TIS、マルチクラウド管理とセキュリティ対策を備える運用プラットフォームを提供

クラウドベンダーごとの仕様の違いを吸収し統合的な管理を実現

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、マルチクラウド管理とセキュリティ対策を兼ね備え効率的なクラウド運用を実現する「エンタープライズ・クラウド&セキュリティプラットフォーム」(以下:本プラットフォーム)を提供することを発表します。
本プラットフォームは、マルチクラウド環境の運用とセキュリティ対策を単一の管理基盤で行える運用プラットフォームです。「構成管理機能」「運用管理機能」「セキュリティ管理機能」の3つの機能で構成され、「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」や日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」などクラウドベンダーごとのユーザインターフェースやサービス仕様の違いを吸収し、統合的な運用管理を可能にします。

「ルールや仕様が異なる複数のクラウドサービスを利用しているため、運用面に課題がある」「人材・スキル不足のため、複数クラウドの運用が困難」「クラウドを活用したいが煩雑なセキュリティ製品の運用管理に不安を抱える」などの企業は、本プラットフォームを活用することで統合的なクラウド運用とセキュリティ対策が実現できます。

<「エンタープライズ・クラウド&セキュリティプラットフォーム」の全体像>


TISでは、本プラットフォームを「クラウド&セキュリティ」をコンセプトとした事業ブランド「Platform Square」の一つとして提供し、2025年までに30社の導入を目指します。
また、リモートアジャイル開発機能の拡張やCSマークに準拠したプラットフォームの提供、セキュリティプリセットや運用サービス、ITSM準拠の運用ポータルなどを本プラットフォームに今後追加していく予定です。

 ■背景
昨今、「デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」や政府の「クラウド・バイ・デフォルト原則※1」により、企業ITのクラウドシフトが急速に進んでいます。それにより多くの企業では複数のクラウドサービスが利用され、情報システム担当者には複数クラウドの運用管理と更なるセキュリティ強化が求められています。
しかし、各クラウドサービスでは、異なる管理ツールやセキュリティ管理ツールが混在するため、運用管理の複雑化や担当者の運用負荷の増加、ITガバナンスの確立が課題となっています。

そこでTISでは、マルチクラウド環境下でのクラウド運用とセキュリティ対策の統合管理を実現できる「エンタープライズ・クラウド&セキュリティプラットフォーム」を提供します。

※1:「クラウド・バイ・デフォルト原則」とは、2018年に閣議決定された、政府情報システムについてクラウドサービスの利用を第一候補として、その検討を行うものとした基本方針

■「エンタープライズ・クラウド&セキュリティプラットフォーム」の概要
本プラットフォームは、マルチクラウド環境の運用とセキュリティ対策を効率化する統合プラットフォームです。特長は以下になります。

<特長>
・マルチクラウド対応
管理機能は、マルチクラウドに対応しており、本プラットフォーム上から複数のクラウドサービスを対象にした統合管理が可能です。

・必要なセキュリティ機能や対策をプリセット
クラウドを利用する際に意識しなければならない、各種セキュリティ規準、プラットフォームの設計、セキュリティ機能をプリセットして提供します。

・高いアジリティと柔軟性
クラウド環境のデプロイや設定変更の仕組みをコード化し、運用負荷の軽減、運用管理スピードの向上を実現します。

<管理機能>
本プラットフォームは、以下3つの管理機能で構成されています。

1)構成管理機能
オーケストレーション、リポジトリ、構成管理(クラウド層)、構成管理(OS層)

2)運用管理機能
踏み台、ログ管理、監視

3)セキュリティ管理機能
ID管理、セキュリティ対策、セキュリティ分析、脆弱性診断、脆弱性対応

<提供価格>
最小構成:500万円~(税別)

「本プラットフォーム」の詳細は、以下URLをご参照下さい。
http://www.tis.jp/service_solution/cloudandsecurity/platform

■「Platform Square」について
「Platform Square」は、TISが提供する「クラウド&セキュリティ」をコンセプトとした事業ブランドです。クラウドとセキュリティの2つの提供領域を軸にどう活用していくのかを導く「サービスコンサルティング」と、安定した稼働と業務効率化を支える「マネージドサービス」を組合せて、お客様のビジネスを加速させる為のサービスを提供していきます。詳細は、以下URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/branding/platform/

TIS株式会社について(http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。

TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ アマゾン ウェブ サービス、AWSは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※ Microsoft、Azureは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標 または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

 ◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 サービス事業統括本部 プラットフォームビジネスユニット
TEL:03-5337-4379 E-mail: ps-info@ml.tis.co.jp
 

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月