【開催報告】サウジアラビア王国・Manara Minerals Investment Companyとの鉱業投資ラウンドテーブルを開催
~第三国への鉱業分野における協調投資に向けた日本企業の機運醸成~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:髙原 一郎)は2024年3月14日、サウジアラビア王国Manara Minerals Investment Companyと、昨年12月に締結した包括協力協定に基づき、日本企業を交えた第三国への鉱業分野における協調投資に向けた鉱業投資ラウンドテーブルを東京で開催しました。
サウジアラビア王国(以下、「サウジアラビア」という)は、鉱業を石油、石油化学に次ぐ、産業の3本目の柱に育てていくべく、金属鉱物資源の探査・開発に力を入れています。
Manara Minerals Investment Company(以下「Manara」という)はサウジアラビアの国家ファンドであるPublic Investment Fund(PIF)と鉱山公社Ma’adenの合弁により、グローバルな鉱業案件への投資と強靭なサプライチェーンの構築を目的として設立された会社です。昨年12月には第三国への協調投資を行うことを目的に、ManaraとJOGMECの間で包括連携協定(MOC)が締結されました。
2024年3月14日、Manaraの最高投資責任者であるタルモ・ハーンセン氏が訪日し、先に締結したMOCに基づきJOGMECとManaraの共催で、日本企業や関係機関を交えた「Manara-日本鉱業投資ラウンドテーブル」を開催しました。
本会合にはサウジアラビアからはガーズィー・ファイサル・エス・ビンザグル次期駐日大使、タルモ・ハーンセンManara最高投資責任者、モハメド・アルダハラウィ投資省日本代表など5名が参加し、日本側は鉱業に関連する企業及び政府機関など20名程度が参加しました。本会合では、はじめにビンザグル次期大使から基調講演をいただきました。続いてタルモ最高投資責任者からManaraの投資戦略や第三国への協調投資可能性などに関して紹介し、その後、ディスカッションを通じてManaraの戦略と日本企業の関心を相互に共有することが出来ました。
JOGMECは今後ともManaraと連携した第三国への協調投資を含め、我が国への金属鉱物資源の安定供給に向けて取り組んでまいります。
■ラウンドテーブルの様子
■参考
サウジアラビア王国・Manara Minerals Investment Companyとの包括協力協定を締結~第三国への鉱業分野における協調投資に向けた機会の創出~(2023年12月28日)
(URL)https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00161.html
リリース本文はこちら↓
https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00171.html?mid=pr20240326
d12624-790-c027a5e2b81b67e124c57c8a02d52dce.pdfすべての画像