約4社に1社が26卒エンジニア採用目標未達見込み、初任給の見直しも進む
新卒エンジニア採用実態調査

「日本を、IT先進国に。」をビジョンに掲げるレバテック株式会社( https://levtech.jp/ ) は、IT人材を採用する企業担当者1000名とIT人材3000名に調査を実施し、「レバテックIT人材白書2026」を作成しました。本リリースでは一部を抜粋し、お知らせいたします。
<調査サマリー>
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新卒エンジニア採用を実施する約4社に1社が、26年卒の採用目標に届かず
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約7割の企業が過去3年以内に「求めるスキルが上昇した」と回答
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約8割が初任給を引き上げ、既存社員の待遇見直しも進行
1. 新卒エンジニア採用を実施する約4社に1社が、26卒の採用目標に届かず
エンジニアを採用する企業のうち、2026年卒の新卒エンジニア採用を「実施している(48.4%)」と回答した企業は約5割となりました。業態別の実施率ではSIerやSESなどのシステム開発関連会社が最も高い割合を示したものの、非IT関連の事業会社*1でも4割を超え、IT業界に限らず新卒エンジニア採用が広がっている実態が明らかになりました。
26年卒エンジニアの採用目標人数の達成度について、「下回った」もしくは「下回る予定」*2と回答した担当者は全体の24.0%でした(2025年11月時点)。昨年の調査*3と同様に、約4社に1社が内定式の時期を過ぎても採用人数の目標に達しておらず、採用難が続いていることが分かります。
*1 製造業、金融、小売など、ITを主事業としない事業会社を指す
*2 下回るもしくは下回る予定の合計:「エントリー目標は上回ったが、採用人数を下回った/下回る見込み(14.3%)」と「エントリー目標・採用人数ともに下回った/下回る見込み(9.7%)」の合計
*3 2025年1月発表「レバテック IT 人材白書 2025」
https://levtech.jp/files/doc/levtech_research_2025.pdf



2. 約7割が3年以内に「求めるスキルが上昇した」と回答
新卒採用を実施する企業の約7割が、選考要素に「プログラミングスキルを含む(73.8%)」と回答しました。また「過去3年以内に、求めるプログラミングスキルが高くなった(77.5%)」と回答した採用担当者も7割を超えています。小中高のプログラミング教育の必修化に加え、AIによる単純作業の自動化が進むことを背景に、より高度なスキルを持つ人材を求める企業が増加していると考えられます。


新卒エンジニア採用における課題については「求めるスキルを持つ人材の不足(51.2%)」が最も多く、「採用コストの増加(37.0%)」「応募者数の不足(36.8%)」「内定辞退率の高さ(30.4%)」が続きます。近年は少子化も影響し企業間の新卒採用競争が激化していることに加え、求められるスキルのレベルが上昇していることが、採用難に繋がっていると考えられます。

3. 約8割が初任給を引き上げ、既存社員の待遇見直しも進行
2026年卒の新卒エンジニアの初任給は、昨年同様「400〜450万円未満(24.2%)」が最多となりました*4。また、「500万円以上」と回答した企業も合わせて2割を超え、高水準の初任給を支給する企業も一定数確認できます。
*4 2025年1月発表「レバテック IT 人材白書 2025」
https://levtech.jp/files/doc/levtech_research_2025.pdf

昨年度から初任給を引き上げた企業は8割を超えています。特に、非IT関連事業会社では約9割に達しており、新卒エンジニアの待遇改善に対する意欲の高さがうかがえます。
さらに、初任給の引き上げにあわせて既存社員の基本給も「引き上げた(77.5%)」と回答した企業は7割以上に達しています。既存社員との処遇が逆転しないように企業全体で見直す動きが進んでいることが分かります。



〈執行役社長泉澤のコメント〉
今回の調査では26卒エンジニア採用において、約4社に1社が目標に届かない見込みであると回答し、昨年度に引き続き苦戦する企業の存在が明らかになりました。企業が求めるスキルレベルは年々上昇傾向にあり、より高度なスキルを持つ人材を求める動きが採用の難しさに拍車をかけていると言えるでしょう。
このような採用難の状況下で、企業は初任給の引き上げを実施し、高水準の初任給を支給する企業も存在します。特にITを主事業としない非IT関連事業会社においても、約9割が初任給を引き上げているという事実は、ITエンジニアを自社で育成・確保しようとする企業の意欲の高まりを示しています。その結果、学生の選択肢が従来のIT企業に留まらず、大きく広がることで、企業間の採用競争はさらに激化し、今後より新卒エンジニアの採用は難しくなっていくことが予想されます。
企業は将来の企業成長を担う新卒エンジニアを採用するために、初任給の見直しにとどまらず、採用手段の多様化、内定者フォロー体制の充実など採用活動における取り組みをより一層強化していく必要があるでしょう。
◆泉澤 匡寛・プロフィール

2017年、レバレジーズ株式会社に入社。新規事業の責任者として、IT特化型就職支援サービス「レバテックルーキー」や、複数サービスを立ち上げ、事業の基盤を築く。
2021年、レバテック ITリクルーティング事業部部長に就任し、事業戦略の立案、採用、業務最適化を推進し、複数ブランドの成長を多角的に牽引。2023年4月にレバテック執行役員に就任し、2025年4月1日付で執行役社長に就任。
<調査概要>
調査年月:2025年11月12日~2025年11月19日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバテック株式会社
実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
企業側調査
有効回答数:1000s
調査対象:企業におけるIT人材採用担当者 1000 名
IT 人材側調査
有効回答数:3000s
調査対象:20 歳~ 59 歳 IT 人材3000 名
レバテック株式会社
レバテック株式会社では、「日本を、IT先進国に。」をビジョンに掲げ、「IT人材と企業を増やし、伸ばし、繋げる」ためのプラットフォームの構築を目指しています。現在は業界最大手のITフリーランス専門エージェント「レバテックフリーランス」ほか、IT人材と企業を支援するための様々なサービスを提供。累計登録者は68万人を超えます。
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Leverages Group( https://leverages.jp/)
代表取締役: 岩槻 知秀
資本金 : 5,000万円
設立 : 2005年4月
事業内容 : 自社メディア事業、人材関連事業、システムエンジニアリング事業、システムコンサルティング事業、M&Aアドバイザリー事業、DX事業、メディカル関連事業、教育関連事業
社会の課題を解決し関係者全員の幸福を追求し続けることをミッションに、インターネットメディア・人材・システムエンジニアリング・M&Aの領域で国や業界をまたいだ問題解決を行なっています。2005年に創業以来、黒字経営を継続し、2024年度は年商1428億を突破しました。各分野のスペシャリストが集うオールインハウスの組織構成と、業界を絞らないポートフォリオ経営で、時代を代表するグローバル企業を目指します。
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