凸版印刷、国内初 カードプリンタ用「抗菌・抗ウイルス転写フィルム」を開発
SIAA認定を取得した抗菌・抗ウイルス転写フィルムにより「新しい生活様式」における経済活動に貢献
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、電子マネーやクレジットカード決済などで使用できる抗ウイルス性能を有したカードを提供しています。
このたび、カードプリンタ「CP500」に対応した、抗菌・抗ウイルス性能を有する転写フィルムを開発。SIAA(抗菌製品技術協議会)認証を取得しました。なお、抗ウイルス性能のSIAA認証を取得したカードプリンタ用の転写フィルムは国内初となります。
このたび、カードプリンタ「CP500」に対応した、抗菌・抗ウイルス性能を有する転写フィルムを開発。SIAA(抗菌製品技術協議会)認証を取得しました。なお、抗ウイルス性能のSIAA認証を取得したカードプリンタ用の転写フィルムは国内初となります。
この転写フィルムを活用して発行されるカードは、表面に抗菌・抗ウイルス成分を含んだコーティングが施されることにより、特定のウイルス、細菌の数を減少させることが可能になります。抗菌・抗ウイルス性能を有する転写フィルムにより、衛生的なキャッシュレス決済や従業員の安全確保を支援。厚生労働省が公表する「新しい生活様式」の実現と経済活動に貢献します。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、身分証の提示を行う窓口、医療機関の受付など、カードの受け渡しが行われるシーンにおいて抗ウイルス製品を求める声が多くなっており、カードに抗菌・抗ウイルス剤を練りこまれた抗ウイルスカードなどを提供しています。
一方、各種カードの即時発行に活用されているカードプリンタを活用して、写真や氏名などの個人情報等を券面に印字すると、擦れなどから保護するためのコーティングでカード表面が覆われてしまい、カード素材に練りこまれた抗菌・抗ウイルス剤の効果が無効となってしまうという課題がありました。
このような中で凸版印刷は、プリンタ印字による即時発行機で発行されたカードにも、カード表層の印字面に抗菌・抗ウイルス性能を付与できる転写フィルムを開発しました。
■ カードプリンタ対応の抗菌・抗ウイルス転写フィルムの特長
・カードプリンタ対応の転写フィルムとして、国内初のSIAA認証取得
カードプリンタ対応の転写フィルムにおいて、国内で初めてSIAA認証を取得しました。抗ウイルス加工のSIAA認証はISO21702にて定められた試験に合格し、ガイドラインに基づいて品質管理された製品に対して、マーク表示を認めています。
・既存のカードプリンタ「CP500」に対応
本転写フィルムは、凸版印刷が提供するカードプリンタ「CP500」に対応。既に「CP500」を導入している場合は、新たな機材導入や改修をすることなく抗菌・抗ウイルスカードの発行ができます。
・券面の色味や印字内容に影響せず抗菌・抗ウイルス加工が可能
絵柄が転写されるフィルムは透明であるため、券面の色味を変わらず再現できるなど、意匠性を損なわずに利用することが可能です。
抗菌・抗ウイルス性能のない従来の転写フィルムと比較してカード1枚当たり1円以内の増額で提供。
(※片面印字の場合)
■ 今後の目標
凸版印刷は本製品を金融機関や、医療現場、食品業界はもちろん、国内外問わず幅広い業界へ拡販し2025年度に関連受注を含め約10億円の売上を目指します。
■ SIAA認証について
SIAA(抗菌製品技術協議会)は、適正で安心できる抗菌・防カビ・抗ウイルス加工製品の普及を目的として、抗菌剤・防カビ剤および抗菌・防カビ加工製品のメーカーや抗菌試験機関によって結成された団体です。SIAAは、ガイドラインに基づいて品質管理された製品に対してSIAA認証を与え、マーク表示を認めています。
SIAAでは、2007年10月に国際規格ISO22196プラスチック製品抗菌試験方法を発行し、2019年5月に抗ウイルス試験方法ISO21702を発行しています。
* 「抗菌・抗ウイルス転写フィルム」は、凸版印刷株式会社が関連特許出願中です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
抗菌・抗ウイルス転写フィルムでコーティングしたカード
新型コロナウイルス感染拡大を受け、身分証の提示を行う窓口、医療機関の受付など、カードの受け渡しが行われるシーンにおいて抗ウイルス製品を求める声が多くなっており、カードに抗菌・抗ウイルス剤を練りこまれた抗ウイルスカードなどを提供しています。
一方、各種カードの即時発行に活用されているカードプリンタを活用して、写真や氏名などの個人情報等を券面に印字すると、擦れなどから保護するためのコーティングでカード表面が覆われてしまい、カード素材に練りこまれた抗菌・抗ウイルス剤の効果が無効となってしまうという課題がありました。
このような中で凸版印刷は、プリンタ印字による即時発行機で発行されたカードにも、カード表層の印字面に抗菌・抗ウイルス性能を付与できる転写フィルムを開発しました。
■ カードプリンタ対応の抗菌・抗ウイルス転写フィルムの特長
・カードプリンタ対応の転写フィルムとして、国内初のSIAA認証取得
カードプリンタ対応の転写フィルムにおいて、国内で初めてSIAA認証を取得しました。抗ウイルス加工のSIAA認証はISO21702にて定められた試験に合格し、ガイドラインに基づいて品質管理された製品に対して、マーク表示を認めています。
・既存のカードプリンタ「CP500」に対応
本転写フィルムは、凸版印刷が提供するカードプリンタ「CP500」に対応。既に「CP500」を導入している場合は、新たな機材導入や改修をすることなく抗菌・抗ウイルスカードの発行ができます。
・券面の色味や印字内容に影響せず抗菌・抗ウイルス加工が可能
絵柄が転写されるフィルムは透明であるため、券面の色味を変わらず再現できるなど、意匠性を損なわずに利用することが可能です。
カードに付着したウイルスを不活化させます。© TOPPAN INC.
抗菌・抗ウイルス転写フィルムの構成イメージ(断面) © TOPPAN INC.
抗菌・抗ウイルス性能のない従来の転写フィルムと比較してカード1枚当たり1円以内の増額で提供。
(※片面印字の場合)
■ 今後の目標
凸版印刷は本製品を金融機関や、医療現場、食品業界はもちろん、国内外問わず幅広い業界へ拡販し2025年度に関連受注を含め約10億円の売上を目指します。
■ SIAA認証について
SIAA(抗菌製品技術協議会)は、適正で安心できる抗菌・防カビ・抗ウイルス加工製品の普及を目的として、抗菌剤・防カビ剤および抗菌・防カビ加工製品のメーカーや抗菌試験機関によって結成された団体です。SIAAは、ガイドラインに基づいて品質管理された製品に対してSIAA認証を与え、マーク表示を認めています。
SIAAでは、2007年10月に国際規格ISO22196プラスチック製品抗菌試験方法を発行し、2019年5月に抗ウイルス試験方法ISO21702を発行しています。
* 「抗菌・抗ウイルス転写フィルム」は、凸版印刷株式会社が関連特許出願中です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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