コーセー、「インフィニティ ザ リペア」のパッケージが「第50回木下賞」を受賞 ~脳卒中による後遺症をもつ方の声をヒアリング、すべての人が負担なく使えるユニバーサルデザインが高評価~

株式会社コーセー

 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田中 慎二)のハイプレステージブランド『インフィニティ』が展開するエイジングケア(※1)ライン「ザ リペア」のパッケージが、このたび公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第50回木下賞 改善合理化部門」賞を受賞しました。「木下賞」の受賞は、コーセーとして11年ぶり3回目となります。                                                                        

(※1)年齢に応じたお手入れ

2026年6月12日 「令和8年度 木下賞 授賞式」の様子

左から:株式会社コーセー 商品デザイン部 
設計開発室 胡口 智紀、デザイン室 熊田 美保、設計開発室 設計一課 中村 桜子


 メーカーなど約1100社が加盟する、包装技術の普及・推進を目的とした専門団体である日本包装技術協会が、1977年から主催する「木下賞」は、包装技術の発展や業界へ大きく貢献した、優れた技術や取り組みを毎年表彰するものです。同賞の選出にあたっては、官公庁や大学・学術機関の関係者10名で構成される審査委員会により、容器全体の物理強度などの「保護性」、リサイクル性やユニバーサルデザインといった「社会環境性」など、9つの評価項目から厳正な審査が行われます。

 第50回木下賞で、包装の改善・合理化に顕著な業績をあげた作品に与えられる「改善合理化部門」賞は2件の作品に授与されました。同賞を受賞した「ザ リペア」ラインの容器・箱の開発においては、すべての人が負担なく使えるユニバーサルデザインを叶えるべく、NPO法人ドリーム(所在地:愛知県名古屋市、理事長:加賀瀬圭太)と協働し、脳卒中による後遺症で指先に力が入りにくい方などの実際の声をヒアリング。美容液とジェルクリームの容器底面には滑り止め樹脂を採用(※2)したうえ、従来と比べ半分の回転で開くキャップと合わせ、片手で楽に開閉できるようにしました。また、箱は側面からも開けられることで取り出しやすくし(※3)、内外の表示やイラストを既存品より大きくして視認性を高めるなど様々な工夫をこらしました。

 今後も、メイクセミナーおよびヒアリング調査を引き続き実施するなど多様なお悩みやニーズにきめ細かくお応えし、ものづくりに活かすことで、当社はお客さま一人ひとりに寄り添った製品開発に邁進していきます。なお、この度の木下賞受賞に伴い授与される副賞については、NPO法人ドリーム様へ全額寄付する予定です。

(※2)特許出願中

(※3)特許出願中

■ デザインメンバー

<アートディレクター> 株式会社コーセー 商品デザイン部 デザイン室 熊田 美保

<設計開発者>株式会社コーセー 商品デザイン部 設計開発室 胡口 智紀

       株式会社コーセー 商品デザイン部 設計開発室 設計一課 中村 桜子

設計開発者 小口友則からのコメント

 木下賞を受賞できたことを大変光栄に感じております。本製品は専門知識を活かしたテクニカルな内容だけではなく、脳卒中の後遺症のある方々へヒアリングを行い「お客さまの声」をもとに「ユニバーサルデザイン」を取り入れた製品です。そのヒアリングで得た内容を取り入れ、新規性の高い製品づくりにつなげられたことが評価されたと考えております。特にジャー容器は底面に滑り止めを付け、片手でも開けられる構造にし、箱は天面から持ち上げず、側面から安全に開けられる展開箱を設計しました。いずれも新規性の高い包装技術となりますが、何度も改良を繰り返すことで、無事製品化につなげることができました。

 今回の受賞は、仕入先様・各部門の皆様のご協力あっての成果だったと考えております。ご協力いただいた関係各所の皆さまに感謝申し上げます。

NPO法人ドリームとの取り組み

 当社は、脳卒中による障がいのある方を対象として、NPO法人ドリームと協働し、メイクアップセミナーを開催しています。発症後の後遺症で手が不自由な方にも、簡単で楽しくできるメイクテクニックを提供するほか、使いやすい商品デザインについて参加者にヒアリングも実施しています。

 本取り組みは、サステナビリティ戦略における人に寄り添う取り組みの一つとして、継続して取り組んでおり、令和6年度には消費者庁より「消費者志向経営優良事例」として表彰(※4)されています。次回のメイクアップセミナー及びヒアリングは今年7月18日(土)に実施する予定で、今後も、ユニバーサルデザイン商品の開発などを通じて、多様な声を起点とした価値創造に努め、美を通じた豊かな社会づくりへ還元していきます。

(※4)2025年1月24日消費者庁発表ウェブサイト

■令和6年度 消費者志向経営優良事例表彰にて 消費者庁長官表彰を2年連続受賞(2025年2月19日発行) https://koseholdings.co.jp/ja/kose/news/9166/

■新たにサステナビリティ目標を追加し、 人と地球に寄り添う取り組みを強化(2026年4月6日発行)
 https://koseholdings.co.jp/ja/news/9930/

コーセーのアダプタビリティについて

 当社は、これからも永く、お客さまに寄り添う企業であるために、新しい社会や、グローバルなお客さまとの出会いを見据え、性別、年齢、国籍、肌の色、価値観など、それぞれ違うバックボーンがあるという視点を、価値づくりの源泉にしています。それを叶えるチカラを「アダプタビリティ」と定義し、商品やサービス、コミュニケーションなど、あらゆる活動においてその人らしい選択ができるよう、「身体」「心・精神」「社会的属性」の3つの視点で、多様なバックボーンと向き合っています。

https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/adaptability/

(アダプタビリティ エイト)

木下賞

「木下賞」は、公益社団法人日本包装技術協会の第二代会長 故 木下又三郎氏の包装界に対する多年の功績を記念して1977年に創設された表彰事業で、

1.包装の研究・開発に顕著な業績をあげたもの「研究開発部門」

2.包装の改善・合理化に顕著な業績をあげたもの「改善合理化部門」

3.包装の新規分野創出に顕著な業績をあげたもの「新規創出部門」

を表彰する国内の包装産業界で最も権威ある賞です。

『インフィニティ』について

 2002年に、企業名「KOSÉ」を冠するハイプレステージブランドとして誕生しました。『インフィニティ』=「無限」という名に込めたのは、果てしない可能性への信念。“美しくなるチカラ”を極限まで高め、最新の皮膚科学研究で、探求した素材、技術、効果感を用いて肌に眠る“無限の美しさ”を呼び覚ます提案を行っています。

ブランド立ち上げ当初から「忙しい日々でも、ひとときの贅沢や確かな効果を感じてもらい、お客さまの肌の無限の可能性を引き出す」ことを目指し、エイジングケア(※1)に特化した幅広い商品を展開してきました。

(※1) 年齢に応じたお手入れ

 

■『インフィニティ』 ブランドサイト http://www.kose.co.jp/infinity/

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会社概要

株式会社コーセー

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URL
https://corp.kose.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区日本橋3-6-2
電話番号
03-3273-1511
代表者名
小林一俊
上場
東証プライム
資本金
48億4800万円
設立
1948年06月