研究力が向上した10年後の大学ビジョンの実現に向けた「NEXT Decennium 研究戦略推進本部」を設置 -「研究力の向上戦略・計画」を全学で推進-
国立大学法人千葉大学(千葉大学長:横手 幸太郎)は、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」において、10年後に「本学の強みや特色ある研究領域において、学び、研究し、イノベーションを創出する場として、国内外の学生や研究者に選ばれる大学」となっていくため、10年間の経営戦略である「研究力の向上戦略」及び同戦略実現に向けた人材や研究基盤等の整備に係る5年間の「研究力向上計画」を提案し、昨年12月に採択されました。
本学は、大学改革そのものと言える幅広い取組が含まれる同戦略及び計画を、「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」により柏の葉キャンパスに整備中の「Biohealth Open Innovation Hub」の活用も進めつつ、効率的・効果的に遂行し、全学への横展開、本学の中長期的な発展に繋げていく必要があります。
そのため、本年度より就任した横手学長のリーダーシップの下で全学的推進体制を構築するため、「NEXT Decennium(注1) 研究戦略推進本部」及び「NEXT Decennium 研究戦略推進会議」を令和6年5月1日に設置します。今後、同本部及び会議を中心に大学ビジョンの実現に向けて取り組んでいきます。
(注1)NEXT Decennium: 「次の10年間」という意味。
【千葉⼤学 提案概要】
“世界に冠たる千葉大学へ”という高い目標に基づく「10年後の大学ビジョン」“強みや特色ある研究領域において、学び、研究し、イノベーションを創出する場として、国内外の学生や研究者に選ばれる大学”の実現に向け、世界的卓越性を追求し、以下の(ⅰ)を重点的に強化するとともに、(ⅰ) (ⅱ)のバイオ×健康領域のイノベーション創出を加速します。次に、それらの取組を横展開し、(ⅲ)、(ⅳ)を強化します。さらに、活動を学内に横展開し、本学全体の中長期的な発展を目指します。
「10年後の大学ビジョン」における強みや特色ある研究領域
(ⅰ) 免疫学・ワクチン学研究 (ⅱ) 予防医学研究 (ⅲ) 地球観測ビッグデータ統合解析研究
(ⅳ) ニュートリノが拓くマルチメッセンジャー天文学研究
主な具体的取組<下記参照>
【地域中核・特色ある研究大学強化促進事業の令和5年度採択大学及び取組内容等】
URL:https://www.jsps.go.jp/j-chukaku/saitakudaigaku.html
■上図の用語解説
情報・DS学府:2024年4月に千葉大学に新設された情報・データサイエンス学府。
NIH CHI:NIH Center for Human Immunology, Inflammation, and Autoimmunity
NIH NCATS:NIH National Center for Advancing Translational Sciences
JST/OPERA:科学技術振興機構/産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- 学校・大学政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード