ぴあ映画初日満足度ランキング発表！第１位は『タクシー運転手 ～約束は海を越えて～』

国内最大級の映画情報サイト・ぴあ映画生活（ぴあ株式会社：東京都渋谷区）は、2018年4月20日、21日公開作品の“ぴあ映画初日満足度ランキング”を発表しました。

『タクシー運転手 ～約束は海を越えて～』　(C)2017 SHOWBOX AND THE LAMP. ALL RIGHTS RESERVED.

第1位は、実在の人物をモチーフに、韓国現代史最大の悲劇とも言われる光州事件をタクシー運転手とドイツ人記者の視点から描いた『タクシー運転手 ～約束は海を越えて～』。

第2位は、映画『聲の形』の山田尚子監督が、高校の吹奏楽部に所属するふたりの少女の青春を描いた『リズと青い鳥』。第3位は、アーネスト・クラインのSF小説『ゲームウォーズ』を、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した『レディ・プレイヤー1』に決定しました。

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1位『タクシー運転手 ～約束は海を越えて～』94.7点
2位『リズと青い鳥』90.6点
3位『レディ・プレイヤー1』86.7点
4位『ロンドン、人生はじめます』86.0点
5位『いぬやしき』84.1点
6位『アンロック／陰謀のコード』82.2点
7位『シューマンズ バー ブック』81.0点
（4月21日ぴあ調べ）
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観客コメント
1位『タクシー運転手 ～約束は海を越えて～』94.7点
「このようなタクシードライバーが実際にいたんだという驚きがとにかく大きかった。切実に感動した。全てを犠牲にして体を張って頑張る主人公に心動かされた」(60歳・女)
「80年代の韓国の政治的な背景、反発した民衆がとても明瞭に描かれていた。主役のソン・ガンホの演技はもちろんうまいが、全体の構成や演出が素晴らしく、たまに笑いがあるのもグッド」(75歳・女)
「今の日本の情勢と当時の韓国がリンクしていて、今観るべき映画だと思った。悲劇的な事件に第三者である主人公が巻き込まれ、正義感に目覚めるという展開に胸が熱くなった。全身で演技するソン・ガンホの存在が素晴らしい。シリアスな内容にも関わらず、笑いあり感動ありのエンタメ作品になっている」(35歳・男)

2位『リズと青い鳥』90.6点
「映像がきれいで話の流れがしっかりしていた。ふたりの主人公の気持ちがすれ違ってしまった後の練習シーンに感動。人と人との繋がりは何においても重要なことで、応援してくれる人の存在の大切さをより深く感じる映画だと思う」(33歳・女)
「対人関係や友達との関わり合いを描いていて、自分の経験と重なって共感した。アニメなのに実写映画を観ているようだった。現実的であるのに自分は干渉せず、その世界を遠くから見ているような感覚になった」(17歳・男)
「秘められた感情が見え隠れする映画だった。視線や仕草で感情を表現していて、繊細で過剰ではないところが良いと思った。ふたりの関係性が心に残る。絵だけでなく、環境音にもこだわっていて音へのこだわりを感じた」(20歳・男)

3位『レディ・プレイヤー1』86.7点
「スピルバーグの心が詰まった作品だった！ あれ知ってる！懐かしい！お～っ！となる音楽、映画、アニメが出てきてテンションが上がった。VR成長期である“今”だからこそ想像できる世界だったし、純粋なワクワクが止まらなかった。ゲームの裏技を探すのが好きな自分にとって、仮想世界オアシスの攻略はツボだった！」(22歳・男)
「『ペンタゴン・ペーパーズ』に続いてスピルバーグがまたやってくれた！ 洪水のように押し寄せるてくるポップカルチャーに気絶するくらい興奮した！ 特に第二の鍵を取りに行くシーンは、今のCG技術はこんなことも出来るのかと、目玉が飛び出るくらいビックリした！」(25歳・男)
「自分の育った80年代の文化がフィーチャーされているというので観に来た。ヴァン・ヘイレンなどの音楽、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などの映画やゲームなど文化が詰まっていて楽しめた。日本の文化にも敬意が払われていて、ガンダムの活躍シーンは最高だった」(45歳・男)

※ぴあ映画初日満足度調査とは
ぴあ(株)が公開初日に映画館で出口調査を実施し、 観客へのアンケート調査をもとに独自で集計した満足度をランキング形式で発表するもの。 
ぴあ映画初日満足度ランキング
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ぴあ映画生活
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■添付画像／クレジット
『タクシー運転手 ～約束は海を越えて～』
(C)2017 SHOWBOX AND THE LAMP. ALL RIGHTS RESERVED.