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パーソルホールディングス株式会社
会社概要

PERSOL Global Workforce、宿泊・外食業界の人材不足解消に向け、複数のフィリピンの大学と「人材育成・日本就業」スキーム構築

~特定技能「宿泊」・「外食」分野で合計3,000名の育成・就業を目指す~

パーソルHD

パーソルグループで外国人材に特化した人材サービスを提供するPERSOL Global Workforce(パーソル グローバルワークフォース)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:多田 盛弘)は、人材不足が深刻化する宿泊および外食分野の外国人材の育成・日本就業に向け、2023年11月からフィリピンの複数の大学と協業を開始することをお知らせいたします。

■背景

2022年の水際対策緩和以降、インバウンド増加や景気回復により、宿泊・外食分野での人材不足が深刻化しています。観光庁によると※1、2023年6月の宿泊者数は4,626万人であり、コロナ前の2019年同月比+1.0%、前年同月比+36.5%でした。また、一般社団法人日本フードサービス協会は※2、飲食店の売り上げは、2023年7月時点で前年対比114.2%となるなど、堅調な推移を見せていると発表しました。このような状況から、宿泊、外食分野での労働力不足は続いており、特に2023年7月、飲食店の労働力不足は、正社員で66.3%、非正社員の労働力不足の割合は83.5%を超えたことが分かりました※3。

2019年4月にスタートした在留資格「特定技能」においても、コロナ前から人材不足に悩む宿泊・外食分野を設けていましたが、2023年6月末時点で「宿泊」分野の本在留資格を持つ外国人材は293名、「外食業」分野では8,842名にとどまっており※4、さらなる人材確保・育成は喫緊の課題です。

このような課題を受け、PERSOL Global Workforceは、今後の宿泊、外食分野の外国人材確保に向けて、フィリピンのホスピタリティ系大学※5と共に人材育成・日本就職に関するスキームを構築します。


※1 国土交通省 観光庁:宿泊旅行統計調査 https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/shukuhakutoukei.html

※2 一般社団法人日本フードサービス協会:外食産業市場動向調査 2023年7月度 結果報告 http://www.jfnet.or.jp/files/getujidata-2023-07.pdf  

※3 帝国データバンク:人手不足に対する企業の動向調査(2023年7月)https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p230804.html  

※4 出入国在留管理庁:特定技能在留外国人数の公表 (令和5年6月末)https://www.moj.go.jp/isa/content/001402075.pdf 

※5 ホスピタリティ系大学:本リリースでは、宿泊施設や、外食(レストラン・フード)サービスの専門家を育成するための学部を保有している大学のことを意味します。


■概要

PERSOL Global Workforceは、複数のフィリピンのホスピタリティ系大学と人材育成の協業合意を結び、宿泊、外食分野の人材不足解消に貢献します。今回協業する大学は、宿泊施設の運営管理、調理の専門家の育成に強みを持つ大学であるため、学生は在学中に、特定技能の在留資格取得のための「技能測定試験」合格に向けた知識やスキルを身につけることが可能です。当社は、特定技能取得や今後の仕事のために必要な実践的な日本語教育を提供するとともに、今後日本の宿泊・外食分野の企業とのマッチングをサポートします。

今後、専門の大学との協業を通じて、特に難易度の高い宿泊分野における合格者の増加につなげることを期待しています。

2023年8月末現在、フィリピンのDe La Salle LIPA、Holy Cross of Davao Collegeと協業合意を結んでおり、11月から本格的に日本語学習を含む人材育成をスタートする予定です。引き続き、本スキームを共に構築していく大学との協業合意を続けていく予定であり、2023年度中に合計5校以上の大学との協業を予定しています。

本取り組みを通じて、2027年度末までに、宿泊分野において累計2,000名、外食分野においては累計1,000名の育成を目指し、両分野で合計3,000名の日本就業を目指します。



■PERSOL Global Workforce 代表取締役社長 多田 盛弘 コメント

フィリピンは人口1.17億人に対して、平均年齢は約25歳、2060年まで人口ボーナス期が続く見込みであります。また、国民の10人に1人に当たる約1,000万人が海外に居住するなど、フィリピンは世界最大の労働力輸出国と知られています。

外食、宿泊は、コロナの影響で人員削減を余儀なくされていた分野です。現在はコロナの5類移行、日本への外国人旅行者が戻ってきていますが、労働力の不足により、空室があってもサービスを提供できないなどの状況が発生しています。

当社は、外食・宿泊分野の外国人材の育成、就職支援を通じて、コロナ以降のインバウンド増加による観光業や回復する飲食業界の成長に貢献してまいります。


■協業するフィリピンのホスピタリティ系大学について

【De La Salle LIPA】

首都マニラから2時間ほど南に下ったLIPAにある私立大学。1962年に開校し、生徒全体数は6,000名以上。国際ホスピタリティ観光マネジメント学部には、毎年200名の生徒が入学してくる。

https://www.dlsl.edu.ph/

【Holy Cross of Davao College】

フィリピンの第三都市であるDAVAOにある私立大学。1951年に開校し、生徒全体数は1,000人以上。ホスピタリティ系の学部には毎年100人の生徒が入学してくる。

https://www.hcdc.edu.ph/


■PERSOL Global Workforce株式会社について<https://persol-gw.co.jp/ >

PERSOL Global Workforce(パーソル グローバルワークフォース)株式会社は、「“Work, and Smile” Decent work for everyone.」をミッションに掲げ、外国人材に特化したサービスを提供するため、2019年10月に発足しました。企業の即戦力として活躍できるミドル層の人材(一定のスキル・語学力をもつ、在留資格「特定技能」にて就業するレベルの人材)および総合職レベルの人材(技術エンジニア、ITエンジニア、文系職種など、在留資格「技術人文国際」にて就業するレベルの人材)を対象に、外国人材の募集・育成から就業・受け入れまでのすべての過程を一貫してサポートすることで、はたらく個人と企業双方にとってクリーンで質の高いサービスの提供を実現いたします。


■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。

さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。

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会社概要

パーソルホールディングス株式会社

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URL
https://www.persol-group.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山1-15-5 パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220
代表者名
和田 孝雄
上場
東証1部
資本金
174億7900万円
設立
2008年10月
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