Far Yeast Brewingが「Far Yeast Grapevine 2023」を発売
~持続可能なワイン造りを目指す「シャトー・メルシャン」の摘房ブドウを利用したアップサイクルの協業取り組み~
コール勝沼株式会社(代表取締役 吉田弥三郎)は、Far Yeast Brewing 株式会社(代表取締役社長 山田司朗 以下Far Yeast Brewing)に「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリ「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」の摘房ブドウ600kgを提供します。両社のコラボレーションにより誕生する「Far Yeast Grapevine 2023(ファーイースト グレープバイン2023)」が、11月7日(火)よりFar Yeast Brewing公式Web Storeで数量限定販売、11月8日(水)より全国のビアバー、飲食店、酒販店で発売されます。
「Far Yeast Grapevine」は、日本発のオリジナリティあふれるビールを世界中に発信しているクラフトビールメーカーFar Yeast Brewingが、2020年7月から行っている「山梨応援プロジェクト」により誕生した商品です。地元の生産者や事業者と協業して山梨県を盛り上げることを目的とし、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」のブドウ畑で摘房によりワインにせず畑に還元するブドウを原料にアップサイクルした商品「Far Yeast Grapevine 2021」を2021年に発売しました。「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」は今年も「山梨応援プロジェクト」に参画し、摘房した白ワイン品種「甲州」と赤ワイン品種「シラー」を提供し、Far Yeast Brewingと協業して農産物アップサイクルの取り組みを行います。
キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」を策定し、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※1先進企業となる」ことを目指して「酒類メーカーとしての責任」を前提に、「健康」「コミュニティ」「環境」の社会課題の解決に重点的に取り組んでいます。当社は「山梨応援プロジェクト」への参画を通じて、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」の産地である山梨県の食品ロス削減に貢献するとともに、持続可能なワイン造りを目指し、ワイン市場のさらなる活性化を図ります。
※1 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造
Far Yeast Brewingについて
“Democratizing bee”‐「産業化によって画一的な大量生産商品になってしまったビールの多様性と豊かさをもう一度取り戻す」というミッションのもと、和の馨るエール「馨和 KAGUA」、東京Tokyoをテーマにした 「Far Yeast」、イノベーティブなビール造りに挑戦する「Off Trail」という3つのクラフトビールブランドを展開し、個性あふれるビールを世界へ向け発信しています。
山梨応援プロジェクトについて
「山梨応援プロジェクト」は、県産の生産物を使った製品造りを通して地域の産業の活性化を図りたいという思いから2020年7月にスタートしました。同年10月にはFar Yeast Brewingの本社機能を東京都渋谷区から醸造所を構える山梨県・小菅村に移転し、県内の生産者や事業者との連携をさらに強化し、これまでに桃やブドウ、醸造所のある小菅村の梅など、県内の産物を活用した商品を醸造し、山梨の魅力を全国に発信しています。
「Far Yeast Grapevine 2023」について
「Far Yeast Grapevine」は、「山梨応援プロジェクト」より、山梨のブドウを使った限定商品として、毎年ビアスタイルを変えて発売しています。ワイン用のブドウの栽培では、果実ひとつひとつに栄養が行き渡り凝縮感のある美味しいブドウが育つよう、栽培の過程で房を間引く摘房という作業を行います。摘房したブドウは糖度が低くワイン醸造には適しませんが、ビールや発泡酒にするには十分な糖度があります。「Far Yeast Grapevine 2023」は「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」の摘房したブドウを活用することで、食品ロス削減と香り豊かな商品への再生を実現しています。今年は山梨ならではの白ワイン品種「甲州」と、赤ワイン品種「シラー」の2種類のブドウを計600kg使用し、3000Lの製品を醸造しました。
香気成分チオールがしっかり生かされた芳香が魅力です。ネルソンソーヴィンホップによる白ブドウのようなアロマと、摘房ブドウの青々しさの残るフレーバーが感じられ、不思議な味わいが楽しめます。
「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー 秋の勝沼マルシェ」にて先行開栓
2023年11月4日(土)、5日(日)に「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」で開催する「秋の勝沼マルシェ」では「Far Yeast Grapevine 2023」が先行開栓されます。
https://club.chateaumercian.com/article/fun/wineryreport/1087/
「Far Yeast Grapevine 2023」 商品情報
販売開始日 :11月7日(火)
販売先 :Far Yeast Brewing公式Web Store https://faryeast.stores.jp/
全国のビアバー、飲食店、酒販店
希望小売価格 :オープン価格
原材料 : 麦芽(外国製造)、ぶどう(山梨県甲州市産)、オーツ麦、ホップ
アルコール度 :6.5%
IBU :20
スタイル :Juicy IPA
品目 :発泡酒(麦芽使用率:50%以上)
醸造所 :Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様 :350ml缶、15L樽
<Far Yeast Brewing 株式会社プレスリリース>
間引かれたワイン用ぶどうをアップサイクルシャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーとの取り組み
『Far Yeast Grapevine 2023』11月7日(火)限定発売
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