Sansan、生成AIの開発力強化を目的とした国家プロジェクト「GENIAC」に2年連続で採択
〜独自のデータ化技術を、最新の生成AIでさらに進化〜

働き方を変えるAXサービスを提供するSansan株式会社は、経済産業省および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進する、国内の基盤モデル開発を支援するプロジェクト「GENIAC」(※1)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/競争力ある生成AI基盤モデルの開発(GENIAC)」公募にて、当社提案の「文書に特化した指示追従能力の高い視覚言語モデルの開発」が採択されたことをお知らせします。
昨年の第3期に続く2年連続の採択となる本事業において、当社は請求書や契約書といった日本語ビジネス文書における複雑な指示へ高精度に対応する、独自の視覚言語モデルの開発に取り組みます。自然言語による多種多様な指示への追従能力を高めることで、さらなるAI技術の研鑽と社会実装を推進し、企業のAI活用を最大化する「働き方を変えるAXサービス」の提供を加速します。
■「GENIAC」採択の背景と当社の取り組み
当社は創業以来、機械学習を用いたAI技術、厳格なデータ化ルール、そして人による品質保証を掛け合わせた独自のデータ化体制を確立し、アナログなビジネス文書を正確にデータ化する技術を磨き続けてきました(※2)。この体制によって高精度にデータ化された情報は、企業独自の事実に基づく「一次情報」として蓄積されていきます。生成AIの社会実装が加速する昨今、こうした一次情報は他社との差別化を図る強力な競争優位性の源泉となります。ビジネスにおけるAIのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、この高品質な一次情報の活用が極めて重要です。当社は、この「ビジネスAI活用におけるデータの重要性」を広く社会に提示するため、本年5月25日より「ビジネスデータが弱ければ、そのビジネスAIは、弱い。」をメッセージに掲げた新TVCMの放映を開始しました(※3)。
この独自のデータ化体制を支える中核技術として、当社は文書画像から必要な項目を抽出するマルチモーダル生成AI「Viola(ヴィオラ)」を独自開発してきました。さらに昨年のGENIAC第3期においては、Violaを進化させ情報の位置(座標)も特定できる拡張モデル「Cello(チェロ)」を開発(※4)。AIが回答の根拠を特定しながら処理を行うことでハルシネーションの抑制に寄与し、より迅速かつ高精度なデータ提供を可能にしています。
これらの開発を経て、日本語ビジネス文書に対し、自然言語による複数かつ複雑な指示へも対応できる文書理解能力の高い次世代モデルの必要性が顕在化。今回の第4期で、ViolaやCelloをさらに発展させた、日本語ビジネス文書に特化した指示追従能力の高い視覚言語モデルの開発を提案するに至りました。
■採択の概要
公募事業名:「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/競争力ある生成AI基盤モデルの開発(GENIAC)」
当社提案名:文書に特化した指示追従能力の高い視覚言語モデルの開発
提案概要:本事業では、GENIAC第3期で開発した社内基盤モデル「Viola」「Cello」の知見を発展させ、請求書や契約書といった日本語ビジネス文書に特化した、複雑な指示への追従能力が高い視覚言語モデルの開発に取り組みます。これにより、日本語ビジネス文書に対する、自然言語で入力される複数かつ複雑な指示への高精度な対応を実現します。加えて、類似したタスクのベンチマークを奈良先端科学技術大学院大学との共同研究を通じて開発し、公開可能な範囲で公開する予定です。本事業で開発したモデルは実証を通じて「Bill One」「Contract One」への組み込みを目指し、バックオフィス業務の抜本的な自動化を推進することで、労働人口減少という社会課題の解決に貢献します。
採択結果公表ページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/CD3_100421.html
※1:GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)
主に生成AIのコア技術である基盤モデルの開発に対する計算資源の提供や、データやAIの利活用に向けた実証調査の支援等を実施するプロジェクト。 今回の公募では、主に計算資源の提供支援を通じて競争力のある生成AI基盤モデルの開発を加速することを目的としており、2024年2月の事業開始から第四期目となります。https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/geniac/index.html
※2:Sansan独自のデータ化オペレーション
https://jp.corp-sansan.com/technology/
※3:Sansan株式会社「Sansan ビジネスAIをテーマとした新TVCMを 5月25日より放映開始」(2026年5月25日発表)https://jp.corp-sansan.com/news/2026/0525_01.html
※4:Sansan株式会社「Sansan、生成AIの社会実装を加速する国家プロジェクト『GENIAC』に採択」(2025年7月16日発表)https://jp.corp-sansan.com/news/2025/0716_02.html
(以上)
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるAXサービスを提供しています。主なサービスとして、ビジネスデータベース「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、経理AXサービス「Bill One」、取引管理サービス「Contract One」、データクオリティマネジメント「Sansan Data Intelligence」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com/
所在地:〒150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:73億50百万円(2026年2月28日時点)
事業内容:働き方を変えるAXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com/
Eight https://8card.net/
Bill One https://bill-one.com/
Contract One https://contract-one.com/
Sansan Data Intelligence https://jp.sansan.com/sansan-data-intelligence/
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