路面電車と自動車の事故防止を目指して「実写版」危険予知トレーニング「路面電車編」を公開
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 坂口正芳)は、事故防止効果のある「実写版」危険予知・事故回避トレーニングにクルマと路面電車の交通事故防止を目的とした「路面電車編」を新設し、4月20日(木)、動画2本をウェブサイトとYouTube公式アカウントにて公開しました。
- 危険予知トレーニングとは
- 新テーマ「路面電車編」を公開
「自動車ドライバーの右後方安全確認不足」による事故は路面電車が関係する「道路障害」発生件数の約75%を占めています※。路面電車編その1ではその危険性を、路面電車編その2では、電停(路面電車の停留所)付近における運転時の注意点を啓発します。
※ 広島電鉄株式会社調べ
- 路面電車編その1
片側三車線の道路を走行中、前走車に続いて右折を開始した自動車が、道路状況の変化から軌道敷で滞留してしまい、そこへ走行してきた路面電車と危うく接触しそうになる危険を体験します。
- 路面電車編その2
交差点を左折した先の電停(路面電車の停留所)付近で、横断歩道ではない場所から歩行者が飛び出してきて、危うく接触しそうになる電停付近でありがちな危険を体験します。
今回公開した内容のほかにも“危険な場面”を想定したさまざまな動画を「実写版」危険予知・事故回避トレーニングとして公開しています。また、これらの動画をクイズ化した「交通安全3分トレーニング※」も公開。継続的なトレーニングや企業の講習などでお役立ていただけます。
JAFは、今後も映像コンテンツの制作・公開を始めとした各種交通安全活動を通じて、日本全国の交通課題を解決するための活動を積極的におこなって参ります。
- 参考
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/online-training/risk-prediction
▼YouTube公式アカウント
https://www.youtube.com/playlist?list=PLJfKB1JtrvvsGBWa6epvIntxWVs4-zGGP
▼交通安全3分トレーニング
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/online-training/traffic-safety-movie/3-minutes-traning
※「交通安全3分トレーニング」とは、毎日異なる危険予知クイズが出題され、動画を見て解答すると、
危険度ランクや注意すべきポイントの解説が見られます。「受講完了証」も発行(画像保存)できますので、
個人の方だけでなく、企業や職業ドライバーの社内安全教育にも活用可能です。
JAF広島支部(支部長 松田哲也)は、広島電鉄株式会社とともにクルマと路面電車の交通事故を減らし、安心安全な道路交通の実現を目指し活動しています。活動内容に関する詳細は下記リンクもしくは二次元コードからご覧ください。
https://www.hiroden.co.jp/topics/2023/0420-jaf_riskprediction.html
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