ヤマダデンキ・DG TAKANO・Whipsawの3社が協力革新的な節水技術で次世代のキッチンスタイルを実現へ

～持続可能な未来への第一歩キッチン水栓「meliordesign 5a faucet」を全国発売～

株式会社ヤマダホールディングス

2024年10月3日 15時00分

　ヤマダホールディングスグループの株式会社ヤマダデンキ（本社：群馬県高崎市、代表取締役社長：上野善紀、以下、ヤマダデンキ）と、株式会社DG TAKANO（本社：東京都台東区、代表取締役：高野雅彰、以下、DG TAKANO）は、DG TAKANOが開発した最大80％節水を可能にするキッチン水栓「meliordesign 5a faucet」の独占販売契約を締結しました。

　ヤマダデンキの全国192店舗＊での展示販売開始を記念し、2024年10月2日（水）、ヤマダデンキ、DG TAKANO、そしてシリコンバレー有数のデザイン会社Whipsaw（本社：カルフォルニア州、CEO：ダン・ハーデン）の3社による共同記者会見を行いました。

▲ 10月2日の記者会見(左より)Whipsaw CEO：ダン・ハーデン氏、DG TAKANO 代表取締役：高野雅彰氏、　　　　　　　　　ヤマダデンキ取締役兼副社長執行役員副社長：佐野財丈、同リフォーム事業部長笹澤淳

【ヤマダデンキ】

　リフォーム事業を通じて“くらしまるごと”安心で快適な住空間をご提供すべく、全国に販売網をもつ強みを活かしてキッチン水栓「meliordesign 5a faucet」の展開に協力。会見に出席したヤマダデンキ取締役兼副社長執行役員副社長の佐野は、この水栓について「優れた機能美を持つことが魅力だ」と述べ、「DG TAKANO、そしてWhipsawと手を携えることで、未来に向けた持続可能な製品をお客様にお届けできることを非常に誇りに思う」と連携への意欲を示しました。

　これまで「meliordesign 5a faucet」は、DG TAKANOの公式オンラインショップや一部店舗のみでの販売でしたが、全国のヤマダデンキ192店舗＊で新たに展示販売がスタートします。

《ヤマダデンキ》

取り扱い店舗：全国192店舗（＊2024年10月3日現在）

DG TAKANO公式ホームページ：

(https://drive.google.com/file/d/1e62yL6SH9r-ZhTbbTCAPcoaITF5tgRdJ/view?usp=sharing)

販売価格：179,800円（税込/設置工事費込み）

【DG TAKANO】

　DG TAKANOは、人と地球が共存できる未来を目指し、次世代のライフスタイルを実現する製品とインフラを開発しています。今回の「meliordesign 5a faucet」の完成は、その第一ステップとして位置づけられます。水栓に搭載された節水ノズル「Bubble90」は、2009年に開発、同年「超モノづくり部品大賞」グランプリを受賞。無電力で「脈動流」を生成し、節水と高い洗浄力を両立しました。「meliordesign 5a faucet」は、その「Bubble90」を技術革新で樹脂製に改良。海外の硬水にも対応でき、世界中のキッチンで使えるため、水不足の解決に大いに貢献できます。この製品は、DG TAKANOが目指す持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩であり、今後の製品開発の土台となります。

【Whipsaw】　　　　　　　　　　DG TAKANOのビジョンに共鳴　　～革新的なデザインで持続可能な未来を共に創造～

　水栓を共同開発したWhipsawは、DG TAKANOが目指す未来に共感し、世界中どこでも使うことができる、革新的で機能性を追求したデザインを提供。ダン・ハーデンCEOは日米のコラボレーションによる水栓誕生までの経緯や、“世界をリードする”Whipsawのデザインポリシーについて述べ、「この製品が世界中で使用され、環境問題解決に貢献することを目指している」と期待感を示しました。

Whipsaw_製品紹介ページ:

https://www.whipsaw.com/latest/a-water-saving-innovation-designed-by-whipsaw-and-dg-takano

■水栓と“食器”でライフスタイルを変革

「meliordesign 5a faucet」と、DG TAKANOが開発した洗剤不要で水だけで油汚れを落とせる「meliordesign」食器を組み合わせることで、節水率は最大95％にアップ。食器洗いの時間と負担を大幅に軽減します。ヤマダデンキでは、次世代へのライフスタイルを提案する製品として、リフォーム売場にて蛇口と「meliordesign」食器をあわせてご提案、より環境に配慮した選択肢を顧客にご提供いたします。

■次世代キッチンの実現へ連携

　今回の3社の協力は、単なる製品開発にとどまらず、持続可能な社会を目指した大規模な取り組みです。DG TAKANOは、次世代のキッチンシンクを構想し、食品残渣をバイオタンクに送り、有機肥料として再利用するシステムの導入を目指しています。これにより、フードロスや水の浪費を大幅に削減し、循環型のライフスタイルを提案します。

　「meliordesign 5a faucet」をスタートに、今後もDG TAKANO、Whipsaw、ヤマダデンキの3社は、それぞれの強みを活かしながら、チャレンジを続けます。Whipsawの革新的なデザイン力、ヤマダデンキの国内展開力、そしてDG TAKANOの技術力が結集し、持続可能な未来の実現に向けて歩みを進めていきます。