気鋭の東大特任研究員が、5000人以上の対話分析から生まれた、組織を変える「哲学対話」メソッドを解説! 書籍『職場の共通言語のつくり方』5月30日発売
同じ言葉を使っているのに通じ合えない「言葉の壁」を超え、チームのポテンシャルを引き出す。NECソリューションイノベータ、三井不動産、SBI新生銀行……一流企業で導入された対話メソッドのガイドブック

ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2025年5月30日に書籍『職場の共通言語のつくり方』を刊行します。
本書は、東京大学特任研究員の堀越耀介氏による、組織内コミュニケーションを根本から変える実践ガイドです。VUCAの時代に組織が直面する「同じ言葉を使っているはずなのに通じ合えない」という課題に対し、組織のコミュニケーションのカギとなる「共通言語」をつくり出すための方法論を提示しています。
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295410997/
●同じ言葉を使っていても通じないのはなぜか?
・若手に指示しても、期待通りに動いてくれない…
・会議がいつも堂々巡りで、結論が出ない…
・会社の理念やビジョンが、現場にまったく浸透しない…
5000人以上の対話分析を通して明らかになったのは、これらの課題の背景にしばしば「言葉の壁」があることです。
同じ言葉を使っていても、意図やニュアンスが微妙にズレている。そんな「通じているつもり」が、組織の成長を妨げているのです。
このような言葉の壁は、世代間ギャップの拡大、働き方の多様化、価値観の多様化から生まれています。
●「共通言語」とは何か?
このような課題を解決するために必要なのは、誰もが腹落ちし、自律的に動けるようになる「共通言語」を構築することです。
共通言語とは、単なる「合言葉」ではありません。メンバー全員のなかで「意味と具体的なイメージが共有され、コミュニケーションと行動の基盤となる言葉」のことです。
たとえば、行動指針に「遊び心」とあっても、その真意を誰も説明できなければ意味がありません。
しかし、「『遊び心』とは、安易な答えに飛びつかず、常にもっとよい方法はないかと工夫し続ける姿勢だ」と全員が語れるようになれば、それは強力な「共通言語」として機能し始めます。
●「共通言語」が組織を変える
著者の堀越耀介氏は、哲学コンサルタントとして、NECソリューションイノベータ株式会社、三井不動産株式会社、株式会社SBI新生銀行、株式会社LegalOn Technologiesなど多様な企業に対し、「哲学」と「対話」を組み合わせることでチームや組織の潜在能力を最大限に引き出すサポートをしてきました。
近年注目される「言語化」スキルは個人の考えを伝える手段に過ぎませんが、「哲学対話」による「共通言語化」では、参加者全員で考えることにより、相互理解が進み、それぞれのポテンシャルが引き出されます。
このメソッドを活用することで、チーム、組織には以下のような変化が生じます。
①認識のズレが消え、 意図がスムーズに伝わる
②世代や立場の壁を越え、 互いの価値観を深く理解し合える
③遠慮や忖度がなくなり、本質的な議論が生まれる会議になる
④メンバーが当事者意識を持ち、自ら考え行動するようになる
⑤全員で「最適解」を共創する文化が育まれる
●本書の構成
はじめに 職場の「言葉の壁」を乗り越える
第1章 なぜ共通言語が重要なのか
第2章 共通言語づくりの型
第3章 共通言語をつくる「思考」の技術
第4章 共通言語をつくる「対話」の技術
第5章 共通言語が生まれる文化をつくる
おわりに 対話の力で企業は変わる
●本書の読みどころ
・東大特任研究員が5000人以上に対する対話のファシリテーションから生み出した「哲学対話」メソッドを公開
・今日から使えるフレームワークやテクニックが満載
・豊富な事例やモデルケースでよくわかる
●こんな方におすすめ
・部下や上司とのコミュニケーションのなかで「言葉が通じない」と感じている方
・チームや組織のコミュニケーション改善に取り組むリーダーやマネージャー
・会議やミーティングをより生産的で創造的な場にしたいと考えている方
・組織の理念や価値観を現場に浸透させる方法を模索している経営層や人事担当者
・イノベーションを生み出す組織文化づくりに悩んでいる新規事業担当者
●著者紹介
堀越耀介(ほりこし・ようすけ)
東京大学 共生のための国際哲学研究センター 上廣共生哲学講座 特任研究員/哲学コンサルタント
1991年生まれ、東京都出身。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。
学術的な知見と、5000人以上に対する対話のファシリテーションの経験を融合させ、企業が課題解決や価値創造に取り組む活動を支援している。NECソリューションイノベータ株式会社、三井不動産株式会社、株式会社SBI新生銀行、株式会社LegalOn Technologiesをはじめとする40社以上の企業に対して、「哲学」と「対話」によって組織の潜在能力を最大限に引き出すコンサルティングを実施。株式会社ShiruBeでコンサルタント/上席研究員を務め、株式会社電通と研修プログラムの共同開発をおこなうなど、活動の場を広げている。著書に『哲学はこう使う――問題解決に効く哲学思考「超」入門』(実業之日本社)。『Forbes JAPAN』をはじめ、各メディアでも幅広く活躍する。
●書籍情報
『職場の共通言語のつくり方』

著者:堀越耀介
定価:1,848円(本体1,680円+税)
体裁:四六判 / 224ページ
ISBN:978-4-295- 41099-7
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2025年5月30日
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295410997/
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