8月5日(月)AndTech WEBオンライン「積層セラミックコンデンサ(MLCC)の製造プロセスと評価、技術動向と今後の展望」Zoomセミナーを開講予定
【(元)村田製作所/(現)和田技術士事務所・代表:和田 信之 氏】に、ご講演をいただきます。
専門家による「MLCCの製造プロセスにおける重要な要素技術」についての講座を開講いたします。
積層セラミックコンデンサ(MLCC)製造プロセス技術のポイントを学習できる講座です。セラミックスラリー作成から内部電極ペースト、電極印刷、剥離・積層、脱バインダー/焼成工程など、製造技術の中でどのような技術課題があって、どのような評価、対応しているかを解説します。
本講座は、2024年08月05日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ef32042-c970-629a-adbf-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
積層セラミックコンデンサ(MLCC)の製造プロセスと評価、技術動向と今後の展望
開催日時:2024年08月05日(月) 13:30-17:30
参 加 費:45,100円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
https://andtech.co.jp/seminars/1ef32042-c970-629a-adbf-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
(元)村田製作所/(現)和田技術士事務所・代表:和田 信之 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
①MLCCの概要
②MLCCの製造プロセスにおける重要な要素技術
③MLCCの製造プロセスでの分析・評価技術
④MLCCの今後の展望
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
株式会社AndTech 技術講習会一覧
一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminars/search
株式会社AndTech 書籍一覧
選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
株式会社AndTech コンサルティングサービス
経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business-consulting
本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
【講演のポイント】
積層セラミックコンデンサ(MLCC)や積層セラミックコ電子部品の生産や開発に直接に携わる技術者、研究者の方、およびセラミック材料、電極材料、有機バインダー材料、有機溶剤など、積層セラミック電子部品に関係する素材の技術者、研究者の方に、MLCCの製造プロセス技術における必要な要素技術、製造プロセス技術を概説します。
【プログラム】
1. 積層セラミックコンデンサ(MLCC)の概要
1.1 MLCCの概要
1.2 MLCCで使用されるセラミック誘電体材料(チタン酸バリウム、BT)の概要
1.3 MLCC不具合例:破壊電圧、絶縁不良(長期信頼性)、内部欠陥、クラック、マイグレーション
2. MLCC製造プロセスの概要
2.1 MLCC製造プロセスの全体像
2.2 MLCC製造プロセスのポイント:薄層シート、面剥離、仮圧着、温水等方圧プレス
3. スラリーの分散プロセス
3.1 分散プロセス:ボールミル、回転速度、ビーズミル、ビーズ径、周速
3.2 スラリーの分散性評価:凝集、チキソ性、充填性、沈降体積
3.3 粒度分布:メディアン径、体積基準、個数基準、分散不良、
4. シート成形用スラリーの設計
4.1 シート組成:スラリー作成プロセス、バインダー/可塑剤比、バインダー強度
4.2 分散材:酸点、塩基点、 分散材添加量、 チクソ性
4.3 PVC(セラミック粉末容積比):CPVC(臨界PVC)、BT粒径、比表面積、吸着バインダー
5. シート品質
5.1 シートの乾燥:恒率乾燥、シート品質
5.2 シートの品質:表面粗さ、添加物の分散性、信頼性の影響
6. 内部電極ペーストの設計
6.1 内部電極の薄層化:Ni粉粒径、焼結性、収縮、カバレッジ
6.2 微粒Ni粉:CVD法、液相法
6.3 Niペースト組成:内部電極印刷、シートアタック、塗布形状 ネガパターン印刷
6.4 内部電極収縮:共材の効果、収縮抑制
6.5 内部電極組成と信頼性
7. 脱バインダーおよび焼成
7.1 脱バインダー:バインダーの熱分解、残留炭素
7.2 焼成での酸素分圧:エリンガム図、雰囲気制御ガス、酸素分圧
7.3 焼成プロファイル設計:アニール、酸素拡散、非平衡、高速焼成
8. 外部電極形成
8.1 バレル研磨:焼成前バレル、焼成後バレル、強度劣化
8.2 外部電極:外部電極組成:塗布方法
8.3 耐湿不良:マイグレーション
9. 長期信頼性 (BTを例に)
9.1 信頼性試験:バスタブ曲線、ワイブルプロット、初期故障、摩耗故障
9.2 信頼性評価:高温寿命、加速係数、温度加速、電圧加速、活性化エネルギー
9.3 故障解析:DPA、層間チェック、電界剥離
10. MLCCの技術展望
10.1 小型・大容量化
10.2 IoT、5Gへの対応
10.3 車載に向けた高圧、高温化
10.4 高信頼性MLCCのセラミック誘電体材料技術
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
すべての画像