大人も子どもも一緒に楽しめる、“忍者”の世界が新国立劇場に!森山開次『新版・NINJA』が6月28日開幕

文化庁

森山開次による、大人も子どもも楽しめるダンス作品として2019年に新国立劇場・小劇場をはじめ全国で大好評を得た『NINJA』。中劇場での上演版としてスケールアップし2022年に上演した新版が新国立劇場に戻ってきます!
個性の際立つ忍者たちは、お城に忍び込み、山や森の中ではとかげやガマガエル、毒蛇、なめくじなどに変化します。折り紙にヒントを得た小道具の手裏剣、山に放たれた火の中での戦い、土砂降りの雨、水面に浮かぶアメンボ、そして月。音楽、美術・衣裳、照明、映像とダンスが見事に融合し、日本文化の奥深さをも感じさせてくれる森山開次の世界をご堪能ください。

2022年公演より 撮影:鹿摩隆司2022年公演より 撮影:鹿摩隆司

  • 作品について

大人も子どもも一緒に楽しめる、ワクワクでどこか懐かしい“忍者”の世界

2021年に東京2020パラリンピック開会式演出・チーフ振付を務めるなど、幅広い分野での活動が注目されているダンサー・振付家の森山開次。NHKの『からだであそぼ』を契機として、新国立劇場では『サーカス』、『NINJA』そして新国立劇場バレエ団『竜宮 りゅうぐう』といった子どものための作品を生み出してきました。

今回上演する『新版・NINJA』は、2019年に新国立劇場の小劇場で初演した『NINJA』の中劇場での上演版。子どもの頃、忍者ごっこが好きだったという森山が当時の遊びからインスピレーションを得て表現した、どこか大人もノスタルジーを感じるような楽しさが詰まった作品です。

2022年公演より 撮影:鹿摩隆司2022年公演より 撮影:鹿摩隆司

様々な身体性を持つダンサーが集合!森や山に潜む動物や昆虫たちに変身

出演するのはコンテンポラリーやバレエのダンサーだけでなく、新体操やアクロバティックをバックボーンとするダンサーなど、それぞれ異なる身体性を持つダンサーたち。彼らは自身の持つ個性を生かしながら、自然界で忍者のように潜むカエルや蛇、なめくじなど様々な生き物に変化して、観客を楽しませます。

くすっと笑えるようなシーンもあれば、不思議でちょっと怖い、影のある世界を覗き込んだり、子どもたちの想像力を刺激するような奥行きのある森山開次ワールドが展開されます。

2022年公演より 撮影:鹿摩隆司2022年公演より 撮影:鹿摩隆司

  • スタッフプロフィール


【構成・振付・アートディレクション】森山開次 Art Direction & Choreography by MORIYAMA Kaiji            21歳よりダンスを始め、2001年ソロ作品の発表を開始。05年『KATANA』でニューヨークタイムズ紙に「驚異のダンサー」と評され、07年ヴェネツィア・ビエンナーレ招聘。12年発表の新国立劇場ダンス公演『曼荼羅の宇宙』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、江口隆哉賞、松山バレエ団顕彰・芸術奨励賞受賞。13年文化庁文化交流使。19年『ドン・ジョヴァンニ』でオペラ初演出、初のバレエ作品となった新国立劇場バレエ団『竜宮 りゅうぐう』

では、演出振付美術衣裳デザインを担当。コロナ禍により制作に多くの制限が課せられる中、20年7月にオペラパレス再開公演として上演され、世代を超えて多くの観客を魅了した。21年東京2020パラリンピック開会式演出・チーフ振付。本年秋、井上道義氏指揮のオペラ『ラ・ボエーム』演出振付美術衣裳。演出家として幅を広げる傍ら、舞台『千と千尋の神隠し』カオナシ役など、ダンサー、演出家の両面で唯一無二の活動を展開している。


【音楽】川瀬浩介 Music by KAWASE Kohske 

 作曲家・美術家。1970 年 京都生まれ 東京育ち。2002年光のための音楽《Long Autumn Sweet Thing》を発表し、デビュー。05 年、愛知万博で発表された映像作品《ポピュラスケープ》の音楽を担当。その雄大でロマンティックな楽曲は「この映像世界に魂を吹き込んだ」と評された。10 年、第13 回文化庁メディア芸術祭に、代表作《ベアリング・グロッケン II》が出展され話題に。12年、東京スカイツリーで催されたイルミネーションイベントにて光のインスタレーション《光の音色:a tone of light》を発表。NHK教育テレビ「からだであそぼ~踊る内臓」の音楽を担当し、森山開次、ひびのこづえと「LIVE BONE」シリーズでツアーを共にしている。新国立劇場では森山開次による15年・18年『サーカス』、19年『NINJA』の音楽を担当、初台駅の列車接近メロディの編曲も手掛けている。デビュー以来、「間口が広く奥行きのあるもの」を追求している。「あなたの心に眠る感動を呼び覚ますこと──それが私の使命です」

http://www.kawasekohske.info


  • 公演概要

2023/2024シーズン

森山開次『新版・NINJA』

Moriyama Kaiji NINJA


芸術監督   吉田 都

演出・振付・アート・ディレクション 森山開次

音楽 川瀬浩介

照明 櫛田晃代

映像 ムーチョ村松、Thomas PAYETTE

衣裳 武田久美子

音響 黒野 尚


出演  

森山開次 青木 泉 浅沼 圭 佐藤洋介  根岸澄宜 府川萌南(新国立劇場バレエ研修所) 美木マサオ 水島晃太郎 南 帆乃佳 吉﨑裕哉


後援 渋谷区教育委員会/東京都公立小学校長会/東京私立初等学校協会

                 

【他劇場での公演日程】 

兵庫県立芸術文化センター(兵庫県)

2024年7月6日(土)14:00

   

長岡市立劇場(新潟県)

2024年7月14日(日)14:00


 【公演日程】

2024年

6月28日(金)19:00

6月29日(土)14:00

6月30日(日)14:00

*開場は開演30分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。


【会場】新国立劇場 中劇場 (京王新線 新宿駅より 1 駅、初台駅中央口直結)


【予定上演時間】約1時間50分(休憩含む)


【ウェブサイト】https://www.nntt.jac.go.jp/dance/ninja/


【チケット料金(税込)】

S席:  

こども(4歳~小学生)3,300円

おとな(中学生以上)6,600円

  

A席:   

こども(4歳~小学生)2,200円

おとな(中学生以上)4,400円


Z席:1,650円


○こども料金は、ご観劇当日に4歳以上小学生以下の方が対象です(中学生の方はおとな料金となりますが、ジュニア割引[20%割引]をご利用いただけます)。また、ご入場時に年齢を確認させていただく場合がございます。

○こども料金にはアトレ会員割引を含め、各種割引はございません。


*Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。

※Z席は公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。

※上記の方法での先着販売後、残席がある場合は開演2時間前からボックスオフィス窓口でも販売いたします。

※電話での予約は承れません。


【前売り開始日】一般発売:2024年5月12日(日)10:00~ 好評発売中!


【チケットのお求め・お問い合わせ】

<ウェブでの予約・購入>

新国立劇場 Web ボックスオフィス https://nntt.pia.jp/ (PC、携帯共通)

チケットぴあ https://t.pia.jp/ (PC、携帯共通)

イープラス https://eplus.jp/ (PC、携帯共通)

ローソンチケット https://l-tike.com/ (PC、携帯共通)


<電話での予約・購入>

新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 (10:00~18:00)


  • 新国立劇場について

新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラパレス、中劇場、小劇場の3つの劇場を活用し、年間約300ステージの世界水準の主催公演を行っています。

新国立劇場 オペラパレス新国立劇場 オペラパレス

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会社概要

文化庁

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URL
https://www.bunka.go.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111
代表者名
都倉俊一
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年06月