横浜市新型コロナウイルス感染症対策　～第６波に向けた対策について～

横浜市

2021年11月29日 11時42分

　新型コロナウイルス感染症の“第６波”への備えとして、感染者を増やさないために３回目のワクチン接種の実施に向けた準備や、感染者の増加にも早期に対応できるように更なる医療提供体制の拡充を進めています。
　横浜市は、市民の皆様の命と暮らしを守るべく、引き続き最優先課題である「新型コロナウイルス感染症対策」に全力で取り組みます。

【横浜市新型コロナウィルス感染症対策】
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/info_202111_01.html

１新型コロナウイルスワクチン３回目接種（追加接種）＜11 月 25 日現在の情報に基づく＞
(1) 接種対象者
　２回目接種完了から原則８か月以上経過した、横浜市に住民登録のある 18 歳以上の方

(2) スケジュール

(3) 高齢者施設での接種
　高齢者施設においてクラスターが発生しており、第６波への対策が必要です。
　今後のクラスター抑止のため、高齢者施設の入所者及び従事者については、早期に３回目接種を進められるよう検討しています。

(4) 接種場所
　市内医療機関で接種が可能です。約 1,900 か所で接種ができるよう準備を進めています。接種回数は約 13 万回／週を想定しています。
　また、集団接種会場も９～13 か所程度設置する予定です。高齢者接種がピークを迎える令和４年３月以降に設置を予定しています（具体的な設置箇所や規模等は調整中）。接種回数は約４万回／週を想定しています。

(5) 予約について
　接種は事前予約制です。
ア予約方法
　１・２回目と同様に、市での予約受付と医療機関での予約受付を行います。市での予約受付は、市の予約専用ウェブサイトと予約センター（電話）の２つの方法です。３回目接種の接種券が届いた方から予約可能です。
　詳細は、広報よこはま、市ウェブサイトでお知らせするとともに、個別通知に同封する接種案内チラシをご覧ください。

イ予約に関する改善点
　接種希望者がスムーズに予約いただけるよう準備を進めています。
【改善点①】
　予約枠を探しやすくするため、いつでも簡単に接種場所と医療機関の空き情報をウェブ検索できるようにします。
【改善点②】
　予約をとりやすくするため、市で予約受付を行う予約枠を増やします。また、各区役所の相談員を増員し、代行予約を実施します。

※３回目接種に関する計画は、国の方針等に基づいたものです。今後国の方針等に変更があった場合　　には、適宜計画を見直していきます。
※今後、計画の検討状況は順次お知らせしていきます。
※今回お知らせした内容は、本市の需要に見合ったワクチン供給を受けることを前提とした計画です。ワクチン供給の状況により、変更となる可能性があります。
※３回目接種の計画については、関連する予算の成立を前提としています。

２ゲノム解析の体制整備
(1) 目的
　国からの要請※に基づき、新たな変異株の発生や変異株の発生動向の監視体制を強化することで、新たな変異株の早期把握による拡散防止のための取組強化や変異株のワクチン効力への影響の有無の確認に寄与します。

　※新たな変異株の発生や変異株の動向を監視するため、全ゲノム解析について、地域に偏りがないよう全国的に実施するよう要請。

(2) 実施方法
　横浜市立大学と連携し、次世代シーケンサーを用いてウイルス検体の遺伝子の塩基配列解析を行います。

(3) 開始時期
　令和４年１月から
　※関連する予算の成立を前提としています。

３医療提供体制の強化
(1) コロナ専門病院の開設
　令和３年 12 月１日、コロナ専門病院を開設し、自宅療養者（軽症・中等症Ⅰ）のうち BMI30 以上などハイリスクな方を対象に、入院による専門的な早期治療（抗体カクテル療法、レムデシビルによる治療など）を行い、重症化を防ぎます。

(2) 陽性患者用病床数の拡充
　第５波のピーク時から２割増となる 826 床の陽性患者用病床を確保します。

４自宅療養者への支援
　保健所の健康観察により、医師の診察が必要と判断された自宅療養者に対し、よりきめ細かに対応するため全市において訪問等による診療を行う仕組みを創設します。
　※関連する予算の成立を前提としています。

５お問い合わせ先
【新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター】
電話：0120-045-070　おかけ間違いにご注意ください
ファクス：050-3588-7191　耳の不自由な方のお問合せ用