Sedexに加入する食品・飲料業界10社によるワーキングチーム結成
― サプライチェーンにおける人権デュー・ディリジェンス※1の推進を目指して始動 ― ― 具体的な取り組みとして、サプライヤー向け説明会を開催 ―
サントリーホールディングス株式会社をはじめとする食品・飲料業界10社は、加入するSupplier Ethical Data Exchange(以下、Sedex)において「食品&飲料業界のバイヤー会員Sedexワーキングチーム」を結成しました。
※1 企業が人権への影響を特定・予防・軽減し、どのように対処するかについて説明するために、人権への悪影響の評価、調査結果への対処、対応の追跡調査、対処方法に関する情報発信を実施する一連の流れのこと
当社は、グローバルサプライチェーンにおけるエシカルかつ責任あるビジネス慣行の実現を目的に活動する非営利団体であるSedexに、2019年から加入しています。
今回は、今年9月に経済産業省が公表した「責任あるサプライチェーンにおける人権尊重のためのガイドライン」を受け、加入各社がサプライチェーンにおける人権課題の推進に向けてサプライヤーとのさらなる連携強化を図るべく、ワーキングチームを結成します。
サントリーグループは、2011年に「サステナブル調達基本方針」を、2017年には「サントリーグループ・サプライヤーガイドライン」を制定。2019年にSedexに加入後は、取引先と共に、グローバルにサプライチェーンにおけるリスクマネジメントの強化・効率化に取り組んできました。本ワーキングチームに参加し、2023年1月にはサプライヤー向け合同説明会の開催を計画するなど、さらに取り組みを加速させていきます。
これからも、Sedexのプラットフォームの活用を通じた人権デュー・ディリジェンスの活動を通じて、取引先と社会と環境に配慮したサプライチェーン全体におけるサステナビリティを推進していきます。
▼Supplier Ethical Data Exchange(Sedex)について
グローバルサプライチェーンにおけるエシカルかつ責任あるビジネス慣行の実現を目的に活動する非営利団体です。世界最大のサプライヤーエシカル情報共有プラットフォームを提供しており、「労働」「健康安全」「環境」「ビジネス倫理」の4領域で構成される世界共通のサプライヤー自己評価アンケートを策定しています。世界180カ国・地域、65,000以上の企業、団体、工場、自営業者等がそのサービスを利用しています。
▼「食品&飲料業界のバイヤー会員Sedexワーキングチーム」について
目的:食品・飲料業界における人権デュー・ディリジェンスの促進
加盟企業:アサヒグループホールディングス株式会社、味の素株式会社、キッコーマン株式会社、キリンホールディングス株式会社、サッポロホールディングス株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社J-オイルミルズ、株式会社ニチレイフーズ、ハウス食品グループ本社株式会社、株式会社ロッテ
以上10社(五十音順)
活動内容:食品・飲料業界内でのSedexの活用推進と標準化の働きかけ、サプライヤーへのSedex合同説明会の実施など、加入促進の働きかけ
▼サントリーグループのサステナビリティ・ビジョン
https://www.suntory.co.jp/company/csr/philosophy/
▼サントリーの「サステナブル調達」
https://www.suntory.co.jp/company/csr/soc_procurement/
▼サントリーの「人権の尊重」
https://www.suntory.co.jp/company/csr/soc_human-rights/
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリーお客様センター https://www.suntory.co.jp/customer/
以上
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