「救命力世界一」宣言の豊中で全国初の取組み 消防局の救急救命士が市立病院に24時間常駐
高齢化の進展に伴い年々増加する救急需要に迅速かつ的確に対応するため、豊中市は4月1日(火)から、市立豊中病院の救急診療現場に、消防局の救急救命士が常駐する取り組みを始めます。24時間体制での常駐は全国初です。(豊中市調べ)
豊中市は「救命力世界一」を宣言し、全国トップレベルの救命体制を目指しています。市立病院と救急隊の連携を強化し、救急搬送の受け入れ体制を拡充することで、救急医療の充実を図ります。

救急救命士の役割と配置効果
① 配置と勤務形態
3カ月交替で病院に派遣。一昼夜交替勤務(24時間×3交替制)
② 役割
・救急隊からの救急搬送依頼の連絡窓口
・医師の診療補助など
③ 見込まれる効果
・救急救命士、医師、看護師が相互の連携を強化することで、救急隊からの救急搬送依頼や
処置の迅速化、受け入れ後の転院搬送がスムーズに。
・医療現場に常駐することによる救急救命士の知識や技術の向上。
派遣終了後、救急隊に戻ることで救急隊の技能も向上。
・消防局と市立病院が課題を共有し、救急需要への新たな対応策の創案につなげる。
詳細は、消防局ホームページをご覧ください。
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kurashi/bosai/toyonakafiredept/info/byouinnkyuumeisi.html
(※)「救命力世界一」宣言
豊中市は、平成22年(2010年)1月10日、人口当たりの救命講習修了者の割合や市域面積当たりの救急隊数・救急救命士数が全国トップレベルで、高度な救命処置を担う医療機関が充実していることなどから、「世界一安心・安全のまちとよなか」を目指して、「救命力世界一」を宣言したものです。
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