"パウンド・フォー・パウンド"パッキャオ、歴戦の強豪モズリーを迎え撃つ!・・・WOWOWで独占生中継!
WBO世界ウェルター級タイトルマッチ
マニー・パッキャオvsシェーン・モズリー
日本時間5月8日(日)、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)と元3階級制覇王者シェーン・モズリー(アメリカ)によるWBO世界ウェルター級タイトルマッチがアメリカ、ラスベガスで行われる。WOWOWではこの注目の一戦を独占生中継でお届けする。
オスカー・デラ・ホーヤ(アメリカ)と並ぶ史上2人目の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(32歳)が57戦52勝(38KO)3敗2分。ライト級、ウェルター級(3度)、S・ウェルター級で計5度の戴冠実績を持つ元3階級制覇王者シェーン・モズリー(39歳)が54戦46勝(39KO)6敗1分1無効試合。ともに近年のボクシングシーンを牽引してきたスター選手である。
この両雄の対決は6対1というオッズでパッキャオ有利に傾いているが、それは知名度や勢い、さらに期待度などボーナス・ポイントも含めた数字と見るべきだろう。単純に戦力を比較した場合、両者の間には決定的な大差はないといってもいい。試合そのものの流れや小さなミスが勝敗を左右する可能性が高そうだ。
今回の試合に備えパッキャオは自国フィリピンで調整後、3月末に渡米。4月からフレディ・ローチ・トレーナーと再合流してスパーリングを重ねてきた。2001年から10年のコンビとなるローチ・トレーナーは「初回からプレッシャーをかけていけばモズリーは耐えられなくなるだろう。彼のキャリアに初めてのKO負けが刻まれるはずだ」と強気な発言をしているが、パッキャオ自身は慎重な態度を崩していない。「誰と戦うときでもそうだが、KOが目的なのではなく勝つためにベストを尽くす。私はチームの作戦どおりに戦うだけ」
これに対しモズリーはKO勝ちにこだわりをみせている。「予想で不利といわれていることは知っているが、気にしていない。私はただ勝つだけではなく、倒して勝ってみせる」39歳の意地を見てとることができる。
身長差6cm、リーチ差18cmと体格面ではモズリーが上を行く。数字だけでなく、実際に対峙した際に全体的なボリューム感で大きな差があるのではないだろうか。
パッキャオが序盤で早々と主導権を握るようだとKO防衛の可能性が高まりそうだ。サイドから揺さぶりをかけたうえで鋭く踏み込んで左ストレート一閃――そんなシーンが現実のものになるかもしれない。
モズリーが勝つには、まず先手をとることが必須条件となりそうだ。自らサイドに出てパッキャオの死角から仕掛け、接近戦ではチャンピオンのウィーク・ポイントであるボディを攻めたいところ。モズリーの左脇腹打ちがキー・パンチになる可能性は高い。
このところ終盤に失速の傾向があるモズリーとすれば、できれば中盤までに勝負を決めたいはず。それが叶わない場合でも大差をつけて終盤を迎えたい。
パッキャオ有利は当然としても、展開しだいでは番狂わせもあり得るカードといえる。
早くも「ファイト・オブ・ザ・イヤー」になるでは、と周囲の期待も集まる大注目の一戦!「マニー・パッキャオvsシェーン・モズリー」戦は、5月8日(日)午前11時より、WOWOWにて独占生中継でお届けする!
<ウェルター級トップ戦線の現状>
WBA :ビアチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)
WBA暫定:ソーレイマヌ・ムバーヤ(フランス)
WBC :アンドレ・ベルト(アメリカ)
IBF :ヤン・サベック(スロベニア)
WBO :マニー・パッキャオ(フィリピン)
このメンバーに加えアントニオ・マルガリート(メキシコ)、ミゲール・コット(プエルトリコ)、ジョシュア・クロッティ(ガーナ)らが肩を並べていた2年前と比べると、やや寂しい感じがしないでもない。しかし、この3人を蹴散らしてしまった張本人がパッキャオであるということを考えると、この32歳のサウスポーがいかに傑出した選手であるかが分かる。
若手では長身強打者のマイク・ジョーンズ(アメリカ)の台頭が目を引く。下のクラスから転じたビクター・オルティス(アメリカ)、ポール・マリナッジ(アメリカ)の活躍にも期待が集まる。
Written by ボクシングライター原功
◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆
★ エキサイトマッチスペシャル 独占生中継!「マニー・パッキャオvsシェーン・モズリー」
マニー・パッキャオ(フィリピン)/WBO世界ウェルター級チャンピオン vs
シェーン・モズリー(アメリカ)/元3階級制覇チャンピオン
5月8日(日)午前11:00~[生中継] ほか
★ パッキャオ激闘スペシャル ~ボクシング最強の男~
5月6日(金)午後2:50[193ch] ほか
マニー・パッキャオvsシェーン・モズリー
日本時間5月8日(日)、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)と元3階級制覇王者シェーン・モズリー(アメリカ)によるWBO世界ウェルター級タイトルマッチがアメリカ、ラスベガスで行われる。WOWOWではこの注目の一戦を独占生中継でお届けする。
オスカー・デラ・ホーヤ(アメリカ)と並ぶ史上2人目の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(32歳)が57戦52勝(38KO)3敗2分。ライト級、ウェルター級(3度)、S・ウェルター級で計5度の戴冠実績を持つ元3階級制覇王者シェーン・モズリー(39歳)が54戦46勝(39KO)6敗1分1無効試合。ともに近年のボクシングシーンを牽引してきたスター選手である。
この両雄の対決は6対1というオッズでパッキャオ有利に傾いているが、それは知名度や勢い、さらに期待度などボーナス・ポイントも含めた数字と見るべきだろう。単純に戦力を比較した場合、両者の間には決定的な大差はないといってもいい。試合そのものの流れや小さなミスが勝敗を左右する可能性が高そうだ。
今回の試合に備えパッキャオは自国フィリピンで調整後、3月末に渡米。4月からフレディ・ローチ・トレーナーと再合流してスパーリングを重ねてきた。2001年から10年のコンビとなるローチ・トレーナーは「初回からプレッシャーをかけていけばモズリーは耐えられなくなるだろう。彼のキャリアに初めてのKO負けが刻まれるはずだ」と強気な発言をしているが、パッキャオ自身は慎重な態度を崩していない。「誰と戦うときでもそうだが、KOが目的なのではなく勝つためにベストを尽くす。私はチームの作戦どおりに戦うだけ」
これに対しモズリーはKO勝ちにこだわりをみせている。「予想で不利といわれていることは知っているが、気にしていない。私はただ勝つだけではなく、倒して勝ってみせる」39歳の意地を見てとることができる。
身長差6cm、リーチ差18cmと体格面ではモズリーが上を行く。数字だけでなく、実際に対峙した際に全体的なボリューム感で大きな差があるのではないだろうか。
パッキャオが序盤で早々と主導権を握るようだとKO防衛の可能性が高まりそうだ。サイドから揺さぶりをかけたうえで鋭く踏み込んで左ストレート一閃――そんなシーンが現実のものになるかもしれない。
モズリーが勝つには、まず先手をとることが必須条件となりそうだ。自らサイドに出てパッキャオの死角から仕掛け、接近戦ではチャンピオンのウィーク・ポイントであるボディを攻めたいところ。モズリーの左脇腹打ちがキー・パンチになる可能性は高い。
このところ終盤に失速の傾向があるモズリーとすれば、できれば中盤までに勝負を決めたいはず。それが叶わない場合でも大差をつけて終盤を迎えたい。
パッキャオ有利は当然としても、展開しだいでは番狂わせもあり得るカードといえる。
早くも「ファイト・オブ・ザ・イヤー」になるでは、と周囲の期待も集まる大注目の一戦!「マニー・パッキャオvsシェーン・モズリー」戦は、5月8日(日)午前11時より、WOWOWにて独占生中継でお届けする!
<ウェルター級トップ戦線の現状>
WBA :ビアチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)
WBA暫定:ソーレイマヌ・ムバーヤ(フランス)
WBC :アンドレ・ベルト(アメリカ)
IBF :ヤン・サベック(スロベニア)
WBO :マニー・パッキャオ(フィリピン)
このメンバーに加えアントニオ・マルガリート(メキシコ)、ミゲール・コット(プエルトリコ)、ジョシュア・クロッティ(ガーナ)らが肩を並べていた2年前と比べると、やや寂しい感じがしないでもない。しかし、この3人を蹴散らしてしまった張本人がパッキャオであるということを考えると、この32歳のサウスポーがいかに傑出した選手であるかが分かる。
若手では長身強打者のマイク・ジョーンズ(アメリカ)の台頭が目を引く。下のクラスから転じたビクター・オルティス(アメリカ)、ポール・マリナッジ(アメリカ)の活躍にも期待が集まる。
Written by ボクシングライター原功
◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆
★ エキサイトマッチスペシャル 独占生中継!「マニー・パッキャオvsシェーン・モズリー」
マニー・パッキャオ(フィリピン)/WBO世界ウェルター級チャンピオン vs
シェーン・モズリー(アメリカ)/元3階級制覇チャンピオン
5月8日(日)午前11:00~[生中継] ほか
★ パッキャオ激闘スペシャル ~ボクシング最強の男~
5月6日(金)午後2:50[193ch] ほか
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