プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

株式会社帝国データバンク
会社概要

「マッチングアプリ」台頭で苦戦 結婚相談所の倒産増加、過去最多に 「真剣な出会い」求めるニーズ急増、相談所にも転機 「意欲の高い」利用者の獲得がカギ

「結婚相談所」の倒産・休廃業解散動向

TDB

帝国データバンクは、「結婚相談所」の倒産発生状況について調査・分析を行った。

<調査結果(要旨)>

  1. 「マッチングアプリ」台頭で苦戦 結婚相談所の倒産増加、過去最多に 

  2. 「真剣な出会い」求めるニーズ急増、相談所にも転機 「意欲の高い」利用者の獲得がカギ

集計期間:2024年1月31日まで
集計対象:負債1000万円以上法的整理による倒産、および休廃業・解散となった企業
調査機関:株式会社帝国データバンク


結婚相手を紹介する「結婚相談所」の倒産が相次いで発生している。2023年に発生した結婚相談所の倒産は、合計11件発生した。年間の倒産件数として初めて10件を超え、過去最多を更新した。休廃業・解散となった件数(11件)も過去最多の水準となり、倒産と合わせて年間20を超える結婚相談所が市場からの退出を余儀なくされた。


結婚相談所では近年、少子高齢化や晩婚化など多様なライフスタイルの定着に加え、オンライン上で恋人や結婚相手を探す「マッチング(婚活)アプリ」の定着が大きな脅威となっている。明治安田生命が昨年10月に実施した調査では、1年以内に結婚した夫婦のうち4人に1人が「マッチングアプリ」を利用していた。


結婚相談所でもオンラインで面談の活用や、婚活パーティーなどのリアルイベント企画を積極的に行っているものの、イベントの告知などで多額の広告費が必要な一方、結婚相談所が提供する基本的なサービス内容では他社との差別化がしづらく、入会金や登録料などで価格競争が発生しやすいことも、結婚相談所で倒産が相次いだ要因となっている。

ただ、足元ではアプリ利用者の急増に伴い写真をめぐるトラブルやミスマッチングも多く、身元が保証された会員同士を結ぶ婚活の在り方が再度見直されるなど、結婚相談所を取り巻く環境にも変化の兆しがある。アプリから流出した、結婚意欲が高い利用者のニーズをとらえた「出会いの機会」をどう提供できるかが、結婚相談所ビジネスの今後を左右するとみられる。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
調査レポート
関連リンク
https://www.tdb.co.jp/report/index.html
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社帝国データバンク

119フォロワー

RSS
URL
https://www.tdb.co.jp/index.html
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山2-5-20
電話番号
03-5775-3000
代表者名
後藤 信夫
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
1987年07月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード