【9割以上が電気料金の値上げが家計に影響を与えると回答】節約アドバイザーに聞く、使い方次第で節電できそうな「節約期待家電」の賢い節電方法とは

夏本格化直前、家電の使い方を見直すことで家計負担軽減を実現

パナソニック株式会社

大手電力10社のうち7社が国から認可を受け、6月1日の使用分から家庭向けで契約者が多い「規制料金」の値上げを開始。物価高が家計に影響を与えている中での更なる値上げとなり、節電に注目が集まっています。
そこでパナソニック株式会社(以下「パナソニック」)は、全国の20~60代の男女1,716人を対象にした「電気料金値上げによる家計への影響と家電での節電対策」に関する調査を実施。9割以上の人が今回の値上げは「家計への負担が大きくなりそう」と回答し、心配の声が多数聞かれました。

一方で、電気料金の値上げは家電との付き合い方を見直す良いきっかけになるかもしれません。同調査で使い方を工夫することで節電できると思う「節電期待家電」を聞いたところ、上位はエアコン、テレビ、冷蔵庫、照明となり、人気の「節約期待家電」が浮き彫りになりました。一方で、具体的な節電方法はスイッチのこまめなON・OFF、家にいないようにする、使わないといった、手間や負担がかかる回答が目立つ結果となっています。

恒常的に利用しているテレビや冷蔵庫、照明だけでなく、夏に向けて利用が増えるエアコンが上位に来ていることから、今後対策方法へのニーズがさらに高まることが予想されます。そこで今回当社では、本結果を受けて上位の「節電期待家電」の賢い節電方法をご紹介するとともに、節約アドバイザーの和田由貴氏にもコメントをいただきました。

《節約アドバイザー 和田 由貴氏コメント》

多くの方は、冬に燃料費調整額の高騰で電気代が上がったのを実感し、さらに6月からの電気料金値上げのニュースで追い打ちをかけられた感覚があるのではないでしょうか。物価の上昇もあり、家計への負担を少しでも減らすため、節電への意識が非常に高まっているのが調査結果からよくわかります。

ですが、エアコンを我慢するといった節電は熱中症の恐れもあり危険ですし、その他の家電も使わない節電は生活の快適さを損なうことになります。節電意識も高く使い方次第で節電できそうだと考えながらも、具体的に何をすれば節電になるのかをよく知らないために、使うのを我慢するアクションにつなげてしまうのはもったいないことです。

エアコンは冷気ムラを解消すること、節電になる風量や設定温度を知ることや、冷蔵庫の食品の入れ方のコツ、テレビの明るさを適切に調整するなど、ちょっとしたことで節電になるものはたくさんあります。また、最新の家電の省エネ性能や優れた機能を知り生活に取り入れていくことも快適と節電の両立につながります。

 上手な節電方法を知り、家電をうまく使いながら無理のない節電を実践していただきたいと思います。


和田 由貴氏 プロフィール
消費生活アドバイザー/ 環境カウンセラー/ 省エネ・脱炭素エキスパート(家庭分野診断指導級)/ エコピープル(環境社会検定)/ 食生活アドバイザー/ 家電製品アドバイザー
http://wada-yuki.com/


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《調査TOPICS 》

■電気料金の値上げで家計への負担が大きくなりそうと回答したのは9割以上(91.0%)

使い方の工夫で節電できそうな「節電期待家電」は「エアコン(63.6%)」が圧倒的、そのほか「テレビ(8.7%)」、「冷蔵庫(8.7%)」、「照明(7.5%)」がTOP4という結果に

■節電方法は「こまめにOFF」、「家にいないようにする」、「我慢・使わない」など手間、負担が伴うものが多い

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■電気料金の値上げで家計への負担が大きくなりそうと回答したのは9割以上(91.0%)

電気料金の値上げがどの程度家計に影響を与えるかを尋ねたところ、「大きくなりそう(40.2%)」「とても大きくなりそう(32.2%)」「どちらかというと、大きくなりそう(18.6%)」と、影響度合いは異なりますが、9割以上の人が負担が増加するという回答結果になりました。

■使い方の工夫で節電できそうな「節電期待家電」は「エアコン(63.6%)」、「テレビ(8.7%)」、

「冷蔵庫(8.7%)」、「照明(7.5%)」がTOP4という結果に

続いて、使い方の工夫で最も節電に繋がりそうな家電を聞いたところ、TOP4は「エアコン(63.6%)」、「テレビ(8.7%)」、「冷蔵庫(8.7%)」、「照明(7.5%)」という結果になりました。

夏に利用が増えるエアコンが圧倒的な1位となり、節電への期待とその対策方法への注目が高まっていることが伺えます。

なお、今利用している家電での節電方法を尋ねたところ、「こまめにOFF」「家にいないようにする」「我慢、使わない」など手間や負担が伴う回答が多数ありました。”大変な節電方法”を選んででも、節電したいという意思が伝わる結果となっています。


<調査概要>

・調査期間:2023年5月26日~2023年6月2日

・有効回答数:1,716名

・調査主体:パナソニック株式会社

・調査委託先:瞬速リサーチ

・調査方法:インターネット調査

*調査結果をご紹介いただく際は、「パナソニック調べ」と注釈をご記載ください。


<賢い家電の節電方法>
今年の夏も厳しい暑さになると予想されています。エアコンや冷蔵庫などは特にフル稼働させないとなかなかこの夏はやり過ごせないと思ってしまいますが、電気代を抑えようとするあまり、「手間がかかりすぎる」あるいは「我慢し続ける」など、自分自身に負担がかかりすぎる節電方法はなるべく避けたいと考える人が多いのではないでしょうか。

ここからは無理しすぎずに、でも相応の効果が見込める節電方法についてご紹介していきます。


■エアコン

基本的なエアコンの節電方法としては室内機のフィルター掃除や、室外機の周りにものを置かないことなどがありますが、そのほかにも快適性を保ちながら節電につながる以下の方法もあります。


 エアコンはなるべく風量と設定温度を上げる。1℃上げると年間約1,400円以上(※1)の節約に

環境省によると、夏の冷房時、設定温度を1℃高くすると約10%の消費電力が削減されます。また、冷やすために使う電力よりも風量を上げる方が使用量は少なくて済むので、冷房を1℃上げ、風量を上げることで、年間約1,400円(※1)以上節約することができます。また節電のコツで風量を「微風」にする人も多いのでは。エアコン起動時の「微風」は、設定温度に至るまでに時間がかかり、逆に消費電力が上がってしまいます。エアコンの風量は「微風」よりも「自動」運転がオススメ。

※1:パナソニック製品「CS-J403D2」電気代31円/kWhで試算

 
扇風機やサーキュレーターとの併用で、エアコンを1℃下げるよりも電力消費を節約

冷たい空気は低い場所にたまるため、一般的に冷房時は上向きで風を送ると効果的に冷やせると言われています 。扇風機やサーキュレーターを併用し、冷気のムラをなくすのもオススメです。


コロナも5類になって外出する機会も増えてきているこの夏。インターネットにつながるエアコンであれば、お出かけする時も専用のスマートフォン用アプリを通じてさらに賢く節電ができます。

パナソニックのエアコンと「エオリア アプリ」では、エアコンをうっかりつけっぱなしにしてお出かけしてしまっても、事前に設定した距離以上に自宅から離れたタイミングでスマートフォンにお知らせしてくれる「切り忘れ通知」を使えば、遠隔操作でスイッチを切ることができます。

また、長時間ではなくちょっとしたお出かけの際に便利なのが「つけっぱなし判定」。外出時、お出かけ時間をアプリに入力するだけで、エアコンを「運転したまま」にした状態と、運転停止して「帰宅後に運転再開」した場合の電気代と帰宅時の室温を予測します。どちらがエコかわかるため、電気代の節約に役立ちます。


■テレビ

ついついつけっぱなしにしがちなテレビも、ちょっとしたことでしっかり節電につながります。


画面はこまめに掃除する

画面にホコリがつくと映像が暗く感じるようになります。こまめにお掃除をすることで、同じ画面の明るさをより少ない消費電力で得ることができます。


適切な明るさや音量にする

明るさや音量を抑えることは、消費電力量が下がり節電につながります。

パナソニックのテレビなら、お使いの視聴環境や使用環境に応じて、自動的にテレビ本体、および周辺機器を制御し、節電する省エネ機能を備えています。

「オートAI画質」 の自動画質調整にお部屋の明るさなどを測定する環境光センサーでセンシングした情報を連動させることで、お部屋の環境にあわせた適切な画面の明るさにテレビが自動で調整します。

他に、無信号10分で電源をオフしてくれる「無信号自動オフ」なども。

▼パナソニック 4K有機ELテレビ「ビエラ」MZ2500シリーズなど

https://panasonic.jp/viera/

▼テレビの「エコ」について

 https://panasonic.jp/viera/eco.html



■冷蔵庫

毎日使う冷蔵庫だからこそ使い方に注意することで節電につながります。


製品周囲は放熱スペースを空け、冷蔵室内は食品などの入れ方を見直して節約

冷蔵庫の周囲はスペースが無いと放熱しにくくなり、消費電⼒量が増える原因に。庫上に物を置くのもNG です。また、冷蔵室内も食品などを詰め込みすぎて冷気の吹出口や吸込口をふさいでしまうと、庫内が冷えにくくなり、温度を下げるためにより電気を使ってしまいます。食品の間に隙間を作って冷気の流れを良くしましょう。ただし、冷凍室はしっかり凍っている冷凍食品や食材であれば、お互いを冷やしあうため、ぎっしりと隙間なく詰めた方が省エネになります。


ドアの開閉は少なく、短くする

ドアは1回開けるだけで庫内の温度は上昇します。庫内を整理すれば、食品の出し入れも素早くできて省エネにつながります。もちろんドアの閉め忘れにもご注意を。


パナソニックの、インターネットにつながる無線LAN対応の冷蔵庫なら、冷蔵庫本体の節電機能だけでなく専用のスマートフォン用アプリ「Cool Pantry」でもっと賢く節電できます。


「ドアモニター/エラー通知」ドアの開閉回数がわかるため冷蔵庫の使用状況が確認できます。また、冷蔵庫のドアが開けっぱなしのときには、スマートフォンにお知らせするので、電気代の無駄を防ぎます。

冷蔵庫内の整理ができたら、改めて必要な食品・食材を買い物に、となりますが、アプリをつないでおけばスマートフォンのGPS機能による位置情報で買い物先にいることを検知し、まとめ買いを予測して庫内を冷却しておきます。あらかじめ冷蔵庫を少し強めに冷やすことで、食品を入れたときの温度上昇が抑えられ節電につながる「お買い物準備モード」も働きます。

▼パナソニック 無線LAN対応 冷蔵庫 WPXシリーズなど

https://panasonic.jp/reizo/

▼無線LAN対応専用アプリ「Cool Pantry」

https://panasonic.jp/reizo/app.html


■照明器具

白熱電球をLED電球に、蛍光灯シーリングライトをLEDシーリングライトに交換

白熱電球、蛍光灯シーリンングライトをお使いの場合はLED器具への交換をおすすめします。さらに、すでにLEDに交換済みでもそれが10年前などと古い場合は注意が必要。同じLEDでも最新のものではさらにお得になっています。

  

白熱電球(60形)1個をパナソニックのパルック LED電球 プレミアX(60形相当)に交換すると1年間の電気代は約2,880円お得(※2)になります。10年前のLED電球と比べても「約230円/年」お得(※3)です。

蛍光灯シーリングライト1台をパルック LEDシーリングライト スタンダードシリーズ 高効率タイプ(~12畳)に交換すると1年間の電気代は約3,210円お得(※4)になります。10年前のLEDシーリンングライトと比べても「約2,160円/年」お得(※5)です。


※2:当社LED電球 LDA7L-D-G/S/Z6(定格消費電力7.4W、定格寿命40000時間)とJIS規格一般照明用白熱電球60形(定格消費電力54W、定格寿命1000時間)との比較。1日5.5時間、年間2,000時間点灯、使用電力料金(目安単価)31円/kWh(税込)[2022年7月改訂]で計算。当社調べ。使用条件により変わることがあります。

※3:当社LED電球LDA7L-D-G/S/Z6/F(定格消費電力7.4W)と当社LED電球LDA11LGW (定格消費電力11.2W)との比較。

※4: 2021年発売スタンダードシリーズ(大光量タイプ、高効率タイプ)でシミュレーションをしています。
当社2005年発売のツインパルック蛍光灯器具との比較。

※5:当社LEDシーリンングライトHH-LC762A(定格消費電力74W)と当社LEDシーリンングライトHH-CG1234A(定格消費電力37W)との比較。


不要な場所での消灯を徹底

人のいない部屋や廊下などはこまめに消灯しましょう。また、調光できる器具なら天気や作業内容によってあかりを調節し、必要最小限のあかりにすることでさらに省エネです。


Wi-Fiに対応したパナソニックの「パルック LEDシーリングライト(ライフコンディショニングシリーズ)」 ならアプリを使った光によるシーン演出のほか、外出先から点灯状態の確認・点灯・消灯ができるので、うっかり消し忘れて外出した際にスマートフォンで消灯でき、電気代の無駄を防ぐことができます。


▼パナソニック パルック LEDシーリングライト(ライフコンディショニングシリーズ<丸型タイプ>)

https://panasonic.jp/light/products/ceiling/smart/2023-standard.html


▼パナソニック パルック LEDシーリングライト(ライフコンディショニングシリーズ<スピーカー搭載タイプ>)

https://panasonic.jp/light/products/ceiling/smart.html


▼あかりでできる節電シミュレーション

https://panasonic.jp/lamp/eco.html



家電の機能にも頼りながら無理なく賢い節電方法を実践し、今年の夏は家計にも地球にも、そして自分にも優しい選択肢をとっていきましょう。

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ビジネスカテゴリ
調理・生活家電
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会社概要

URL
http://panasonic.jp/
業種
製造業
本社所在地
港区浜松町
電話番号
-
代表者名
臼井 重雄
上場
東証1部
資本金
-
設立
1935年12月