「第12回ベネッセ賞」、シンガポール・ビエンナーレ2019 にて開催
株式会社ベネッセホールディングス(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:安達 保)とシンガポール美術館は、シンガポール・ビエンナーレ2019 において「第12回ベネッセ賞」を開催いたします。「ベネッセ賞」は、シンガポール・ビエンナーレ2019に出展するすべての参加アーティストの中から、既成概念にとらわれず、実験・開拓精神に富み、ベネッセグループの企業理念である「Benesse=よく生きる」を表すような作品づくりの可能性が期待されるアーティスト1名(1組)に授与されます。
第12回ベネッセ賞の一次審査選抜者(ショートリスト)は、2019 年11 月20 日のシンガポール・ビエンナーレ2019 メディアプレビューにて発表します。最終受賞者の発表と授賞式は2020 年1 月11 日を予定しています。
■「ベネッセ賞」について
「ベネッセ賞」は1995年、「福武書店」から「ベネッセコーポレーション」への社名変更を契機に、傑出したアーティストのアート活動を評価し、ベネッセグループの企業理念である「Benesse=よく生きる」を体現するアーティストを支援する目的で、ヴェネチア・ビエンナーレにおいてスタートしました。
「第11回ベネッセ賞(2016年)」からはその拠点をアジアに移行し、シンガポール美術館と共催でシンガポール・ビエンナーレの公式賞として再始動しています。受賞アーティストは、株式会社ベネッセホールディングスより、ベネッセアートサイト直島での作品制作またはベネッセアートサイト直島による作品収蔵の機会と賞金300万円が授与されます。
ベネッセ賞は、シンガポール・ビエンナーレ2019に出展するすべての参加アーティストの中から審査を行い、一次審査にて約5名(5組)のショートリスト受賞者を選出します。その後、ベネッセアートサイト直島内で最終審査を行い、一次審査の選抜者のなかから最終受賞者(ベネッセ賞)1名(1組)を選出します。
一次審査の国際審査員は、ベネッセホールディングスとシンガポール美術館により指名された以下の方々です。
アーティスト
「ルアンルパ」メンバー(インドネシア)
シンガポール美術館 館長
ナショナル・ギャラリー・シンガポール 館長(シンガポール)
上海当代芸術博物館 館長(中国)
イルハム・ギャラリー ディレクター(マレーシア)
ベネッセアートサイト直島 インターナショナルアーティスティックディレクター(日本)
■福武總一郎(株式会社ベネッセホールディングス名誉顧問 / 公益財団法人福武財団理事長)のメッセージ
ベネッセホールディングスは福武財団とともに、30年以上にわたり「ベネッセアートサイト直島」の活動を行ってまいりました。「ベネッセアートサイト直島」は、急速な近代化や過疎の影響でダメージを受けてきた瀬戸内海の島々を、アートにより再生、活性化させる活動です。私は、この活動を行う中で「人のほんとうの豊かさ、幸せとは何か」を考え、人々の「よく生きる」ことを支援したいと決意し、現在のベネッセホールディングスの社名に「Benesse」(よく生きる)という企業理念を掲げました。
現在ベネッセアートサイト直島には世界中から多くの人が訪れ、島の住民たちも誇りと笑顔を取り戻し、地域が大変に元気になっています。
この度2回目になるシンガポール・ビエンナーレでのベネッセ賞では、「自然とともに生きる」というアジア人の精神と、メッセージ性を持った現代美術を調和させ、新たな価値観を世界へ発信したいと思います。
■福武英明(株式会社ベネッセホールディングス社外取締役/公益財団法人福武財団副理事長) のメッセージ
私は、30年以上続く「ベネッセアートサイト直島」の活動に関わるなかで、コミュニティーの中で時間をかけて作品を作り続けることにより、新しい文化や学びが創出されることを実感してきました。
現在、世界中で、複雑な社会課題や環境問題を解決するための取り組みが進められています。このような時代だからこそ、長い時間軸で物事を考えながら、答えのない課題に取り組む行為そのものである「アート」の役割が重要になっていると強く感じています。
ベネッセ賞はこの度、12回目を迎えます。ベネッセ賞の継続とともに築かれてきた理念や文化を継承しつつ、その一方で、アートとコミュニティーが創りだす化学反応を積極的に取り込み、ベネッセ賞ならびにベネッセアートサイト直島の活動が、時代に即したポジティブな変化を社会にもたらすことを願っています。
■ご参考情報
過去のベネッセ賞受賞者
第1回(1995年) : 蔡國強(中国)
第2回(1997年) : アレキサンドロス・プシフゥーリス(ギリシャ)
第3回(1999年) : オラファー・エリアソン(デンマーク)
第4回(2001年) : ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー(カナダ)
第5回(2003年) : リクリット・ティラヴァーニャ(タイ)
第6回(2005年) : タシタ・ディーン(イギリス)
第7回(2007年) : アデル・アブデスメッド(アルジェリア/フランス)
第8回(2009年) : ハンス=ペーター・フェルドマン(ドイツ)
第9回(2011年) : アドリアン・ヴィジャール・ロハス(アルゼンチン)
第10回(2013年) : アンリ・サラ(アルバニア/ フランス)
第11回(2016年) : パナパン・ヨドマニー(タイ)/ 福武總一郎特別賞 ズルキフリ・マハムード(シンガポール)
*第1-10回まではヴェネチア・ビエンナーレ(第46回~第55回)で実施(第2回のみ共催)。
*第11回よりシンガポール・ビエンナーレ(第5回~)で実施(シンガポール美術館と共催)。
ベネッセアートサイト直島について
ベネッセアートサイト直島は、直島、豊島、犬島の三つの島を舞台に、株式会社ベネッセホールディングスと公益財団法人福武財団が展開しているアート活動の総称です。文化的、歴史的に豊かな美しい瀬戸内海の自然の中に現代アートや建築を置くことによって、どこにもない特別な場所を生み出していくことを目指しています。アート作品や自然、瀬戸内の風景や地域の人々との触れ合いを通して、訪れてくださる方々がベネッセホールディングスの企業理念である「ベネッセ=よく生きる」とは何かについて考えるきっかけとなることを願い、地域とともに成長し社会に貢献するために活動しています。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
http://benesse-artsite.jp/
ベネッセホールディングスについて
ベネッセは「Benesse=よく生きる」という企業理念のもと、教育、語学、生活、介護の分野でお客様一人ひとりの意欲向上と課題解決を一生涯にわたって支援する企業グループです。幼児から高校生を対象にした日本最大の通信教育サービス「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」や、学校事業を行う「株式会社ベネッセコーポレーション」、高齢者向けホーム運営の「株式会社ベネッセスタイルケア」、世界最大の語学学校「ベルリッツコーポレーション」などを有します。
ベネッセホールディングスは福武財団とともに展開する「ベネッセアートサイト直島」において、30年以上にわたり、アートを活かした地域づくりに取り組んでいます。ベネッセアートサイト直島の活動およびベネッセ賞は、当グループのサステナビリティビジョンと一致する活動であり、持続可能な未来を創ることに寄与するものです。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
https://www.benesse-hd.co.jp/
シンガポール・ビエンナーレ2019について
シンガポール・ビエンナーレは2006年、現代アートの国際的なプラットフォームを築き、新たな共創の機会を与えるために設立されました。今回で第6回目を迎えるシンガポール・ビエンナーレ2019は“ Every Step in the Right Direction(全ての歩みを正しい方向へ)”をテーマに開催されます。これは人類の変化と改善のために、現在の状況を見すえた上で正しい選択を行い、行動を起こす努力を意味します。変化を起こすという決断の一歩と、その歩みが継続されることを呼びかけ、私たち一人ひとりを進むべき方向に導きます。シンガポール・ビエンナーレでは会期中に作品を展示する他、アーティスト、キュレーターによるトークやツアー、学校訪問、ワークショップといった参加型の教育プログラムなど、一般の方々が現代アートに触れる機会を創出します。シンガポール・ビエンナーレはこのような活動を通して、私たちの周りの世界を変えていくことを人々に呼びかけます。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
http://www.singaporebiennale.org
シンガポール美術館について
シンガポール美術館はシンガポール、東南アジア、アジア地域におけるアート制作やアート構想に焦点を置き、世界的視野を持ち備えた現代アート美術館です。さまざまな分野の現代アートを支援するとともに、リサーチや新しい展示方法を通して、来館者に現代アートに親しんでもらいやすい工夫をしています。1996年1月の開館以来、アジアの最も重要な現代アート作品を収集しています。展示や一般向けプログラムを通し、シンガポールに刺激的でクリエイティブな場を作り、来館者一人ひとりの体験を深いものにする努力をしています。また、公共アート活動、教育事業、リサーチ、出版、分野を超えた交換プログラムなども行っています。
2011年、シンガポール・ビエンナーレの開催場所として運営に携わり、2013年と2016年、2019年は主催者となりました。また、2013年11月13日に文化・社会・青年省に、公開有限責任保証会社として認可されました。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
http://www.singaporeartmuseum.sg
第12回ベネッセ賞の一次審査選抜者(ショートリスト)は、2019 年11 月20 日のシンガポール・ビエンナーレ2019 メディアプレビューにて発表します。最終受賞者の発表と授賞式は2020 年1 月11 日を予定しています。
■「ベネッセ賞」について
「ベネッセ賞」は1995年、「福武書店」から「ベネッセコーポレーション」への社名変更を契機に、傑出したアーティストのアート活動を評価し、ベネッセグループの企業理念である「Benesse=よく生きる」を体現するアーティストを支援する目的で、ヴェネチア・ビエンナーレにおいてスタートしました。
「第11回ベネッセ賞(2016年)」からはその拠点をアジアに移行し、シンガポール美術館と共催でシンガポール・ビエンナーレの公式賞として再始動しています。受賞アーティストは、株式会社ベネッセホールディングスより、ベネッセアートサイト直島での作品制作またはベネッセアートサイト直島による作品収蔵の機会と賞金300万円が授与されます。
■「第12回ベネッセ賞」の審査方法と国際審査員
ベネッセ賞は、シンガポール・ビエンナーレ2019に出展するすべての参加アーティストの中から審査を行い、一次審査にて約5名(5組)のショートリスト受賞者を選出します。その後、ベネッセアートサイト直島内で最終審査を行い、一次審査の選抜者のなかから最終受賞者(ベネッセ賞)1名(1組)を選出します。
一次審査の国際審査員は、ベネッセホールディングスとシンガポール美術館により指名された以下の方々です。
アデ・ダルマワン(Ade Darmawan)
アーティスト
「ルアンルパ」メンバー(インドネシア)
ユージン・タン(Eugene Tan)
シンガポール美術館 館長
ナショナル・ギャラリー・シンガポール 館長(シンガポール)
ゴン・ヤン(Gong Yan)
上海当代芸術博物館 館長(中国)
バレンタイン・ウィリー(Valentine Willie)
イルハム・ギャラリー ディレクター(マレーシア)
三木 あき子(Akiko Miki)
ベネッセアートサイト直島 インターナショナルアーティスティックディレクター(日本)
■福武總一郎(株式会社ベネッセホールディングス名誉顧問 / 公益財団法人福武財団理事長)のメッセージ
ベネッセホールディングスは福武財団とともに、30年以上にわたり「ベネッセアートサイト直島」の活動を行ってまいりました。「ベネッセアートサイト直島」は、急速な近代化や過疎の影響でダメージを受けてきた瀬戸内海の島々を、アートにより再生、活性化させる活動です。私は、この活動を行う中で「人のほんとうの豊かさ、幸せとは何か」を考え、人々の「よく生きる」ことを支援したいと決意し、現在のベネッセホールディングスの社名に「Benesse」(よく生きる)という企業理念を掲げました。
現在ベネッセアートサイト直島には世界中から多くの人が訪れ、島の住民たちも誇りと笑顔を取り戻し、地域が大変に元気になっています。
この度2回目になるシンガポール・ビエンナーレでのベネッセ賞では、「自然とともに生きる」というアジア人の精神と、メッセージ性を持った現代美術を調和させ、新たな価値観を世界へ発信したいと思います。
■福武英明(株式会社ベネッセホールディングス社外取締役/公益財団法人福武財団副理事長) のメッセージ
私は、30年以上続く「ベネッセアートサイト直島」の活動に関わるなかで、コミュニティーの中で時間をかけて作品を作り続けることにより、新しい文化や学びが創出されることを実感してきました。
現在、世界中で、複雑な社会課題や環境問題を解決するための取り組みが進められています。このような時代だからこそ、長い時間軸で物事を考えながら、答えのない課題に取り組む行為そのものである「アート」の役割が重要になっていると強く感じています。
ベネッセ賞はこの度、12回目を迎えます。ベネッセ賞の継続とともに築かれてきた理念や文化を継承しつつ、その一方で、アートとコミュニティーが創りだす化学反応を積極的に取り込み、ベネッセ賞ならびにベネッセアートサイト直島の活動が、時代に即したポジティブな変化を社会にもたらすことを願っています。
■ご参考情報
過去のベネッセ賞受賞者
第1回(1995年) : 蔡國強(中国)
第2回(1997年) : アレキサンドロス・プシフゥーリス(ギリシャ)
第3回(1999年) : オラファー・エリアソン(デンマーク)
第4回(2001年) : ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー(カナダ)
第5回(2003年) : リクリット・ティラヴァーニャ(タイ)
第6回(2005年) : タシタ・ディーン(イギリス)
第7回(2007年) : アデル・アブデスメッド(アルジェリア/フランス)
第8回(2009年) : ハンス=ペーター・フェルドマン(ドイツ)
第9回(2011年) : アドリアン・ヴィジャール・ロハス(アルゼンチン)
第10回(2013年) : アンリ・サラ(アルバニア/ フランス)
第11回(2016年) : パナパン・ヨドマニー(タイ)/ 福武總一郎特別賞 ズルキフリ・マハムード(シンガポール)
*第1-10回まではヴェネチア・ビエンナーレ(第46回~第55回)で実施(第2回のみ共催)。
*第11回よりシンガポール・ビエンナーレ(第5回~)で実施(シンガポール美術館と共催)。
ベネッセアートサイト直島について
ベネッセアートサイト直島は、直島、豊島、犬島の三つの島を舞台に、株式会社ベネッセホールディングスと公益財団法人福武財団が展開しているアート活動の総称です。文化的、歴史的に豊かな美しい瀬戸内海の自然の中に現代アートや建築を置くことによって、どこにもない特別な場所を生み出していくことを目指しています。アート作品や自然、瀬戸内の風景や地域の人々との触れ合いを通して、訪れてくださる方々がベネッセホールディングスの企業理念である「ベネッセ=よく生きる」とは何かについて考えるきっかけとなることを願い、地域とともに成長し社会に貢献するために活動しています。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
http://benesse-artsite.jp/
ベネッセホールディングスについて
ベネッセは「Benesse=よく生きる」という企業理念のもと、教育、語学、生活、介護の分野でお客様一人ひとりの意欲向上と課題解決を一生涯にわたって支援する企業グループです。幼児から高校生を対象にした日本最大の通信教育サービス「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」や、学校事業を行う「株式会社ベネッセコーポレーション」、高齢者向けホーム運営の「株式会社ベネッセスタイルケア」、世界最大の語学学校「ベルリッツコーポレーション」などを有します。
ベネッセホールディングスは福武財団とともに展開する「ベネッセアートサイト直島」において、30年以上にわたり、アートを活かした地域づくりに取り組んでいます。ベネッセアートサイト直島の活動およびベネッセ賞は、当グループのサステナビリティビジョンと一致する活動であり、持続可能な未来を創ることに寄与するものです。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
https://www.benesse-hd.co.jp/
シンガポール・ビエンナーレ2019について
シンガポール・ビエンナーレは2006年、現代アートの国際的なプラットフォームを築き、新たな共創の機会を与えるために設立されました。今回で第6回目を迎えるシンガポール・ビエンナーレ2019は“ Every Step in the Right Direction(全ての歩みを正しい方向へ)”をテーマに開催されます。これは人類の変化と改善のために、現在の状況を見すえた上で正しい選択を行い、行動を起こす努力を意味します。変化を起こすという決断の一歩と、その歩みが継続されることを呼びかけ、私たち一人ひとりを進むべき方向に導きます。シンガポール・ビエンナーレでは会期中に作品を展示する他、アーティスト、キュレーターによるトークやツアー、学校訪問、ワークショップといった参加型の教育プログラムなど、一般の方々が現代アートに触れる機会を創出します。シンガポール・ビエンナーレはこのような活動を通して、私たちの周りの世界を変えていくことを人々に呼びかけます。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
http://www.singaporebiennale.org
シンガポール美術館について
シンガポール美術館はシンガポール、東南アジア、アジア地域におけるアート制作やアート構想に焦点を置き、世界的視野を持ち備えた現代アート美術館です。さまざまな分野の現代アートを支援するとともに、リサーチや新しい展示方法を通して、来館者に現代アートに親しんでもらいやすい工夫をしています。1996年1月の開館以来、アジアの最も重要な現代アート作品を収集しています。展示や一般向けプログラムを通し、シンガポールに刺激的でクリエイティブな場を作り、来館者一人ひとりの体験を深いものにする努力をしています。また、公共アート活動、教育事業、リサーチ、出版、分野を超えた交換プログラムなども行っています。
2011年、シンガポール・ビエンナーレの開催場所として運営に携わり、2013年と2016年、2019年は主催者となりました。また、2013年11月13日に文化・社会・青年省に、公開有限責任保証会社として認可されました。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
http://www.singaporeartmuseum.sg
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