ガスと電気の「いいとこ取り」！業務用ハイブリッド空調システム「スマートミックスチラー」で電力ピークカットとコスト削減を実現！！～　 業務用建築物のZEB化を推進し、脱炭素社会の実現に貢献　～

　東京ガス株式会社（社長：内田 高史、以下「東京ガス」）は、ダイキン工業株式会社（社長：十河 政則、以下「ダイキン」）、ヤンマーエネルギーシステム株式会社（社長：山下 宏冶、以下「ヤンマーES」）と共同開発を進めているハイブリッドチラーシステム「スマートミックスチラー」の販売を2023年4月より開始します。なお、ガス空調と電気空調を組み合わせたチラーシステムのパッケージ商品は国内初(*1)です。

　スマートミックスチラーは、ダイキン製の高効率電気空調「ＥＨＰチラー」とヤンマーES製の電力ピークカット効果・冬期暖房性能が高いガス空調「ＧＨＰチラー」に、東京ガスのクラウド制御サービス「エネシンフォ」を組み合わせることで、ガス空調と電気空調を最適制御するシステムです。

　オールEHPチラーの建物と比較すると、GHPチラーの稼働により契約電力を下げること等で、ランニングコストを約１５％削減(*2)します。また、空調熱源機器が業務用建築物のエネルギー消費量に占める割合は約20～40％(*3)となっており、高い省エネ性を誇るスマートミックスチラーの導入は、業務用建築物のZEB化を推進し、脱炭素社会の実現に貢献します。

 

                                                                  システムイメージ
　
　東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において掲げた「価値共創のエコシステム構築」に向け、多様な商品・技術・サービスを柔軟に組み合わせ、さまざまな課題を解決するソリューションの提供を進めています。商業施設・事務所ビル・病院・工場等幅広いお客さまの電力ピークカットや省エネ・省CO2に貢献する空調システムの普及拡大に努めるとともに、お客さまが快適に省エネを実現できる商品やサービスの開発・提案を続けてまいります。

 

• スマートミックスチラー　ホームページ

https://eee.tokyo-gas.co.jp/product/smartmixac/index.html

 *1：2022年9月 自社調べ
 *2：試算条件
・商業施設：3万m2、空衛学会負荷のうち「店舗」空調負荷のみ使用（空調規模：２,０６0HP相当）、EHPチラー：GHPチラー＝50：50導入ケースを想定
・料金契約：（電力契約）業務用休日高負荷電力契約、（ガス契約）小型空調専用契約
・メンテナンス・サービス料金：（EHPチラー）東京ガス調べによる推定値、（エネシンフォ）東京ガス設定価格（暫定価格）
※エネシンフォにはEHPチラー・GHPチラーのメンテナンス費・制御費を含む
*3：環境省ホームページZEB　PORTAL　建築物のエネルギー消費状況より
https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/04.html