作家・大藪春彦氏の業績を記念して創設された「大藪春彦賞」、本年の受賞作家と作品が決定!
作家・大藪春彦氏の業績を記念し、その物語世界を引き継ぐ新進気鋭の作家および作品に贈られる「大藪春彦賞」の選考会が、2025年1月24日(金)午後5時より東京・新橋の第一ホテル東京にて開かれ、第27回大藪春彦賞の受賞作家と作品を選定しました。
選考委員は、大沢在昌、黒川博行、東山彰良の三氏。
受賞者には、大藪春彦賞選考委員会と後援の徳間書店から正賞(顕彰牌・賞状)および副賞300万円が贈られます。贈賞式は3月上旬に執り行い、同時に昨年10月30日に決定した第8回大藪春彦新人賞(受賞者:伽村 あきら氏、受賞作:檻の中のワルキューレ)の贈賞式も行います。
受 賞 者 武川 佑 氏
受賞作品 円かなる大地
(講談社・2024年9月刊)
■武川 佑(たけかわ・ゆう)氏のプロフィール
※年齢は選考日現在
1981年生まれ、43歳、神奈川県出身。
立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)修了。書店員、専門紙記者を経て、2016年「鬼惑い」で第1回決戦!小説大賞奨励賞を受賞。甲斐武田氏を描いた書き下ろし長編『虎の牙』でデビュー、同作で第7回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。2021年『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で、第10回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。近著は『真田の具足師』『かすてぼうろ 越前台所衆 於くらの覚書』。
2025年1月24日
主催:大藪春彦賞選考委員会
後援:株式会社徳間書店
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