ヴィンテージ時計店「PRINCIPE PRIVE - Epoca d'Oro」に、世界でも希少なBREITLING の18金無垢ナビタイマー Ref.806が入荷。
PRINCIPE PRIVE - Epoca d'Oroにて販売開始

1950年代〜90年代のヴィンテージ時計を独自の審美眼でセレクトし、国内外の時計コレクターやファッショニスタから高い評価を得ている「PRINCIPE PRIVE - Epoca d'Oro」に、世界でも希少な18金無垢ケースのブライトリング ナビタイマーRef.806が入荷いたしました。
ナビタイマーの歴史から紐解くこの時計が持つ歴史を是非お楽しみください。
本モデルは PRINCIPE PRIVE - Epoca d'Oro - 公式サイト にてご購入いただけます。
STORY
1954年、ブライトリングは世界で初めて回転計算尺を備えた腕時計を発表した。
このモデルは、Aircraft Owners and Pilots Association(AOPA) の依頼を受け、1952年に開発されたものであり、ムーブメントには名機 バルジュー72 が搭載され、12時間積算計を備えた本格的なクロノグラフとして誕生した。
当時、このモデルの多くはアメリカ市場向けに販売され、ブライトリングはAOPAの名をマーケティング戦略として活用し、そのネットワークを通じて世界中のパイロットへと広めていった。
1955年、マーク1.3の登場により、初めて「806」というリファレンスナンバーが与えられる。またこの段階で、初めて文字盤に Breitling の名が刻まれるようになった。
その後、ブライトリングの品質の高さを世界に知らしめた ヴィーナス社製キャリバー178 が、マーク2の誕生とともに搭載されていくこととなる。マーク2後期には、アメリカ向け輸出モデルのメーカーコードが BOW から WOG に変更された。このコードは、アメリカ市場で販売を担った代理店ブランド WAKMANN(ワックマン) と共有されることとなり、ブライトリングが当時アメリカ市場に強く注力していたことがうかがえる。
さらに遡ると、1950年にはブライトリングの時計がフランス空軍に正式採用されており、それを契機として 1953年に「765 AVI(アビエーション)」 が誕生した。
1962年には文字盤デザインが大きく変更され、翌 1963年、ナビタイマーはそれまでのオールブラックの3レジスターから、シルバーホワイトのインダイアルへと変更され、視認性が大きく向上した。これが マーク3 の誕生である。この時期をきっかけに、WAKMANN はフランスにも工場を併設するようになる。続く マーク4 では、それまでのビーンズ型の独特なデザインを持つベゼルが変更された。初期には 98個のビーズを持ち、後に94、さらに93へと変更されたが、この世代ではスクエアノッチを持つミルドベゼルへと変更される。このベゼルは 1964年前期のわずかな期間にしか存在しない仕様であり、現在ではプレミアが付くほどの希少なディテールとなっている。
1964年から1967年まで採用されたマーク5の登場とともに、それまで長年ナビタイマーの象徴であった AOPAのウイングロゴは姿を消し、2機のジェット機を配した 「ツインジェット(ツインウイング)」ロゴ が採用されるようになった。これはブライトリングの新たな時代の始まりを象徴するものであり、このロゴは他モデルにも同時に導入されていくこととなる。
そして 1967年、マーク6が登場。
この世代から、それまでのステンレスモデルに加えて ゴールドケースモデル が登場する。金張りのミドルケースにステンレスバックを組み合わせた カップゴールドモデル、さらにごく少数ながら 18金無垢モデル も製造された。またこの頃から、計算尺のスケールには 赤い計算基準点(レッド・キャリキュレートポイント) が加えられ、計算位置がより分かりやすく改良された。さらに 1968年、文字盤の3つのインダイアルは大型化され、現在では 「ビッグアイ」 と呼ばれるデザインへと進化する。
こうしてナビタイマーの創設モデル Ref.806 のストーリーは、1974年にひとつの終幕を迎えることとなる。
BREITLING 18k NAVITIMER 1967s




Ref: NAVITIMER 806
価格 2,860,000円
このモデルは、ナビタイマーの歴史の中でも奇跡的な存在と言える一本である。それは市場にほとんど姿を現さない 18金無垢ナビタイマー Ref.806。
1967年に誕生した マーク6世代 の個体であり、計算尺スケールには レッドのキャリキュレートポイントを備えている。
例えば、外側スケールの 50(5000メートル) を内側の 60(毎秒1メートル=1分60メートル) に合わせる。すると内側スケールの 10 に対して読み取れる数値は 83分 となる。
これは例えば 5000メートルの高度から毎秒1メートルで降下した場合、どれほどの対空可能時間があるのか を瞬時に計算するための機能であり、まさに航空時計としての本質を物語っている。
リューズは交換されており、ラグ部分のストラップホールドには修復跡が見られる。しかしケースは当社にて痩せの出ない範囲で丁寧にポリッシュされており、非常に美しい状態に仕上げられている。
18金無垢ナビタイマー Ref.806。
それは多くのコレクターにとって、人生で最初で最後の出会いとなるかもしれない一本である。
店舗詳細
PRINCIPE PRIVE - Epoca d'Oro - OMOTESANDO
東京都港区北青山3-5-19
営業時間:12:00 - 19:00
PRINCIPE PRIVE - Epoca d'Oro - 公式サイト
PRINCIPE PRIVE - Epoca d'Oroについて
Epoca d’Oro — 黄金時代
PRINCIPE PRIVE – Epoca d’Oro は、時間への深い敬意から生まれました。
それは単なる“時を測るもの”ではなく、受け継がれていく 遺産(レガシー) としての時間です。
私たちは、世界でも最も尊敬されるメゾンが生み出したヴィンテージタイムピースの中から、個性・誠実さ・そして時代を超えて愛されるデザインを備えたものだけを厳選してキュレーションしています。
私たちが紹介する一本一本の時計には、長い年月の中で培われた 職人技、文化、そして歴史 が刻まれています。常に新しさが求められる現代において、私たちが大切にしているのは 「永続する価値」 です。私たちは本物のラグジュアリーは決して声高ではない。それは、時を超えて存在し続けるものだと信じています。
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