「恋愛感情は結婚してからでも」20代の43.7%が支持
~若い年代になるほど、「恋愛と結婚は切り離してもいい」と考える傾向に~
タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証グロース6181)が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」は、20~59歳の男女2,404人に対して、「世代別の恋愛観・結婚観」に関するアンケート調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。

<調査背景>
前回のレポートでは、20代から50代の各世代に「新社会人だったころ、どんな結婚観を持っていたか」を尋ね、結婚への意欲や結婚を考えていたタイミングなどを明らかにしました。
今回の調査では、そこからさらに踏み込み、各世代の“今”の恋愛観・結婚観に焦点を当てました。
「恋愛は面倒」と感じる人もいれば、「恋愛対象と結婚対象を分けて考える」といった価値観を持つ人もいます。
このような傾向は世代によってどのように異なるのでしょうか。
さらに、近年注目を集めている「AIを活用した恋活・婚活」について、各世代がどのように受け止めているのかも調査しました。
<調査結果サマリ>
・実は恋愛への憧れが強い?30~40代よりも20代の方が「恋愛した相手と結婚したい」
・恋愛と結婚は別物になりつつあるのか。20代の4割弱が「恋愛と結婚は切り離して考えてもいい」
・20代の43.7%が「恋愛感情を抱けそうな相手であれば結婚してから恋愛すればいい」
・20代の39.9%が「自分もマッチングしそうな恋活・婚活相手をAIに紹介してもらいたい」
■実は恋愛への憧れが強い?30~40代よりも20代の方が「恋愛した相手と結婚したい」
Q. 恋愛と結婚の関係性や在り方について、あなたはどのような考えを持っていますか。(n=1,618)※必須回答
「自然な出会いから恋愛して結婚したい」という王道の結婚観がある一方で、恋愛と結婚は別物だと割り切って結婚するケースも見られます。たとえ“自然な出会い”ではなかったとしても、婚活で出会った相手に好意を抱き、結婚後に恋愛感情がさらに深まるというパターンもあるでしょう。
まず、「結婚までのプロセス」にどのような理想を描いているのかを尋ねてみました。
「恋愛した相手と結婚したい」という考え方に対しては、「とても当てはまる」「やや当てはまる」と回答した割合は、50代が最も高く69.7%でした。次いで20代68.9%、30代67.0%、40代65.8%と続き、世代間の差はごくわずかでした。
この結果から、どの世代においても「恋愛を経て結婚したい」という思いが根強いことがわかります。
特に50代は、トレンディドラマが流行した時代を過ごした世代であり、当時の物語が結婚観に少なからず影響を与えている可能性があります。「理想的な恋愛を経て、理想的な結婚をする」という価値観が、今なお心に残っているのかもしれません。

■恋愛と結婚は別物になりつつあるのか、20代の4割弱が「恋愛と結婚は切り離して考えてもいい」
Q. 恋愛と結婚の関係性や在り方について、あなたはどのような考えを持っていますか。(n=1,595)※必須回答
続いて、「恋愛と結婚は切り離して考えてもいい」という考え方は、20代の支持が最も多く37.6%でした。次いで、30代が33.7%、40代が28.1%、50代が19.9%と、年代が上がるにつれて支持率が下がる傾向が見られました。
先ほどの質問でも、50代は恋愛した相手と結婚したいと考える割合が最も高い結果となりました。
この世代は、恋愛と結婚を一貫したものとして捉える価値観を持っている人が多いことが、今回の結果にも表れていると言えそうです。

■20代の43.7%が「恋愛感情を抱けそうな相手であれば結婚してから恋愛すればいい」
Q. 恋愛と結婚の関係性や在り方について、あなたはどのような考えを持っていますか。(n=1,589)※必須回答
「恋愛感情を抱けそうな相手であれば結婚してから恋愛すればいい」といった考え方には、20代の支持が最も多く43.7%でした。次いで30代が31.4%、40代が26.7%、50代が22.3%と、年代が上がるにつれて支持率が下がっていきました。

ここまでの結果から、20代はどの年代よりも「恋愛と結婚は切り離して考えてもいい」と考える傾向が強いことがわかりました。しかし、恋愛に対する意欲が低いというわけではなさそうです。恋愛と結婚に対する考え方が柔軟になりつつある中でも、恋愛への思いは持っているのではないでしょうか。
■20代の39.9%が「自分もマッチングしそうな恋活・婚活相手をAIに紹介してもらいたい」
Q. あなたはAIによる恋活・婚活相手とのマッチングについて、どのように感じていますか?(n=1,500)※必須回答
最後に、恋活・婚活とAIに関する質問をしてみました。
近年、生成AIに関するニュースが注目を集める中、恋活や婚活のアプリ・Webサービスでも、AIを活用したマッチングシステムの導入が進んでいます。
こうしたAIによるマッチングに対して、世代ごとにどのような考え方の違いがあるのでしょうか。
まず、「AIによる恋活・婚活相手とのマッチングがもっと広まってほしい」という考え方について、自分にどの程度当てはまるかを尋ねました。
年代別の集計結果は、次のグラフのとおりです。

支持率は、20代が最も高く39.9%、次いで30代が32.9%、40代が21.4%、50代が12.7%となりました。若い世代ほどAIマッチングに対する支持が高く、20代と30代では支持する割合が不支持(20代21.9%、30代23.8%)を上回った一方、40代と50代では不支持率(40代29.4%、50代40.2%)の方が支持率を上回る結果となりました。
さらに「自分もマッチングしそうな恋活・婚活相手をAIに紹介してもらいたい」か聞いてみたところ、「自分もマッチングしそうな恋活・婚活相手をAIに紹介してもらいたい」という質問に対する支持率は、20代が最も高く45.4%、次いで30代が33.2%、40代が21%、50代が14.5%となりました。

また、不支持率においては、50代が最も高い47.4%で、そのうち31.7%が「まったく当てはまらない」と回答しました。次いで40代36.3%、30代28.0%、20代23.3%となりました。
野村総合研究所が、2024年8月に実施した「生活者1万人アンケート調査」によると、生成AIを「利用したことがある」「利用したことはないが、今後利用したい」と回答した割合は、20代が31.0%、30代が26,0%、40代が22.0%、50代が17.0%でした。
この結果からも、若い世代ほどAIの可能性に前向きであることがうかがえます。
恋活・婚活においても、AIマッチングを前向きに受け入れているのは若い世代が中心でしたが、いずれの世代にとっても、AIは新しい出会いを生み出すきっかけとなり得る存在です。今後は、それぞれの「出会いたい」という想いを支える技術として、より一層の活用が期待されます。
当社では、結婚相談所「パートナーエージェント」や、地方自治体向け婚活支援システム「parms(パームス)」において、AIマッチングの導入に積極的に取り組んでいます。
これからもテクノロジーの力も活用しながら、一人ひとりに寄り添った出会いの支援を進めてまいります。
「世代別の恋愛観・結婚観」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~59歳の男女2,042人
集計期間:2025年4月16日~17日
<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/
<婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「OTOCON」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」
<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・挙式お披露目パーティープロデュース「ラフスタ」
・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
<地方創生/QOL領域>
・地方自治体向け婚活支援システム「parms」
・地方自治体の婚活支援センター(受託運営)
・地方自治体の婚活支援イベント・セミナー(受託開催)
・保険代理店「Tameny×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」
【本件に関するお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田・横田
TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701
Mail:public@tameny.jp
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