JR京都線・神戸線・宝塚線等への再生可能エネルギー由来電力導入
西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)は、関西電力株式会社(以下、関西電力)および双日株式会社(以下、双日)と当社専用の太陽光発電設備を設置し、そこで発電された再生可能エネルギー由来電力(以下、再エネ電力)を、 JR西日本の代表的な列車である「新快速」等が走行する JR京都線・神戸線といった当社の近畿エリアの主要線区の列車運転用電力として、導入します。
当社グループは、脱炭素社会の実現に向け、環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン2050」を掲げ、グループ全体のCO2排出量を2030年度に50%削減(2013年度比)、2050年に「実質ゼロ」とすることをめざしており、再エネ電力の導入は、その目標達成に向けた主な取り組みの一つです。私たちは脱炭素社会の実現に向け、今後もさらなる取り組みを進めてまいります。
再エネ電力供給線区
JR京都線、JR神戸線、琵琶湖線、北陸線、山陽線:近江塩津駅~米原駅~上郡駅間
JR宝塚線:尼崎駅~篠山口駅間 湖西線:近江塩津駅~山科駅間
再エネ電力導入規模
発電容量ベース:約50,000kW
電力量ベース:約0.8億kWh/年 (供給線区の年間運転用電力量の約12%相当)
本件により、先行して再エネ電力100%運行を実施する大阪環状線・JRゆめ咲線での再エネ電力導入量(約0.7億kWh/年)と合わせて、JR西日本の在来線全体の運転用電力(年間約14億kWh)の10%強が再エネ電力に置き換わります。
CO2排出削減量
供給開始後、年間約36,000t※(一般家庭約1万3千世帯分)のCO2排出量が削減されます。
※2021年度電気事業者別排出係数の全国平均で算出
供給開始時期
2026年度~2027年度中に供給開始を予定しています。
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