フューチャーアーキテクト、じもとホールディングスに「次世代バンキングシステム」を導入

フルオープンAPIを備えた勘定系システムで地域金融機関のDXを支援

フューチャー株式会社

フューチャーアーキテクト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:谷口友彦、以下フューチャーアーキテクト)は、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾吉孝)との業務提携に関する基本合意に基づき、SBI地方創生バンキングシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:木村紀義)に提供する「次世代バンキングシステム」を、株式会社じもとホールディングス(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:坂爪敏雄、以下じもとHD)の連結子会社である株式会社きらやか銀行(本店:山形県山形市、代表取締役頭取:西塚英樹)および株式会社仙台銀行(本店:宮城県仙台市、代表取締役頭取:坂爪敏雄)に導入します。

 

「次世代バンキングシステム」は、フューチャーアーキテクトが全国30行以上の地域金融機関の改革を支援してきた実績をもとに地域金融機関に求められるバンキングサービスを再定義し、ゼロベースで最適を追求したクラウド型基幹系業務システムです。業務プロセスを整理し、最新テクノロジーの活用とともに勘定系機能をシンプルにしたアーキテクチャを採用していることが最大の特長です。全てのバンキングサービスをAPIで提供できるため、制度変更や新しいサービスの拡充に柔軟かつスピーディに対応できるほか、銀行ごとに異なるビジネスルールや商品、サービスをルールエンジン化することで、主要機能プログラムに修正を加えることなく、新たなキャンペーンの展開や既存サービスの改修を短時間かつ低コストで実施できます。さらに、各システムに分散する顧客情報を一元化することで、リアルタイムデータを活用した経営分析や戦略立案が可能になり、店舗業務のデジタル化によって窓口専用端末が不要となるため、コスト削減と業務効率化に大きく寄与します。

 

今回の「次世代バンキングシステム」の導入は、2024年7月に本番稼働した福島銀行、2025年7月の島根銀行に続くものです。導入にあたっては、これまでのノウハウをベースに構築の効率化を図り、2028年度内の稼働を目指します。フューチャーアーキテクトは、じもとHDの IT 戦略パートナーとして「次世代バンキングシステム」をエンジンに、業務変革のスピードアップ、経営管理の高度化を推進し、地域創生につながるDXを実現します。

※「スマホBank(個人IB)」「Fintech連携API」「ATM」「全銀他」等の対外接続系「SBI金融クラウド(AWS)」はSBI グループの提供です。

■次世代バンキングシステムの主要システムと特長

次世代バンキングシステムは「勘定系システム」に加え「情報系システム」「営業・融資支援システム」「営業店システム」「インターネットバンキングシステム」などを包括し、地域金融機関に求められる業務機能の全域をカバーしています。

 

●主要システム

・スリムかつコンパクトな「勘定系システム」

・リアルタイムデータを提供する統合データマートを活用した「情報系システム」

・営業・融資業務の効率化を実現する「FutureBANK」

・顧客チャネル拡大に柔軟に対応する「外部API基盤」

・スマートフォンやタブレットに最適化された先進的UIを提供する「個人・法人インターネットバンキング」

 

●特長

1.ビジネスの変化に柔軟かつスピーディに対応

勘定系機能をシンプルかつスリム化し、変化に強い先進的なアーキテクチャを採用。銀行ごとに異なるビジネスルールや商品、サービスをルールエンジン化することで、主要機能プログラムに修正を加えることなく、新しいサービスの拡充や制度変更に柔軟かつスピーディに対応。

 

2.バンキングサービスのフルオープンAPIによるデジタルチャネルの拡充

全てのバンキングサービスをAPIで提供可能。「個人・法人インターネットバンキング」や「外部API基盤」を介して、お客様やFintech事業者をはじめとする提携事業者に様々な金融サービスを提供し、アクセスチャネルを多様化。

 

3.営業・融資業務をワンストップ化し、店舗業務をデジタル化

業務領域ごとに分散していたシステムやツールを統合し、営業店と本部が業務をワンストップで遂行できる環境を整備。窓口専用端末を別途用いることなく、営業店におけるすべての業務を汎用PCやタブレット端末のみで完結できるため、省スペース化と完全ペーパレス化を促進。店舗業務改革による、業務効率化を実現。

 

4.リアルタイムデータを活用したマーケティングや経営戦略策定を支援

スリムかつコンパクトな「勘定系システム」や「FutureBANK」で管理するデータを「統合データマート」にリアルタイムで連携。マーケティングや経営分析レポートなど目的にあわせたデータ利活用を可能とし、業務効率化や機動的な経営戦略の推進をサポート。

 

フューチャーアーキテクトは、科学的なコンサルティングアプローチと技術力で地域金融機関のビジネス変革や経 営戦略の実現を IT と経営の両面から支援し、今後もお客様とともに新たな価値を創造します。

 

 

*参考プレスリリース

フューチャーアーキテクト、福島銀行に導入した「次世代バンキングシステム」が稼働開始

クラウド型基幹業務系システムにより地域金融機関の投資を「維持・保守」から「戦略」に(2024 年 7 月 16 日)

https://www.future.co.jp/architect/press_room/PDF/PressRelease_FAJisedaiBankingSystem_240716.pdf

 

フューチャーアーキテクト、島根銀行に導入した「次世代バンキングシステム」が稼働開始

フルオープン API を備えた勘定系システムで地域金融機関のDXを実現(2025 年 7 月 22 日)

https://www.future.co.jp/architect/press_room/PDF/PressRelease_JisedaiBankingSystem_250722.pdf

 

 

■本件に関するお客様からのお問合せ先

フューチャーアーキテクト株式会社 小松

お問い合わせフォーム : https://www.future.co.jp/apps/contact/fai/project_experience_entry.php

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会社概要

フューチャー株式会社

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URL
https://www.future.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー
電話番号
03-5740-5721
代表者名
金丸 恭文
上場
東証プライム
資本金
40億円
設立
1989年11月