第1回「JR東日本 地域共創アワード」最優秀賞・優秀賞の決定について
○JR東日本では、グループ経営ビジョン「変革2027」で掲げる「JR東日本グループだからこそできる『地方創生』の推進」の実現に向け、グループ資源を最大限活用しながら、地域の皆さまとともに持続可能な地域づくりを進めています。 ○このたびJR東日本グループとともに地域づくりを進める地域の個人・団体を表彰し、その取り組みを広く発信することで、東日本エリアの地域共創を促進することを目的に、「JR東日本 地域共創アワード」を創設しました。選考の結果、第1回の最優秀賞・優秀賞を決定しましたので、お知らせいたします。 |
1.JR東日本 地域共創アワードについて
(1)目的
JR東日本グループと持続可能な地域づくりを進める個人・団体の優れた取り組みを年1回の頻度で表彰するとともに、その取り組みの発信を通じて、東日本エリアの地域共創を促進していきます。
(2)表彰対象
JR東日本グループと連携し、持続可能な地域づくりに向けた取り組みを行った地域の個人・団体を表彰の対象とします。
(3)表彰内容
最優秀賞および優秀賞
(4)選考委員
越智 良典(東洋大学 国際観光学部 国際観光学科 客員教授)
最明 仁(公益社団法人 日本観光振興協会 理事長)
佐藤 大介(株式会社 刀 エグゼクティブ・ディレクター)
豊川 茅(トヨカワイラスト研究室 イラストレーター) ※敬称略、五十音順
喜㔟 陽一(東日本旅客鉄道株式会社 代表取締役社長・マーケティング本部長)
(5)地域共創ホームページ
本アワードの最優秀賞については、JR東日本の宣伝媒体を通じ広く紹介していくとともに、最優秀賞、優秀賞の取り組み詳細や、表彰式当日の様子等は、下記HPにて公開を予定しています。
<JR東日本グループの地域共創HP>
https://www.jreast.co.jp/co-creation/index.html
2.第1回 JR東日本 地域共創アワード受賞者
最優秀賞 弘前市(青森県)
『持続可能なりんご産業発展に向けた取り組み』
弘前市の基幹産業である「りんご」は、高齢化や担い手の減少により、労働力の不足が大きな課題となっています。将来にわたって持続可能な産業とするため、様々なイノベーション戦略に取り組む中で、1日農業バイトアプリ「daywork」を活用し、人手のピークとなるりんごの収穫期にJR東日本の社員が副業やボランティアにて農作業を支援することで、労働力を確保する取り組みを実現しました。また、弘前駅展示スペースを活用し、市内販売事業者のりんご商品や、りんご産業に関わるSDGsの取り組みを幅広く発信しています。
優秀賞 Stella、一般社団法人Sail on Japan(秋田県横手市)
『地元高校生の新たなチャレンジ!
横手駅に高校生ジェラート店「Stella」がオープン!』
横手駅の未利用スペースを活用し、地元高校生がジェラート店をオープン。一般社団法人Sail on Japanによる支援のもと、地元食材や自ら生産した野菜・果物を使ったジェラートの企画、製造、販売に挑戦しました。高校生のパワーで地域を元気にしていくとともに、実践的な事業体験を通じて地元の魅力を再発見することで、地元への就業の促進や定着化を図っています。
優秀賞 利府町(宮城県)
『知られざる新幹線の魅力を体験!
利府町×新幹線総合車両センター特別公開ツアー』
利府町に所在する「新幹線総合車両センター」の特別公開と地元の観光資源を組み合わせ、台湾からの訪日客向け高付加価値ツアーを実施しました。観光庁の観光再始動事業の一環として、地域ならではの素材を体験コンテンツとして磨き上げるとともに、本ツアーの開催を通じて、今後利府町内の関係者がインバウンドのお客さまを持続的に受け入れられる体制を構築しています。
優秀賞 高畠町(山形県)
『地域(自治体)と連携した伴走型の海外事業モデル』
JR東日本台湾事業開発とともに、ワインや日本酒といった「地産品の輸出」と実際に来訪する「インバウンド招致」を融合させた3ヵ年計画を策定しました。ホテル メトロポリタンプレミア 台北での食材提供やイベントの開催、オンラインツアーの実施などを通じて、「知る」→「来る・認めてもらう」→「好きになる・応援される」といった海外に向けた段階的なプロモーション戦略の事業モデルを構築しています。
優秀賞 一般社団法人Reborn-Art Festival(宮城県石巻市)
『JR石巻駅構内への「Reborn-Art STAND」出店』
食べにくい、小さい、なじみがないなど様々な理由で市場に流通できず、「未利用魚」「低利用魚」とされる地元石巻の食材や部位をおでんの具材・だしとして利用し、牡鹿半島で害獣被害を引き起こす鹿をタコスの具材として使用した、「Reborn-Art STAND」を石巻駅構内にオープン。「食べること」を通じて食材が持つストーリーやその背景にある地域と食をつなぐ課題を掘り起こし、海や山の恵みを循環させた、持続可能な食の提供を目指しています。
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