村田沙耶香さん『コンビニ人間』が全世界250万部突破!
【NHK「おはよう日本」が世界の熱狂を紹介】44の国と地域で翻訳決定
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:飯窪成幸)が発行する、村田沙耶香さん『コンビニ人間』(文春文庫)が、世界累計250万部を突破しました。44の国と地域で翻訳が決定しており、日本国内では195万部超、イギリスでも40万部超の大ベストセラーになっています。(2025年12月時点)

◼︎書籍内容紹介
36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる——。
「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。
ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。
「普通」とは何か?
世間のものさしに少しでも違和感を感じたことのある
あなたのための物語

◼︎2018年に英語版が刊行、世界各国でベストセラーに!
村田沙耶香さんによる芥川賞受賞作『コンビニ人間』は、英語版〈Convenience Store Woman〉が2018年に刊行されると、英国の新聞〈ガーディアン〉、米国の新聞〈ニューヨーク・タイムズ〉、米国の雑誌〈ニューヨーカー〉など、大手メディアに次々と書評が掲載。〈ニューヨーカー〉誌では「ベストブック2018」にも選出され、きわめて高い評価を得ました。現地では読書会などもさかんに行われ、世界中で読み継がれるロングセラー小説となっています。
◼︎NHK「おはよう日本」が世界の熱狂を紹介!(11/4放送)
さらに、王谷晶さん『ババヤガの夜』の英ダガー賞受賞、柚木麻子さん『BUTTER』の英国を中心とした世界的大ヒットなど昨今の流れを受け、NHKの朝のニュース番組「おはよう日本」(2025年11月4日放送)で特集「世界が注目! 日本の女性作家たち」が約7分半にわたって放送されました。
「出版関係者が"世界での日本文学ブーム"の火付け役とする作品」として『コンビニ人間』が取り上げられ、英国の読者の生の声や、村田沙耶香さんが英国の伝統ある文学イベント・チェルトナム文学祭(2025年10月)で講演・サイン会を行う様子などが紹介され、大反響となりました。
◼︎全国の書店に、新デザインの帯が登場!

『コンビニ人間』推薦コメント(読売新聞11/8朝刊広告掲載のロングバージョン )
・朝井リョウさん(作家)
本書を境に、日本の現代小説は変容したように思う。少なくとも私は、小説に投げ込める感情の種類が明らかに増えた。言葉を収める容器の底が、すこんと抜けてくれたのだ。
・柚木麻子さん(作家 『BUTTER』が世界的大ヒット!)
村田沙耶香さんがヨーロッパにおけるクールなアジア系女性の作家イメージをつくってくれた。

◼︎書誌情報
書 名:『コンビニ人間』
著 者:村田沙耶香
定 価:693円(税込)
ページ数:176頁
ISBN:978-4-16-791130-0
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