法改正でさらに便利に！　50代からでも遅くない！　「積立王子」と「年金のプロ」が老後の資産形成に欠かせないiDeCoとつみたてNISAのポイントをわかりやすく解説

株式会社扶桑社

2021年11月30日 11時00分

人生100年時代が到来する一方で「老後2000万円問題」が噴出し、近い将来のお金にまつわる不安は募るばかり……。そんななか、「誰でも、いつからでも始められて、老後資金を着実に増やすお得な投資」として注目されているのがiDeCoとつみたてNISAです。

少額からスタートできて非課税メリットも豊富なこの制度。2022年の法改正で、iDeCoはさらにお得で便利に変わります。
ところが、「老後の生活設計は考えない」という人や「iDeCoやつみたてNISAに興味はあってもやらない」という人がたくさんいます。

そんな方におすすめなのが、12月2日(木)に発売される『今すぐできる! iDeCoとつみたてNISA超入門』(扶桑社刊)。本書では、セゾン投信株式会社代表取締役会長CEOで「積立王子」の愛称で知られる中野晴啓さんとファイナンシャル・プランナー、社会保険労務士で「年金のプロ」として知られる井戸美枝さんが、iDeCoとつみたてNISAの仕組みと運用術をわかりやすく解説。本書を読めば、この2つが「今すぐ」始められます。

みんなが老後に不安を感じている

6割近くが「老後の生活設計について」不安や悩みを感じている

内閣府の「国民生活に関する世論調査」（2019年）によると、日々の暮らしや生活の悩みの中身で最も多いのが「老後の生活設計について」で、56.7％（2019年）に上ります。「今後の収入や資産について」をあげる人も4割超います(上図参照)。

なぜ、老後の生活設計に不安や悩みを感じるのかといえば、「お金がない」からではないでしょうか。金融広報中央委員会の調査では、高齢者の約2割が金融資産、つまりお金を持っていません (下図参照)。

高齢者の2割近くが金融資産を持っていない一方で、3000万円以上ある人も約2割いる

預貯金だけで老後資金を作るのは難しい

将来に備えて、毎月しっかり貯金するという方法もあります。しかし、仮に毎月10万円ずつ貯めても、預金金利が0.01％ならば、10年後の貯蓄額は1200万5952円。税引前でも、たったの5952円しか増えません。そのうえ、将来に備える資産が預貯金だけだと、インフレが起きたときに、物価の上昇によって実質的に資産が目減りする可能性があります。

問題を解決する方法は、インフレに負けない資産を持つことです。そのためには、本書で解説するiDeCoとつみたてNISAを利用し、税制優遇メリットを享受しながら、世界中の株式や債券などに分散投資する投資信託で積み立てることが最善です。

iDeCoとつみたてNISAのことが一冊でわかる！

『今すぐできる! iDeCoとつみたてNISA超入門』ではiDeCoとつみたてNISAについて
基礎から説明しています。

また2022年の法改正でiDeCoがどのように変わるのか、改正点を「3つのポイント」に絞ってご紹介。

さらに「『長期･積立･国際分散』投資が有効なわけ」と題して、誰でも、簡単に、しかも失敗する可能性が少ない資産運用をどうやって行えばいいのか、といったポイントも解説しています。

「投資に興味はあるけど怖くて始められない」という方こそ、ぜひ本書を読んでリスクの少ない投資を始めましょう！

【目次】
●第1章　取るべき対策を理解しようク
●第2章　今から準備する老後資金のつくり方
●第3章　大きく変わるiDeCoを先取り
●第4章　iDeCoとつみたてNISAのすごい節税効果
●第5章　「長期・積立・国際分散」投資が有効なわけ
●第6章　ここが知りたい！「Q&A」と「体験談」

監修者プロフィール

中野晴啓（なかの･はるひろ）
セゾン投信株式会社代表取締役会長CEO。セゾン文化財団理事、投資信託協会副会長などを務める。セミナーは人気で「積立王子」という愛称で知られる。
『個人型確定拠出年金iDeCoで選ぶべきこの7本！』(ビジネス社)、『普通の会社員が一生安心して過ごすためのお金の増やし方』（SBクリエイティブ）、『つみたてNISAはこの8本から選びなさい』（ダイヤモンド社）、『いま選ぶべきアクティブ投信この８本！』（日本実業出版社）など著書多数。

井戸美枝（いど･みえ）
CFP®、社会保険労務士。講演や執筆、テレビ、ラジオ出演などを通じ、生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障を専門とする。2021年3月まで社会保障審議会企業年金個人年金部会委員。同年4月からは国民年金基金連合会理事（非常勤）を務める。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに数々の雑誌や新聞に連載を持つ。
近著に『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください！』（日経BP社）、『残念な介護　楽になる介護』（日経プレミアシリーズ）、『私がお金で困らないためには今から何をすればいいですか？』（日本実業出版社）などがある。