行政向け生成AI「QommonsAI」、J-LISフェア2026でエージェント版と行政専用AIアプリストア「Qommons ONE」を披露 — 自治体の定型業務を、職員の承認の基でAIが最後まで進める
判断モデル(意思決定AI)を活用したエージェント駆動で「高コスト・高遅延・非決定性」を解消。100アプリ以上の搭載を目指すQommons ONE、業務の型を全国共有する「全国行政AXレポジトリ」も紹介
生成AIの社会実装を牽引するPolimill株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:伊藤あやめ・谷口野乃花)は、2026年10月27日(火)・28日(水)に幕張メッセで開催される「地方自治情報化推進フェア2026」(主催:地方公共団体情報システム機構(J-LIS))に出展いたします。当社ブースでは、行政向け生成AI「QommonsAI(コモンズAI)」のエージェント版「QommonsAI 3.0 エージェント版」(2027年1月提供開始予定)、行政専用AIアプリストア「Qommons ONE」、自治体の業務の型を全国で共有する「全国行政AXレポジトリ」を紹介します。2026年12月には全国約1,200の自治体・約65万人の利用を見込むQommonsAIは、この利用基盤の上で「質問に答えるAI」から「業務を進めるAI」へ進化します。
出展概要
• イベント名:地方自治情報化推進フェア2026(主催:地方公共団体情報システム機構(J-LIS))
• 会期:2026年10月27日(火)9:30〜17:30、28日(水)9:30〜17:00
• 会場:幕張メッセ 展示ホール1〜3(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
• 入場:無料(事前登録制)
• 来場登録:https://fair.j-lis.go.jp/registration/
• 主な展示:①QommonsAI 3.0 エージェント版 ②Qommons ONE ③全国行政AXレポジトリ
• プレゼンテーション(谷口野乃花代表):「QommonsAI、行政AIエージェントとアプリストアへ」10月27日(火)10:15〜11:00(事前申込制)

定型業務の多い行政こそ、AIエージェントが力を発揮する — 簡単な業務から、複数の課にまたがる業務まで
自治体の業務の多くは、法令や例規に根拠があり、手順・様式・承認経路が定まった定型業務です。国や県からの照会への回答、契約事務、例規の改正、開示請求、庁内からの問合せ対応、申請の審査など、簡単なものから複数の課にまたがるものまで、日々大量に発生しています。手順と判断基準が定まった業務ほど、AIエージェントに任せられる範囲は広がります。
QommonsAI 3.0 エージェント版は、職員が言葉で定めた業務を、承認と記録のもとでAIが最後まで進めます。職員は、AIがまとめた案と根拠資料を確認し、判断に集中できます。
QommonsAI 3.0 エージェント版 — 職員がつくり、AIが進め、職員が承認する
• 職員が言葉で業務をつくる:業務の内容を伝えると、AIが質問しながら目的・成果物・判断基準・使うデータを整理し、手順を組み立てます。テスト実行を経て公開し、修正は版として記録されます。外部のサービスや他のエージェントとは、MCP(AIと外部サービスをつなぐ共通の接続方式)でつながります。
• 簡単な業務から複雑な業務まで
– 1回で完結する処理:文書の要約・作成、問合せへの一次回答案の作成
– 複数の処理をつなぐ業務:申請書類の読取・照合・分類・集計
– 複数の課にまたがる進行管理:国や県からの照会を読み込み、設問を担当課へ振り分け、督促し、回答を取りまとめる
• 行政の統制を標準装備:手順ごとに「AIが処理する」か「職員が確認する」かを設定できます。承認の依頼は、根拠資料と承認経路(係長→課長→部長など)を添えて期限付きで届き、承認・差戻しの理由まで記録されます。
• 自動起動と事前検証:申請の到着や警報を検知すると数秒で動き出す「イベント駆動トリガー」と、本番環境の複製で結果を事前に検証する「サンドボックス実行」を利用できます。
判断モデル(意思決定AI)でエージェントを駆動 — 従来の3大課題「高コスト・高遅延・非決定性」を根本から解消
従来のLLM(大規模言語モデル)ベースのエージェントは、手順の分岐や振り分けのたびに大規模な言語モデルで推論するため、「高コスト・高遅延・非決定性(予測不能な挙動)」という3大課題を抱えていました。
「何でもまずLLMに考えさせる」時代から、「コードが流れを主導し、判断モデルが瞬時に分岐を決め、最後にだけLLMが文章を生成する」時代へ。この移行は、AIエージェントを実用化し、本番の業務で安定して運用するための必須のステップです。
QommonsAI 3.0は、この設計でエージェントを駆動します。業務の流れはコード(定義された手順)が主導し、次の手順への分岐、担当課への振り分け、条件の判定は判断モデルが担います。判断モデルは選択肢ごとの確からしさを数値で返すため、確からしさが基準を下回る案件を職員の確認に回せます。手順ごとに最適なAIモデルを自動で選ぶ仕組みとあわせて、少ない費用で、速く、同じ条件には同じ判断を返します。
判断モデルを活用したエージェント駆動は、現在のAIシステム構築における「現実的な最適解」であり、ゲームチェンジャーです。
提供開始後も、機能を順次追加 — 統制の基盤の上で、AIに任せる範囲を段階的に拡張
エージェント版は、統制の基盤を確立したうえで、安全性評価を通過した範囲からAIに任せる範囲を段階的に広げます。提供開始後も、この考え方のもとで機能を順次追加していきます。
「まもる(統制・安全)」の中心は「リスクベース人間監督」です。処理ごとに、影響度・可逆性・外部への作用・個人情報・処理規模・法的効果からリスクを判定し、監督の方式を割り当てます。内部の要約・分類・形式確認など低リスクで可逆な処理は、件数・期間・データを限定して自動で実行し、事後に監査します。外部参照・大量処理・部署間の調整は、職員が常時監視し、異常時に介入・停止・復旧します(HOTL)。データベースの更新・外部への通知・支払・公文書の発行など影響が大きく不可逆な処理は、最終の操作の直前に職員が明示的に承認します(HITL)。給付決定・認定・不利益処分など法的・裁量的な判断は職員が専決し、AIは根拠の整理・案の作成・形式の検証を担います。
AIに任せる範囲は、試行の実績・評価への合格・管理者の承認を経て広がり、逸脱や差戻しの増加、検証結果の不一致、復旧の発生を検知すると自動で縮小します。影響が大きく不可逆な処理と住民の権利に関わる判断は、常に職員の承認・専決のもとに置きます。
あわせて、実行中に職員が介入して停止・修正・再開できる「ライブ・ステアリング」、すべてのAIを台帳で統制し禁止操作を事前に遮断する「レジストリ&ガードレール」、職員IDと対で発行し、対象・操作・件数・期間・データを限定した有効期限付きで取り消し可能な許可を与える「エージェントID・実行許可」、氏名・住所を仮名化してからLLMへ渡す「PII自動マスキング」が加わります。さらに、誤った実行を検知して登録前の状態へ戻す「切戻し・代償処理」、記憶を案件ごとに分けて保持期限まで管理する「継続メモリ統治」、攻撃役のAIが数千通りの試験で弱点を探す「AIレッドチーム」、計算・様式・規程への適合を別系統のAIが再検証する「独立検証エージェント」、定期・更新時に再評価し合格した範囲だけを広げる「継続安全性評価」を追加します。
「うごく(自律・連携)」の機能として、目標を渡すと段取りから書き戻しまでを完遂する「自律型エンジン(L3)」、県や他団体のAIと権限まで相互に検証して連携する「A2Aプロトコル」、別のAIが出力を査読・修正してから提出する「セルフ・リフレクション」を追加します。
「みせる(効果の見える化)」の機能として、全操作を標準形式で記録しAIモデルの更新時には再試験する「監査証跡・モデル非依存」と、削減工数・介入率・差戻し率を可視化して議会への説明に活用できる「効果算定ダッシュボード」を提供します。
※機能の名称・内容は予定です。
予算化しやすい料金 — 委託費の一部がAIの利用料へ移り、差額が歳出の圧縮余地に
• エージェントの作成・テストは基本的に無料です。計上するのは、承認を経て本番で完了した実行の回数(SBE:業務1回の標準単位)で、差戻し・再実行・途中停止は無償です。
• 年額は契約時に確定し、単価は契約期間中固定です。トライアルと、複数の団体による共同調達の割引も用意しています。
• 現在のQommonsAI(チャット版)は、引き続き1,000アカウントまで無償で提供します。
外部に委託している定型業務の一部をエージェントが担えば、同じ業務をより少ない費用で処理できます。委託費の一部がAIの利用料へ移り、その差額が全国の自治体にとって歳出を圧縮する余地になります。
全国の自治体から、エージェント版の見積りに向けた業務の棚卸しの依頼
エージェント版の見積りに向けて、全国の多くの自治体から業務の棚卸しのご依頼をいただいています。ある中核市では、約40の課・担当から、エージェントに任せたい業務として63業務(年間約27万回)が挙がりました。
当社は現地に入り、業務の棚卸しから、手順・権限・承認の言語化と実装、試運転、定着確認までを伴走し、2〜3か月で業務を動かせる状態に仕上げます。
全国行政AXレポジトリ — 1つの自治体で検証された業務の型が、全国の行政の資産になる
業務の棚卸しは、全国共通の様式で行います。同じ様式で洗い出すため、自治体どうしで業務を比べられます。洗い出した業務のうち、共通する部分は標準の型(行政AXパッケージ)に、部署・様式・承認者・参照資料など自治体ごとの違いは各自治体の設定に分けます。例えば、37の課・担当がそれぞれ行っている問合せ対応は、1つの型と、課ごとの手順書・FAQで動かせます。
1団体が言語化・検証した業務の型(手順・統制の条件・自庁設定のひな形・テスト)は、全国の自治体が自庁に合わせて検証し、使えます。使われるほど改善が還元され、全国の行政の共有資産として蓄積されます。国が進める基幹業務システムの標準化(20業務)に加え、照会・契約・例規などの事務の標準化を全国規模で進めます。全国行政AXレポジトリは2027年4月に公開予定で、自治体は無償で参加できます。
行政専用AIアプリストア「Qommons ONE」 — J-LISフェアでお披露目、2027年中に約100アプリを目標
Qommons ONEは、QommonsAIの中から使える行政専用のAIアプリストアです。J-LISフェアでお披露目し、2026年10月末にオープンします。2027年中に約100アプリの搭載を目標に、順次アプリを追加します。アプリはMCPでQommonsAIとつながり、エージェント版では業務の手順の中からも呼び出せます。
搭載予定のアプリ(一部・順次公開)
【防災・危機管理】
• 偽・誤情報インシデント対応AI:SNS等や画像、音声、動画などの偽・誤情報を検知し、事実確認と発信を支援
• 水系水位上昇告知AI:水位の上昇にあわせて、住民へ自動で告知・電話
• 災害廃棄物処理実行計画の自動作成AI:被害推定から廃棄物量を推計し、実行計画の案を作成
【まちづくり・観光】
• 橋梁修繕優先順位・年度計画AI:点検結果から修繕の優先順位と年度計画の案を作成
• 交通空白 到達性評価・路線再編AI:公共交通の空白地域を評価し、路線再編の案を作成
• 空き家対策AI:空き家の把握と対策の検討を支援
• 人流・観光レポート作成AI:人流データから観光動向のレポートを作成
【住民サービス・政策】
• 補助金申請サポートAI:使える補助金を探し、申請の準備を支援
• パブリックコメント分析AI:寄せられた意見を論点ごとに分類・要約
【税・法務・調達】
• 固定資産税独立検算AI:基幹システムとは別の計算で税額を検算
• 全国例規集検索AI:全国の条例・規則を横断して検索・比較
• 契約書・仕様書リスクAI自動審査:契約書・仕様書のリスクとなる記載を審査
• IT調達仕様書・RFI自動生成AI:IT調達の仕様書と情報提供依頼書の案を作成
• IT調達品質点検:IT調達の仕様・手続の品質を点検
※アプリ名・内容は予定です。
アプリを提供するパートナー企業も募集しています(データ提供型/MCPサーバー提供型)。
当社ブースとプレゼンテーションのご案内
当社ブースでは、エージェント版の画面と業務の流れ、Qommons ONEのアプリ、全国行政AXレポジトリをご紹介します。エージェント版や伴奏支援のお見積りに向けた業務の棚卸しのご相談も、ブースで承ります。
10月27日(火)10:15〜11:00には、谷口野乃花代表がプレゼンテーション「QommonsAI、行政AIエージェントとアプリストアへ」に登壇します。聴講は事前申込制で、お申込みは公式サイトの「ベンダープレゼンテーション」のページから受け付けています。
QommonsAI(コモンズAI)について
Polimill株式会社が開発・提供・運用する行政向け生成AI「QommonsAI」は、国内外の法律・政策・論文・自治体事例など数千万件以上のデータをもとに、エビデンスに基づいて自治体の課題解決を支援します。2026年12月には全国約1,200の自治体・約65万人の利用を見込み、議会対応、政策立案、住民対応、広報業務など幅広い業務で活用されています。
公式サイト:https://info.qommons.ai/
Polimill株式会社について
会社名:Polimill株式会社
所在地:東京都港区虎ノ門3丁目8番27号 巴町アネックス2号館3階
代表者:代表取締役CEO 伊藤あやめ/代表取締役COO 谷口野乃花
事業内容:行政向け生成AI「QommonsAI」、デジタル民主主義プラットフォーム「Surfvote」の企画・開発・運営 ほか
公式サイト:https://polimill.jp/
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