【仙台うみの杜水族館】開館10周年を記念した海と人、水と人とが“融け合う”ユニフォーム 2025年7月1日(火)よりサスティナブルや多様性を意識した「新ユニフォーム」着用開始
100%気仙沼由来の廃漁網のアップサイクル素材がデザインの一部に
海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館『仙台うみの杜水族館』では、開館10年を迎える2025年7月1日(火)よりユニフォームを一新。新ユニフォームは、単なるデザイン変更ではなく、これまでの当館とお客さまとのつながりをベースに、水族館の顔である“生きもの”、その生きものの魅力をさまざまな角度からお客さまに伝えていくスタッフ、ご来館いただくお客さまとがこれまで以上に「つながり」を持てるようにとの想いを詰め込んだ当館のコンセプトを象徴するものです。
開館10周年を迎え、ユニフォームを一新することでさらに地域に愛される水族館を目指して参ります。

単なるデザイン変更ではない、新ユニフォームへの想い
ユニフォーム開発にあたって、“海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館”を表現することや、当館スタッフの声を集めて「機能性の充実・各部門に合わせたデザイン」とすることなどを骨子とした方針を策定し、サスティナブルや多様性を意識した全社的なプロジェクトとして実施いたしました。
■装いを整える。海の生きものたちの環境も整える。
『仙台うみの杜水族館』では、2025年7月1日に開館10年を迎え、開館以来多くのお客さまに海の生きものたちの魅力をお楽しみいただき、地域の皆さまとも多くの取り組みを通じて、水族館や仙台の魅力発信に繋がる施策を実現してきました。そうした中、生きものたちと同じようにお客さまと接する機会の多いスタッフのユニフォームにも当社の想いを反映させた装いを整えるべく、今回のプロジェクトが発足しました。
「機能性・デザイン・使いやすさ」などに加えて、当館のコンセプト【海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館】を象徴するものを模索していく中で、私たちと密接なつながりを持つ気仙沼で廃漁網のアップサイクルを推進するamu株式会社をはじめとする地域とのつながりを生み出す共同プロジェクトが誕生しました。100%気仙沼由来の廃漁網のアップサイクル素材『amuca®』(amu株式会社、本社:宮城県気仙沼市、代表取締役CEO:加藤 広大)をユニフォームの一部(ポケット)に新規採用いたします。

■各部門に合わせた制服デザイン
飼育スタッフ、パフォーマンススタッフ、運営スタッフ、各セクションの水族館との関わりをさまざまなパターングラフィックで表現しました。柄は1セクションごとに幅広で制作し、切り取る位置で一つ一つ違いが生まれます。

サスティナブル素材提供 amu株式会社
ユニフォーム制作・製造 株式会社ダイコクヤ、セロリー株式会社
■みんなの想いが繋がっている、この先の水族館を象徴するユニフォームへの想い。
私たちの豊かな営みを食という側面で支えてくれる水産資源は、定置網漁などによって成り立っています。そうした漁具にも様々な入れ替えが起き、廃棄というタイミングがやってきます。そんな使えなくなった漁具をアイデアや仕組みで価値あるものへと循環させていくプロジェクトのコンセプトに共感し、新ユニフォームでは、廃漁網のアップサイクルを推進するamu株式会社の素材を活用することとなりました。その過程で、飼育・運営など当館の様々な部署で働くスタッフが実際に気仙沼へ行って、廃漁網の回収や素材の分解などの実作業を体験することで、これまで見過ごされてきていた廃漁具の新たな価値に気づいたり、地域の特性を活かしたアップサイクルやサスティナブルな活動への強い関心がうまれていきました。


■子供達が創作したクレイアートからデザインを生み出す。
ユニフォームのデザインでは、地域のご家族にご協力いただき、クレイアートでみんなの好きな海の生きものをカタチにししてもらう「こねこね水族館」を開催。多くの素晴らしいアートが誕生し、クレイアートからデザインを起こし、ユニフォームのデザインに反映しています。



「こねこね水族館」から採用したユニフォームのデザイン

■館長コメント
開館10周年を迎えスタッフユニフォームをリニューアルすることにあたって、まさに私たちが目指す「海と人、水と人との『つながり』をうみだす水族館」の象徴的なプロダクトができました。
海の生きものたちの魅力を発信することは私たち水族館の使命ですが、海の生きものたちが生息する海で、私たちの暮らしと密接に関わりのあるものに目を向けた時、これまでと少し視点を変えてみることで、豊かな暮らしと自然環境の保全との両立に繋げることができると思っています。
新しいユニフォームの制作という企画の中、スタッフが一丸となりコンセプトから素材・デザインに至るまで意見を出し合ったことで、開館10年を迎え、さらに皆さまに楽しんでいただける水族館として、私たちが進んでいくべき方向が決まったのではないかと考えています。
デザイン採用にあたっては、地域の皆さまにご協力いただき、実際に子供たちがクレイアートで作った海の生きものたちをモチーフにデザインに反映するなど、まさに皆さまとつながりを持つ象徴的なプロダクトができたと感謝しております。
株式会社横浜八景島 取締役執行役員
仙台うみの杜水族館 館長 増渕修
<制作過程ムービーを仙台うみの杜水族館 公式Youtubeで公開>

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