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株式会社髙島屋
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【高島屋史料館】特別展示 没後100年 富岡鉄斎「贈君百扇」ー君に百扇を贈るー

2024年7月13日(土)から高島屋史料館(大阪)で開催

株式会社髙島屋

富岡鉄斎が長い歳月をかけて友へ贈り続けた100握の扇すべてを展観

 「最後の文人画家」といわれる富岡鉄斎は、1836(天保7)年、京都に生まれました。学問と画業を独学した鉄斎は、1924(大正13)年に89歳で没するまで、数多くの独創的な書画を残しました。本年は鉄斎没後100年にあたります。

 1909(明治42)年、鉄斎は、髙島屋が開催した「現代名家百幅画会」へ、《龝景山水》を出品しました。これは当時、画壇とは一線を画していた鉄斎が、世に知られる大きな契機となりました。その後、美術部を創設した髙島屋では、1913(大正2)年に初めて鉄斎展を開催。髙島屋美術部の展覧会には、鉄斎が思いのままに描いた新作が並び、鉄斎人気は全国に広がっていきました。鉄斎晩年の個展は髙島屋のみで開催、画集も出版したので、世間では「髙島屋の鉄斎」といわれたほどでした。

 髙島屋史料館蔵「贈君百扇」は、鉄斎が長い歳月をかけて友へ贈り続けた100握の扇です。鉄斎が感興の赴くまま描いた神仙、道釈、山水、花鳥、歴史、風俗、雅俗、…本展では百扇すべてを展観します。巨匠 鉄斎による無限無窮の100の物語をお楽しみください。

展示内容

◆髙島屋の鉄斎

終生、画家ではなく学者であろうとした鉄斎は、「俺は知つての通り元が儒生で、画をかくというのが変体ぢや、それで師匠もなければ弟子も取らぬ」と、展覧会や画壇からは一線を画していました。そんな鉄斎が、広く世間に知られる契機となったのが髙島屋の展覧会でした。髙島屋初の鉄斎展は、若い頃の作品から近作まで100作並んだ1913(大正2)年の「富岡鉄斎画幅展観」(大阪心斎橋店)でした。その後、1921(同10)年、1922(同11)年、1924(同13)年と鉄斎晩年の個展を独占的に開催、画集も出版し、鉄斎の芸術は髙島屋の展覧会で全国に知られ、人気を博していきました。

世に「髙島屋の鉄斎」といわれた所以です。

髙島屋呉服店美術部発行の鉄斎画集(大正期)

◆「贈君百扇」

髙島屋史料館蔵「贈君百扇」は、鉄斎が長い歳月をかけて、久邇宮(くにのみや)家の家令を務めていた角田敬三郎(号は誠光または栗堂)に贈った扇子100握を蒐集したものです。ほとんどが年代未詳ですが、鉄斎60~70歳代のものが多く、80歳以後のものも数点あります。鉄斎画の画題・画賛の内容の豊かさは、彼の博覧強記ぶりを背景としていますが、百扇にもそれは遺憾なく発揮されています。神仙、道釈、山水、花鳥、歴史、風俗、雅俗…鉄斎が感興の赴くまま描いた百扇は、軽妙洒脱にして天衣無縫、鉄斎自身が楽しみながら描いた様子が伝わります。

「髙島屋の鉄斎」といわれた巨匠の稀有な作品である「贈君百扇」。その無限無窮の100の物語をお楽しみいただければ幸いです。

「贈君百扇」収納箱 木箱箱書は富岡鉄斎/紙覆は洋画家 正宗得三郎

   

 

学芸員によるギャラリートーク

会期中の毎週土曜日 午後2時~(約30分)

※お申込み不要、開始時間までに企画展示室にお集まりください。


広報画像

寿老人図 1905(明治38)年 70歳
松石蘭芝図 年代不詳

桃花流水図 年代未詳                        
西郷隆盛角觝図 年代未詳


 

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URL
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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区日本橋2-12-10 髙島屋グループ本社ビル
電話番号
-
代表者名
村田善郎
上場
東証1部
資本金
660億2500万円
設立
-
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