シリア・アレッポ東部:子ども数百人が退避できず【プレスリリース】
ユニセフ、命を守る緊急退避活動の許可求める
シリアのアレッポ東部から、子どもを含む民間人が多数退避したものの、いまだ多くの子どもたちが取り残されている状況を受け、ユニセフ(国連児童基金)事務局長アンソニー・レークは以下の声明を発表しました。
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アレッポ東部では、この24時間に、2,700人以上の子どもが退避することができました。その中には、病気や怪我をしている子どもや親と離れ離れになった子どもも含まれていました。
しかし、アレッポ東部では、依然として、孤児などの弱い立場にある子どもたち数百人が取り残されています。我々は彼らの安否を深く憂慮しています。この子どもたちは、緊急に退避できなければ、命を落とすこともあるのです。
ユニセフはパートナー団体と協力し、子どもたちを安全な場所に退避させる輸送手段とチームを待機させています。我々は、すべての紛争当事者に対して、我々が安全かつ迅速に退避活動を実行するための許可を求めます。
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■ 本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。本信の原文は、https://www.unicef.org/media/media_94194.html からご覧いただけます。
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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■ 日本ユニセフ協会について公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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