フェルメールの世界をファッションで表現するイベント。伊勢丹新宿店で絵画の世界観を体感しよう

Johannes Vermeer -ART×MOVIE×FASHION-　10月3日（水）～9日（火）伊勢丹新宿店本館3階＝センターパーク/ザ・ステージ＃３

『チューリップ・フィーバー　肖像画に秘めた愛』配給：ファントム・フィルム　提供：ファントム・フィルム、ハピネット　©2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

　上野の森美術館での日本美術展史上最大の「フェルメール展」開催、そしてフェルメールの世界から生まれた物語を題材とする映画『チューリップ・フィーバー　肖像画に秘めた愛』の公開と連動し、伊勢丹新宿店でコラボレーションショップを展開。
“ART×MOVIE×FASHION”をコンセプトに、ファッションを通じて、また絵画の世界観を表現する特別な空間でフェルメールを楽しめる期間限定ショップとなっている。

• ヴィンテージショップ＜EVA＞が表現するフェルメールの世界

EVA

代官山のヴィンテージブティック「EVA fashion art」 ディレクター宮崎聖子氏が、17世紀フェルメールのエッセンスを現代ファッションに落とし込む。
卓越した東京のファッションクリエイターによる、フェルメール展と映画『チューリップ・フィーバー　肖像画に秘めた愛』にインスパイアされた"魅せるファッション"をはじめ、今回だけのスペシャルなアイテムが揃う。

 

• アーティスト＜Takao Inoue＞がチューリップの花を恒久的に閉じ込めた作品を販売

17世紀のオランダで人々が熱を注いだ「チューリップ」は、のちに「チューリップ・バブル」と呼ばれるほど経済への影響が大きく、「世界最古のバブル」とも言われている。
10月6日（土）から放映となる映画『チューリップ・フィーバー　肖像画に秘めた愛』はこの時代の絵画とチューリップをモチーフに、フェルメールの世界から生まれた物語。
人々が熱狂した「チューリップ」を＜Takao Inoue＞が生きたままアクリルへ閉じ込め、作品へ昇華。
未公開作品の展示も行う。

＜Takao Inoue＞￥41,040

その他にも、「フェルメール展」オリジナルグッズを先行販売。
シンプルモダンなロゴが入ったマグカップからスマートフォンケース、フェルメールの作品「牛乳を注ぐ女」をモチーフにした公式キャラクター「ミルクさん」のマスキングテープやステッカーなど、バリエーション豊富に揃う。
また、今回のコラボレーションショップを手掛ける伊勢丹新宿店のセレクトショップ＜ReStyle（リ・スタイル）＞から、チューリップの香りが豊富なフレグランスブランド＜BYREDO＞や、フェルメール作品の「真珠の耳飾りの女」にちなみ、パールアクセサリーのブランド＜sophie bille brahe＞を展開。

上野の森美術館、映画館、そして伊勢丹新宿店で、ぜひフェルメールの世界を堪能してください。
 

• Information

＜フェルメール展＞
◆会期：10月5日（金）～2019年2月3日（日）
　※日時指定入場制
　※休館日　12月13日（木）
◆開館時間：9時30分～20時30分（入場は閉館の30分前まで）
　※開館・閉館の時間が異なる日があります。
◆会場：上野の森美術館
◆公式HP：www.vermeer.jp/

ヨハネス・フェルメール　≪牛乳を注ぐ女≫　1658-1660年頃　アムステルダム国立美術館 Rijksmuseum. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1908

 

オランダ絵画黄金時代の巨匠、ヨハネス・フェルメール(1632-1675)。国内外で不動の人気を誇り、寡作でも知られ、現存する作品はわずか35点とも言われています。今回はそのうち9 点までが東京にやってくる日本美術展史上最大のフェルメール展です。
「牛乳を注ぐ女」「手紙を書く女」「真珠の首飾りの女」「ワイングラス」・・・欧米の主要美術館から特別に貸し出される、日本初公開作を含む傑作の数々が、上野の森美術館の【フェルメール・ルーム】で一堂に会します。


 ＜映画『チューリップ・フィーバー　肖像画に秘めた愛』＞
10月6日（土）より、新宿バルト9、恵比寿ガーデンシネマ他公開
公式HP：http://tulip-movie.com

『チューリップ・フィーバー　肖像画に秘めた愛』配給：ファントム・フィルム　提供：ファントム・フィルム、ハピネット　©2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

　舞台は、スペインから独立し「黄金時代」と呼ばれた17世紀オランダ。人々は、投資や収集に熱をあげており、なかでも“絵画”と“チューリップ”が2大ブームだったという。
希少な品種の球根1個が邸宅1軒分に相当し、世界最古の経済バブルとして知られる「チューリップ・バブル」がピークを迎えていた。
親子のように年の離れた、裕福なコルネリスと結婚したソフィア。
二人の間に燃えるような愛はなかったが、孤児となり修道院で育った彼女にとって、それは初めて味わう豊かで安定した暮らしだった。
夫は優しく特に不満もなかったが、彼が切望する跡継ぎができないことが、唯一の悩みだった。そんななか、夫が夫婦の肖像画を、無名の画家のヤンに依頼する。
キャンバス越しに見つめ合うヤンとソフィアが、恋におちるのに時間はかからなかった。
若く情熱的な画家と、許されない愛を貫きたいと願ったソフィアは、ある計画を思いつく。
しかし、ヤンが二人の未来のために、希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから、思わぬ運命が立ちはだかる──。