コミュニティラボ「+NARU NIHONBASHI」で日本橋への愛着を自発的に生み出す取り組みが加速
好奇心と共感をデジタルツールで“見える化”する実証実験
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)と株式会社Goldilocks(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川路武、以下「Goldilocks」)は、三井不動産が掲げる「行きたくなる街」の実現に向けた活動の一環として、「好奇心で動きだす、日本橋のオープンスペース」をコンセプトとしたコミュニティラボ「+NARU NIHONBASHI by MITSUI FUDOSAN(以下「+NARU」)」を運営しています。2024年12月から+NARUにて、好奇心と共感を“見える化”するデジタルツールを活用した実証実験「キュリオグラフ」を開始しています。本取り組みは、増加・多様化する日本橋にいる人の好奇心を、自発的に街への愛着につなげるメカニズムを探究するものです。
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本レターのポイント |
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様々な企業の新入社員が集って交流する「新入社員ナイトアウト」や日本酒をシェアして談笑する「シェア酒」など、 「日本橋で働く方々」を中心に、日本橋で過ごす一人ひとりにフォーカスをあてた活動を行う+NARUは、街への愛着を育む実証実験「キュリオグラフ」を2024年12月から実施しています。本実証実験はデジタルを活用することで+NARUが大切にしてきた「リアルの活動」の多様化を加速させる初めての取り組みです。 ・好奇心と共感を見える化するデジタルツール コミュニティマネージャーが集めていた会員の好奇心を、デジタルの力も活用し集めることでリアルの活動の多様化を加速させます。今回、138個の好奇心と734票の応援が集まりました。 ・リアルイベント「タネフェス」開催 (取材可能です。詳細は3ページ目をご覧ください) 2025年2月24日(月・祝)に、今回集まった好奇心=タネについて話し、会員同士が交流するイベント「タネフェス」を開催します。 本実証実験により仲間や活動機会を通じて、会員が自発的に企画・体験創出する例が見られれば、本格的な機能開発を行い実装します。 |
三井不動産が目指す「行きたくなる街」の実現に向けて、+NARUは「日本橋で働く方々」を中心に、街とのつながりや市民共創といったコミュニティを広げる活動を行うことで、一人ひとりにとって新しい人・もの・ことと出会う居場所となり、日本橋が「好きな街」になると考えて活動してきました。今後「リアル」と「デジタル」をかけ合わせて活動の多様化を図ることで、一人ひとりがさらに多様な充足感を得られる街になり、日本橋を「好きな街」と捉える人が増えることを期待しています。
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「行きたくなる街」の実現に向けた実証実験 キュリオグラフ
■+NARUが目指す街づくり「良い街×好きな街=行きたくなる街」
三井不動産は日本橋が「行きたくなる街」になることを目指し、経年優化の街づくりを推進しています。「行きたくなる街」について、+NARUは「良い街×好きな街=行きたくなる街」という仮説を立てています。
・良い街=日本橋の良さを残しながらも施設や機能を拡大することで、多くの方に評価される街
・好きな街=多様な活動を通じて充足感を得られ、愛着があるので選ばれ続ける街
+NARUは“多様な充足感を得られる好きな街”を育成する活動拠点として、重要な役割を担いたいと考えています。「この街にいたい、この街に来てよかった」と思っていただけることで、日本橋が持つ「良い街」の要素と合わさり「行きたくなる街」が実現すると考えています。
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■+NARUの活動を進化させる実証実験「キュリオグラフ」
+NARUはコミュニティマネージャーを通してイベントを開催したり、コミュニティづくりを促したりするなど「リアル」を大切にしてきました。会員数が増加した現在、多様化する好奇心に応えるために「デジタル」と「リアル」を融合させた+NARUの活動を進化させる「キュリオグラフ」を実施。今回、約1か月間で138個の好奇心と734票の応援が集まりました。本取り組みから会員の企画・体験創出が自発的に生み出され、コミュニティマネージャーの伴走により、新たなイベントやコミュニティが創り出されることを期待しています。
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【キュリオグラフとは?】 ・会員はいつでも「やってみたい!=タネ」を気軽に投稿 ・投稿されたタネから「面白そう!」と思ったものを毎週5つ応援できる ・投稿内容や応援推移は+NARU内でリアルタイムで表示 ・10個以上の応援を集めたタネはリアルイベントへ ・投稿者と応援者がミートアップする機会の創出 |
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■好奇心を同じくする仲間と出会えるリアルイベント「タネフェス」開催
「タネフェス」はデジタルツール上で10票以上の応援を得た人気のタネの投稿者と、その応援者が、タネをもとに語り合う交流イベントです。「たったひと言のつぶやき」や「さりげない応援」から、 新しい何かが生まれる瞬間を一緒に楽しもうという目的で開催され、その後のコミュニティ形成やイベントへの発展を期待しています。どのタネが実現するのかは当日のお楽しみです。
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<開催概要>「タネフェス」 日 時:2025年2月24日(月・祝) 13:15- 開場 13:30-15:30 本編 15:30-16:30 懇親会 場 所:+NARU NIHONBASHI 主 催:+NARU NIHONBASHI 参加費用:無料(Peatixより事前申込) https://peatix.com/event/4285571/view?k=aeabc2c1a789b082310ead32e7118e02168da30b |
【参考】+NARUについて
■「+NARU」の由来
NARU(ナル)=成る(何かができあがる)・為る(何かになる)・鳴る(世間に知られる)、そんな状態が、人や街に、さらに加わっていく(プラス)ことを目指して、+NARU(プラスナル)という名称としました。
■進化する「+NARU」のネットワーク
+NARUは2023年7月のオープン以来、2025年1月末までの1年半で260回を超えるリアルイベントを開催し、会員数は3000人を超えています。
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常駐するコミュニティマネージャー
5人のコミュニティマネージャーがコミュニティの基盤をつくっています。+NARUに来場した会員とコミュニケーションをとり、ニーズにあったイベントやコミュニティ生成を促しています。
主体的に活動を作り出すメンバーシップ:NARUクルー
「自らの好奇心と日本橋の街をかけあわせた企画」を軸に、オリエンテーションを経て審査を通過したメンバー約50名が2024年7月から毎月企画会議に参加。2024年11月よりクルーが企画したイベントが始動し、すでに8本のイベントが実現しています。職場・家庭以外の居場所や活動を求めている層が関心を寄せ、クルーの説明会(オリエンテーション)には100名を超える方が応募しました。
「地域連携を促進する」NARU法人会員
日本橋エリアでの発展を目指す企業や団体向けの、伴走支援付き会員制度です。+NARUを拠点に、社員同士のつながりを深め、企業間交流や地域連携を強化しながら、新たな街の活気づくりに取り組んでいます。
産学官民連携の拠点として、さまざまなレイヤーの情報が交差することで、新たな出会いや交流が生まれ、+NARUの活動に多様性が生まれ、街の活気づくりにつながっています。
■+NARUの知見を活用し、次世代への街づくりへ
+NARUでは街づくりにおける新たな価値創造を目指し、愛着が生まれるメカニズムの研究しており、個人ごとに異なる“好きな街”を探りつつ、共通の要素を解明する仮説検証を行っています。三井不動産は、+NARUの活動を通じて、すべての人にとって“好きな街”が広がる未来を目指し、次世代の街づくりの基盤を築いてまいります。
■運営について
+NARUの運営は、Goldilocksが委託しています。 Goldilocksは、地域・会社・趣味のつながり等、半径100mの“ご近所”関係で、さまざまな社会問題を解決し、自由な生き方を広げていくことをミッションに掲げ、オフィス・公共施設・住宅等のハード・ソフト・ルールの構築・運用を行っています。
■施設概要
名 称:+NARU NIHONBASHI(プラスナル ニホンバシ)
住 所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1丁目4-12カネダ日本橋センタービルディング1階
営業時間:月〜金曜日:11:00〜19:00 土日祝(イベント貸切対応)
料 金:LINE登録(無料)で施設利用可能 ※一部サービス別料金あり
参考URL
■+NARUで近日開催されるイベント情報
https://naru-nihonbashi.peatix.com/
■「+NARU」オープン時のニュースリリース
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2023/0705/
三井不動産グループのサステナビリティについて
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
また、2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
・「グループ長期経営方針策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality
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