10周年を迎えたことを記念して、本年5月10日～11日に「戦略的パートナーシップ10周年記念式典」を開催しました。

　本式典では在ホーチミン日本国総領事館の小野総領事や行政関係者など約400名を迎え、これまでの10年間の歴史を振り返るとともに、新たに高級住宅ブランド「LEGACY COLLECTION」の発表を行いました。今後、西鉄が参画しているWATERPOINTプロジェクトおよびPARAGONプロジェクトの新規戸建販売区画において「LEGACY COLLECTION」の開発を推し進めてまいります。

　３社のベトナムでの住宅開発は、2015年のホーチミン市内における分譲住宅開発事業着手以降、住宅供給戸数20,000戸以上、総開発面積400haを超える規模へと成長しました。ベトナムのさらなる発展に寄与するため、西鉄およびHHPでは、今後もナムロン社とのパートナーシップ強化を図り、ベトナムでのサステナブルな住宅開発を推進してまいります。

■西鉄×HHP×ナムロン社　「戦略的パートナーシップ10周年記念式典」

3社が取り組んだ10年間に渡る住宅開発の歴史の振り返り、そして、さらなる開発の発展に向けて新規販売区画における新たな高級住宅ブランド「LEGACY COLLECTION」の誕生が発表されました。

▼「戦略的パートナーシップ10周年記念式典」の様子（5月10日　Thiskyhall salaにて）

福井社長（HHP）、ルーカス社長（ナムロン社）、林田社長（西鉄）が太鼓10連打音で10周年を祝福

式典内で発表された新ブランド「LEGACY COLLECTION」。WATERPOINTプロジェクトおよびPARAGONプロジェクト内で開発予定。

各社代表祝辞（一部抜粋）

ホーチミン日本国総領事館　総領事　小野益央　氏

３社がこれまでプロジェクトを展開しているホーチミン市、ドンナイ省およびロンアン省は、連結性の強い経済発展を遂げていくだろう。日本での豊富なTOD開発の実績を持つ西鉄、HHP両社と地元の有力建設会社ナムロン社のパートナーシップは、ベトナム南部地域における新たな街づくりと繁栄、そして日本とベトナムの交流と協力の強化をもたらすと期待している。

ナムロンインベストメントコーポレーション　会長グエン・スアン・クアン　氏

今後は、現在需要が高く、ベトナム政府も奨励する「手頃な価格帯の住宅」分野での協力をさらに強化すると同時に、市場のニーズに応じて、より高級な新しい商品セグメントへの展開も進めていきたい。日本の二大パートナーとの協力関係がより包括的な新たな章へと進化していくことを、確信している。これからも共に歩みを進め、新たな章を切り拓いていきたい。

阪急阪神不動産株式会社代表取締役社長福井康樹　氏

2015年に初めての海外事業をスタートしたのがここベトナムで、ベトナムのお客様に「快適で質の高い住まいを提供する」という共通のビジョンがあるからこそ、共に歩んでこられたと感じている。これからも共通のビジョンのもと、この10年間で築いた信頼関係をもとに、ナムロン社とさらに強いパートナーシップを築き、共に新しいプロジェクトや、さらなる挑戦を進めていきたい。

西日本鉄道株式会社代表取締役社長執行役員林田浩一

ナムロン社と私たちは持続可能な未来を創造するために、共に力を合わせてきた。今後、自然災害の発生や金融マーケットの急激な変動等未来の不確実性が高まっている中で、お客様や地域社会の声に耳を傾け、ベトナム国民が望む「真のまちづくり」に向けてパートナー同士の力を結集することが欠かせない。10年後、パートナーシップの力で更に拡大したまちづくりの成果を披露しながら、共にお祝いできることを楽しみにしている。